【救急隊の本音】病院連絡…疲れます!病院連絡の失敗談&病院連絡が上手になる本を紹介!

救急隊員の病院連絡
消防で救急隊配属になった人
消防で救急隊配属になった人

「救急隊になりました。病院連絡をする人は色々ストレスに感じているようだけど、どういったことをストレスに感じているのだろう。」

こんな疑問にお答えします。

本記事の結論

・病院連絡における疲れる原因は”病院スタッフとのやりとり” 

・【悲報】人間相手なので早期解決は無理ゲーです【でもちょっとずつなら変えられる】

・【病院と良好関係を築くためには?】⇒救急隊として病院連絡スキルを伸ばすこと

・【病院連絡を上手になる方法】結論は本&経験から学ぶこと 

わたしは元救急隊員。救急隊員として長く勤め、数々の救急現場をこなしてきました。 

わたしが後輩消防士や消防士(救急隊員)を目指している人へ伝えたいことは別記事でまとめています。

>>【実体験で語る】消防士/救急隊員の仕事内容と生活を徹底解説【あなたの悩みを解決!】

sue-a
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「辞めた今でも救急隊、消防士のために発信活動を続けており、数多くの現役消防士/救急隊を応援しています!」 

今回の記事で”病院連絡は疲れる”と言われる正体を突き止めていきます!

この記事をみれば、

・病院連絡で疲労する原因がハッキリわかるようになる

・変えられない部分と努力して変えられることが明確になって、病院連絡を少し楽に考えることができる

上記のポイントです。

あなたが先輩や上司から受けている病院連絡のイメージが、もし辛いものであるならば、この記事を読むメリットありです。

あなたの病院連絡の未来が変わります!

・病院連絡が上手くなりたい!

・病院連絡で苦しむポイントが知りたい

・”疲れる病院連絡”を理解して疲れを最小限に抑えたい

こういった自分像を目指している人は必見ですよ💡

この記事だけでも十分、病院連絡が上手になる要点を伝えていますので、ぜひ最後まで読んでいただきたいのですが、

過去記事で挙げた

>>救急隊員の病院連絡は”型”を覚えて伝えると楽【I-SBAR-C/MIST活用術】

>>【救急隊員の病院連絡】ファーストコールするためには”過程”が最も大事!わかりやすい病院連絡のため臨床的推論を学習するべき理由

も非常に有益なので、この記事がよかったら、こちらも読んでみてください( `・∀・´)ノ

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病院連絡における疲れる原因は”病院スタッフとのやりとり”

先に結論から伝えると、病院連絡が疲れる原因は病院スタッフとのやりとりです。

なぜなら、病院によって受入体制が違っているからです。

具体的には、下記のような点です。

病院の方針で積極的に受け入れる方向の病院

⇒「脳卒中疑いの傷病者です。右片麻痺を認め、血圧は高値です。既往歴は高血圧で、○○病院(収容依頼している病院とは別病院)かかりつけです。収容いかがでしょうか?」 

「はい、どうぞ。名前と生年月日を送ってください。搬送まで何分くらいですか?」 

ここまで概ね5分かかりません。

公立の基幹病院 受け入れを渋ることが多い病院

⇒「脳卒中疑いの傷病者です。右片麻痺を認め、血圧は高値です。既往歴は高血圧で、○○病院かかりつけです。収容いかがでしょうか?」

「その人の家族は来ているの? かかりつけ病院ではみれないの?」

「今日の脳外(※)の先生、本物じゃないとみないよ。大丈夫?」 ※脳神経外科の略

救急隊員「はー…えーっとですね💦💦 早く搬送したいのにな…。」

sue-a
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「ここでの話はリアルですよ!救急隊をしていて実際にあった話に基づいて伝えています😢」

とはいえ、こんな意見を耳にすることも。 

「そんなの”地域性”だから関係ないのではないですか?」

「しっかり病院連絡について勉強していて自信があるよ。それに、その問題は病院の方の問題でしょ!」

sue-a
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「わかります!そう言いたくなる気持ち…。 わたしもそう思ってやってきましたし、誰しもがそう実感はしています。」

でも、わたしたちの仕事は、”傷病者を迅速に適切な病院へ搬送すること”です。

そこを履き間違えてはいけないです。 はい。偉そうなこと言ってすみません。

ですが、これが現実です! 

ですので、救急隊の病院連絡は、病院スタッフとのやりとりが含まれているため疲れます!

「といっても、全然解決策も提示してくれないし答えになっていないですよ。

救急隊の未来は”お先真っ暗”といっているようなものじゃないですか💦」 

このようなことを言われるのも重々理解しています。

そこでここからは、救急隊として病院と上手くやっていくにはどうしたら良いのかを伝えていこうと思います。

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【悲報】人間相手なので早期解決は無理ゲーです【でもちょっとずつなら変えられる】

上手くやっていく秘訣は”ちょっとずつの歩み寄り”です。 

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「ポイントは”徐々に”ってとこですね!」

理由は、人間関係構築を進めないといけないからです。

もちろん、立場とか関係なしなら、自分の信念を貫くという選択肢もあるでしょう。 

でも、1救急隊員が「横柄な口調や態度で病院連絡してくる」といった噂が流れて困るのは、あなたの上司達なのです。

そこのところまで考えておかないと消防署で勤めていて立場はよくありません💦

そういった前提も踏まえてわたしからの具体的なプランは、

  • ①病院サイドの心情もくみ取る努力をする
  • ②病院連絡スキルを伸ばす

このステップを踏みます。

まず①についての考え方は、「相手の立場にも立ってみましょう」と考えることです。

病院スタッフといえど”考え方の異なる人間の集まった1つの集団”です。

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「その中、各々の立場を考えながら自分の仕事を行っているだけなのです。」

日本救急看護学会雑誌の研究報告で掲載のあった

>>二次救急医療機関で救急隊とのホットライン対応において看護師が感じる困難および対処

という研究報告で看護師が感じるホットライン対応の不満が述べられています。

ここで記載されている内容は、救急隊にだけでなく、医師に対しても語られています。

・救急隊の個人差により、迅速に情報が得られない

・患者受入困難にもかかわらず、再度搬送要求する救急隊の対応に困る

・医師が直接電話で救急隊と話さないことに困る

・医師から対応診療科の違いを言われて困る

・患者の受入判断を医師から尋ねられて困る

・医師の提示した患者受入困難条件を無理とわかりながらも救急隊に伝えるジレンマ

・医師へ伝達するべき情報選択に迷う

・マニュアルにないことへの対応に困る

・対応診療科判断を医師に否定的な対応をされて困る

・救急隊の情報と受入時の患者状態の違いについて医師から指摘される

・積極的患者受入方針である病院と受け入れを断る現状で生じる救急隊の苦情に困る

二次救急医療機関で救急隊とのホットライン対応において看護師が感じる困難および対処

などなど、ここには多く看護師目線で困難と感じることが記載されています。

とはいえ、

「それを知ったところで、救急隊としても不満に感じることはいっぱいだよ!

病院によっては横柄な電話対応するし態度も悪いし…(# ゚Д゚)。」

sue-a
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「わかりますよ。痛いほどに(笑)。

でも、言っていることってほとんど同じじゃないですかね。」

(救急隊の意見※一例)

・横柄な電話対応

・態度が悪い

(ホットライン対応において看護師が感じる困難)

・積極的患者受入方針である病院と受け入れを断る現状で生じる救急隊の苦情に困る (引用:二次救急医療機関で救急隊とのホットライン対応において看護師が感じる困難および対処)

つまり、ホットライン対応する看護師さんも板挟み状態であるのです。

もちろんすべてのホットライン対応の看護師がそうでないとは思いますがね(^^;)

ですので、救急隊の一方通行の意見だけでは解決できないことがあるのは間違いありません。

救急に関わる医療スタッフ皆が皆、歩み寄りしていくことが大切です!

本ブログの別記事では、病院連絡を長年してきた(見てきた)中で、医師に怒られないためのチェックリストを公開しています。

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結局、医師や看護師など病院スタッフも、わたし達救急隊も”人”です。

言葉には出さないことを態度で表してしまっているケースも非常に多いです!

苦労した経験を経た結果をブログにしています。

>>【救急隊員のための病院連絡】病院連絡で学んだ医師に怒られないチェックリストを解説

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【病院と良好関係を築くためには?】⇒救急隊として病院連絡スキルを伸ばすこと

②についての考え方は、「純粋に救急隊のレベルを上げる」ことです。

つまり病院連絡スキルを向上させることができます。

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「救急隊として病院連絡スキルを伸ばすことで”連絡スキルの高い救急隊員”にはなれるということです!」

これは、つまるところ病院と良好関係を築くためにも有効です。

なぜかというと、先ほどのホットライン対応において看護師が感じる困難で解説したように、

・救急隊の個人差により、迅速に情報が得られない

二次救急医療機関で救急隊とのホットライン対応において看護師が感じる困難および対処

と困難に感じていたことで挙げていました。

ということは、自分のスキルを向上することで、看護師(医療スタッフ)へ病院受入に関して必要な情報を送ることができるようになります。

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「実際に、わたしも最初のうちは”的をえない病院連絡”になっていました。

その当時は、適切な学習プログラムもなかったので、経験の中で学んでいました。」

では現在は実際にどうなのかということについて現役消防士(救急救命士)の息子にインタビューしました。

「病院連絡の現況について話します。

昔の話では、”病院連絡を学ぶ本や外部研修などもほとんどなかったと父から聞きました。

現在では、シミュレーション学習を行う団体や、病院連絡を学ぶテキストがたくさん出版されるようになってきています。

YouTubeなどでも救急活動の流れの中で、”病院連絡”を学ぶこともできますし、”学ぶ場”は昔と比べて段違いに増えています!」

とはいえ、

「待ってください!

傷病者が浮浪者で、病院でもブラックになっている人を泣く泣く頼み込むようなケースだってありますよね。

それは救急隊の責任ではないと思います(´;ω;`)ウッ…」

※この辺の救急隊のリアル現場を知るのには、こちらのブログがおすすめです!

   ⇩

>>救急救命士の現実

生々しさが「救急隊のリアルだわー」と感心してしまいます。

特にカテゴリーの”溜息の現場”では深くうなずいてしまいました

本ブログの別記事 >>【救急隊員のための病院連絡】病院連絡で学んだ医師に怒られないチェックリストを解説 でも救急隊のリアルな病院連絡を知ることができます!

話は戻ります。

上記の意見については、わたしもそう思います。要はケースバイケースです。

そこは他責思考でいいです。自分でコントロールできない部分です。

そこまで考えたら病んでしまいますよね。

解決策を1つ挙げると、

「こんな人に当たっちゃったんだよね~。」のようなラフな感じでいいので同僚や、救命士の友人に話してみましょう!

おそらくほとんどの人が「それは仕方ないよ。」と共感してくれるはず!

5人に聞いて3人以上が同じようにフォローしてくれるのであれば、本当にどうしようもない人だったってことにして消化すれば大丈夫です‼

ですので、今は学ぶ場はたくさんあるので、自分の病院連絡スキルを伸ばして、看護師さんも医者へ伝えやすい病院連絡ができるようになりましょう!

【病院連絡を上手になる方法】結論は本ブログ&本&経験から学ぶこと

それでは、どういった”学びの場”があるのか確かめていきましょう。

結論は、

・”病院連絡の型”を本ブログの別記事で学ぶ>>別記事はこちら

・本を利用して学ぶ>>おすすめ本はこちら

・外部勉強会(救急活動シミュレーション学習)で学ぶ

です。

※新型コロナの影響で現在、わたしのおすすめする救急活動シミュレーション学習は休止しています。

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「上記3つを上手に学ぶことで、あなたの将来は”連絡スキルの高い救急隊員”として看護師さんにイメージ付けられます!」

「それじゃあ、どれから学べばいいの?」

はい!最初はそういうところを疑問に思いますよね。

最初は無料で学べる本ブログ

>>救急隊員の病院連絡は”型”を覚えて伝えると楽【I-SBAR-C/MIST活用術】

>>【救急隊員の病院連絡】ファーストコールするためには”過程”が最も大事!わかりやすい病院連絡のため臨床的推論を学習するべき理由

で学ぶので十分です。

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「まず、基礎的な知識の部分は、本ブログを活用し、網羅的に無料で学ぶことはできますので安心してください!」

上記2記事では、わたしが学んできた”病院連絡ツールの使い方”を記事にまとめています。

具体的な部分に触れると、

・“I-SBAR-C&MIST”の病院連絡ツール活用術をマスターすること

この2つの病院連絡ツールを活用して病態を掴んでいきます。

その次のステップとして、

・本を利用して学ぶ 

・外部勉強会(救急活動シミュレーション学習)

で学びを深め、アウトプットしていくことが大切です!

おすすめの救急隊の病院連絡が上手になる本、外部勉強会(救急活動シミュレーション学習)は下記です。

☆おすすめ病院連絡が上手になる本

☆おすすめ外部勉強会

>>救急活動シミュレーション学習

とはいえ、

「そんな簡単にすぐ上手く病院連絡できるようになるの?」

こういった思いは拭いきれないという方もいるかもしれません。

わたしも最初は上手く病院連絡できませんでした。

とにかく緊張して声が震えたことも…💦

でも、病院連絡を上手くできるようにするために、

・勤務の前日はイメトレする

・失敗したことはメモしておいて、同じ失敗はしないようにする

こんなことを繰り返していました。

今なら、

  • 本ブログで体系を学ぶ(無料)

    ⇩  

  • 救急隊の病院連絡が上手になる本で深ぼり

    ⇩  

  • 外部勉強会(救急活動シミュレーション学習がおすすめ)

これが現代版の学習方法ですね!

ポイントは、短期間で終わらさないで長期的に学習することです。

というわけで、この3つのステップで学びを深めていきましょう!

まとめ:病院連絡は疲れます…【解決策提示】病院側の気持ちを知る&病院連絡をしっかり学ぶ!

今回の記事では、病院連絡は疲れるけど、上手に病院連絡を付き合っていく手段と手順を解説しました。

基本的なことは下記の通りで、

  • 病院と関係を構築することが一番大切
  • でも、自分でコントロールできないことが多い
  • だからこそ、自分ができることをやる!
  • やることは病院スタッフの心情をくむようにする(努力する)
  • 純粋に病院連絡を学んで”連絡上手な救急隊員”を目指そう! 

そのための手段&手順として、

・本ブログで学ぶ

・病院連絡を上手になる本で学ぶ

・アウトプットするために外部勉強会へ参加

上記を紹介してきました。

sue-a
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「苦労する病院連絡を自分でしっかりと学ぶことで自信がついて、あなたが乗る救急活動の未来が変わってきます!

今回は以上です。

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