
「消防士になるのが夢です。消防士になるために何をやればいいのでしょうか?教えて下さい。」
こんな疑問を解決します。
わたしは消防士として、長く勤めてきました。消防士を目指している人はさまざまな不安を感じているかと思います。
- 消防士になれるのか…
- 漠然とした不安を感じている
- 消防士に興味はある。けど、なにをしたらいいのかわからない
こういった悩みをわたしも抱いて過ごしていました。
30代、現役消防士(救急救命士)の息子も同様の話をしていました。つまり、この感情は誰もが通ってきた道だと思います。
ですので、その気持ちに寄り添った記事を今回は書きます。
この記事をみれば、
- 消防士向きの性格ってどういう人なの?
- 消防士になるための具体的な手順と対策方法は?
- 女性消防士でも活躍できる社会なのか?
これらをわかりやすく、実際消防士に合格した人から聞けます。
それではいきましょう。
消防士になる!後悔しないための3つの具体的ステップ

- 明確な理由をたてる
- 4つの試験対策をする
- コツコツ継続して学習する
順を追って解説します。
明確な理由をたてる
まず消防士を目指す明確な理由をたてるようにしましょう。
目標があることで、粘り強く試験の取り組めるからです。
そのために必要な具体的な行動は、
- 夢を話す
- 消防署にインターンシップする
自分が誰かに話していることを1番聞いているのは自分自身です。
だからこそ、夢を話すことであなたの中に、「この夢を実現させよう」とモチベーションも高まるのです。
そこに加えて消防署へインターンシップを行うとモチベーションはさらにUP。
実際の働いている姿をイメージすることができ、「消防士として働いている姿」をより具体的にイメージできるようになります。
ですので、何をやりたいのかハッキリさせておくことは「消防士になる!」気持ちを高めます。
4つの試験対策をする
消防士採用試験は、4つの試験から成り立っています。
- 体力試験
- 筆記試験
- 論文(作文)試験
- 面接試験
上記の試験を受けて合格点をクリアした人だけが消防士として採用されます。
ですので、試験対策は必須です。
4つの試験対策は後ほど説明します。
※先に知りたい方はこちらからどうぞ>>体力テストへジャンプ
コツコツ継続して学習する
コツコツ継続して学習することも合格のヒケツです。
なぜなら、消防採用試験は徹夜勉強で合格できるものではないからです。
筆記試験は、広い分野の知識を学習して解けるようにしておかなければいけません。
筆記試験以外にも体力試験もありますし、面接試験も‥!
体力試験もコツコツ体を動かして、試験をクリアできる体力をつけておかなければいけません。
どの試験をみても継続的に取り組む必要があります。
そのために生活を整えることが重要です。
たとえば、
- 「朝は一定の時間に起きる」
- 「朝から勉強をいつするのかスケジューリングする」
- 「今日やることリストを作っておく」
- 「1か月や1週間単位でやる勉強をピックアップする」
- 「夜は早めに寝るようにする」
こういった生活習慣を整える仕組みづくりをすることで、合格へ一歩ずつ近づいていけるようになります。
消防士になるには ⇒ 地方自治体の試験に合格する

消防士になるためには、地方自治体(消防職)の試験に合格しなければなりません。
上記サイトのように情報をサーチしておくと日程を把握することができます。
このことから考えると、消防士の試験も自治体採用試験の一環ということがみえてきます。
つまり、一般教養レベルの勉強を解ける知識を身につければ合格に近づいていくことにつながるのです。
特別な資格 “必要なし”
ここまで説明してきたように、消防士になるには、地方自治体の試験に合格しなければならないため、まず勉強です。勉強の内容は専門的な知識を問う問題ではありません。ですので、一般的な学校で学んできた勉強内容で十分です。
よくある資格の必要な職業のケースだと、看護師や医師、臨床検査技師などですね。
こういった職業ですと、無資格では就職することはできません。
基本的に消防士は、看護師や医師を目指すのとは違い、必須の資格はないので、例え何も資格や特技がなくても合格することはできます。
もし、そうはいっても1人で勉強していくのは辛い…という人も多くいるかと思います。
そういった人には、公務員試験通信講座を利用してみるのも1つの手段です。
とはいえ、

なにも行動しないで本当に大丈夫??
と思う人は少なくないでしょう。
そのことに関しては、プラスしてやるべき必要なことがあります。
それは、 面接試験、論文(作文)試験、体力テストです。
そのあたりを埋める行動をやっておくと、消防士試験合格に拍車をかけてくれます。
それでは、ここからは具体的にはなにをすればいいか。その内容は、ここから解説します。
消防士の試験倍率|競争率は高め

「消防士の試験倍率は高いの?」という疑問に回答していくと、
結論、消防採用試験の倍率は10〜20倍です。
就職氷河期の時は30倍と比べるとハードルは低くなっていると言えます。
つまり、大チャンスを迎えているわけです。
一般的に、民間の採用倍率が高いと公務員の競争率は低くなる傾向になります。
2020年の民間企業の大卒求人倍率1.83倍。
これはリーマンショックの時の1.23倍と比べ、好調であるようです。
実際に各自治体の消防本部の倍率をピックアップしてみます。
草加八潮消防組合(令和元年)
申込者数:57名 採用者数:10名 倍率:5.7倍
宇都宮消防局(平成30年度)
申込者数:181名 採用者数:16名 倍率:11.3倍
ここで挙げたのは一例ですが、採用倍率は東京消防庁でも14.1倍なので決して倍率が高すぎて挑戦できそうにない数字ではないですね。
消防士の試験内容/受験資格

先ほど伝えたように消防士には自治体試験として行われています。
つまり、○○市役所【消防職】採用というような形です。
現在だと、“消防広域化”が全国的に図られるようになったため、○○消防組合の採用試験といった形の採用が多くなってきました。
受験資格として身体検査があり、
主な試験内容としては、体力テスト、筆記試験、論文(作文)試験があります。
公務員試験の一般事務職と異なる点は、体力テストがあることです。
基本的には、それ以外に差異はないので勉強方法は公務員試験のための勉強をしておくことが大切です。
それでは、身体検査と各試験について解説していきます。
身体検査
「不規則な生活リズムに耐えられるか」や、「過酷な現場環境に耐えられるカラダなのか」を身体検査を行います。
具体的な検査内容はというと、
- 東京消防庁
- 身長:男性160cm〜(女性155cm〜)
体重:男性50kg〜 (女性45kg〜)
胸囲:おおむね身長の2/1〜
色覚:正常
視力:一眼が0.3未満☓ 両眼で0.7未満☓
- 市町村長
草加八潮消防組合
視力:矯正視力を含み、両眼で0.7以上で、かつ一眼でそれぞれ0.3以上あり、赤色、青色及び黄色の色彩の識別が可能であること。
聴力:聴力が左右とも正常であること。
その他:1 体質が健全で、四肢関節に障害等の異常がなく、諸機能が正常であること。 2 神経機能及び神経系統に異常がないこと。 3 言語明瞭で、十分発声ができること。 4 結核性疾患、伝染性疾患及びその他の疾患のないこと。
https://soka-yashio119.jp/overview/documents/bosyuu.r1.pdf
四日市消防本部
視力:矯正視力を含み、両眼で0.7以上かつ、一眼でそれぞれ0.3以上であること。
聴力:正常であること。
その他:日本国籍を有し、地方公務員法第16条に定める欠格条項に該当しない人
https://www.city.yokkaichi.mie.jp/syoubou/guide/pdf/31youkou.pdf
◆ 地方公務員法第16条(欠格条項)
次の各号のいずれかに該当する者は、条例で定める場合を除くほか、職員となり、又は競争試験若しくは選考を受けることができない。
1 成年被後見人又は被保佐人
2 禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで又はその執行を受けることが なくなるまでの者
3 当該地方公共団体において懲戒免職の処分を受け、当該処分の日から二年を経過しない者
4 人事委員会又は公平委員会の委員の職にあって、第五章に規定する罪を犯し刑に処せられた者
5 日本国憲法施行の日以後において、日本国憲法又はその下に成立した政府を暴 力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した者
各消防本部で一定の基準はありますが、統一して項目にあげられているのは「視力」、「聴力」でした。
ですので、視力や聴力で基準を満たせない方は消防士になるのは難しいです。
「消防士になるために一定の基準が設けてあります。
とはいえ、ある程度運動をしてきた人であればクリアできる基準だと思います。」
身体検査では以下のことをチェックしましょう!
- 自分が、基準をクリアしているか確認する
- 各自治体により身体検査の基準が異なる。必ず受験する自治体で確認する
体力テスト
もう一つ。体力テスト対策です。
具体的な内容は1km走、反復横とび、上体起こし、立ち幅とび、長座体前屈、握力、腕立て伏せにより体力を検査します。
これは東京消防庁を例にしたものなので、それ以外の自治体消防によって多少内容も変わってきます。
ここは、わたし個人の意見としては一定基準の体力さえあれば問題ないと思います。現に女性消防士も多いですし、過度な体力は必要ではありません。まあ、体力勝負でもあるので、あるに越したことはありませんが。
中学、高校で行ってきた体力テストを思い浮かべてもらえれば、大きくイメージに相違はないでしょう。
“毎日ランニングする”など一般的に体力を落とさないように過ごせば問題ありません。
1つ参考として、息子の話です。

わたし自身も体力テストを受けましたが、そんなわたし自身は部活で野球をしてきたので、まったく辛いと思うことはありませんでした。
ですので、
・部活にまじめに取り組んできた
・ある程度体力もある人
であるならば、
ハードトレーニングとか、猛烈な筋力トレーニングとかしなくても問題ないです。
筆記試験
筆記試験について問われる内容はというと下記のようになります。
出題分野の内容は、おおむね次のとおりです。
〔知能分野〕
文章理解、英文理解、判断推理、空間概念、数的処理、資料解釈
〔知識分野〕
人文科学(国語、歴史、地理)
社会科学(法学、政治、経済、社会事情)
自然科学(数学、物理、化学、生物)
このように、勉強の内容は専門的な知識を問う問題ではありません。ですので、一般的な学校で学んできた勉強内容で十分です。
そこをカバーしていけるよう勉強に励むことが求められます。つまり、継続して努力し続けられるかどうかです。
先にも伝えましたが、もし、そうはいっても1人で勉強していくのは辛い…という人も多くいるかと思います。
そういった人には、公務員試験通信講座を利用してみるのも1つの手段です。
【消防士へ就職・転職!】現役消防士が選んだ公務員試験通信講座&予備校を紹介の記事内で、今回ご紹介しているクレアールがどういった通信講座なのか深堀りしていますので、よかったらどうぞ。
論文(作文)試験
論文試験対策は、消防関係のニュースで、近年、取り沙汰される時事問題に目を向けておくことです。
以前、消防士の昇任試験対策においても触れましたが、試験対策をすることで、整った論文内容になりますね。
それと同時に、論文試験対策本を通読して論文試験対策をしましょう。
それにより“論文の型”を知ることができます。この“論文の型”を知っておくと、良い文章を書けるようになって、大きく変わってきますね。
具体的には下記のような書籍です。
また、公務員試験予備校などでは、論文試験対策として、自分が記載した論文内容の添削を行ってくれます。
そういった対策もできると、客観的評価を受けられて苦手な部分も把握できるので、メリットは大きいです。
消防昇任試験の論文対策と公務員試験においても精通する部分がありますので、こちらも参考にしてみてください▽
→ 【消防昇任試験】消防士のための論文対策で抑えるべきこと8選
面接試験
面接試験対策は、消防に有利な資格をもっておくこと。これが、印象をよくしてくれます。
具体的には、下記のような資格です。
・救急救命士
・簿記検定
・大型自動車免許
・危険物取扱者
・消防設備士
こういった資格は、救急や予防、査察など消防の業務で活かせる資格です。
この中で、救急救命士、消防設備士、危険物取扱者について簡単に解説します。
救急救命士
救急救命士は、まさに救急車で働く消防士のためにできた国家資格です。病院前救護のためにできた資格といって過言ではありません。
わたしの勤めていた職場にも、多くの消防士が救急救命士の資格を取得して消防士として働いています。
消防設備士
消防設備士は、消防に関わる設備に関しての知識を問われる試験です。
具体的には、消火栓やスプリンクラーの点検や整備の仕事であったり、火災報知設備のメンテナンスなどの仕事などをする方に有利な資格と言われています。
消防設備士はあくまでも消防設備を点検・整備・工事することを業務にしています。
では消防士としてメリットは何なのかというと、査察業務です。施設や工場を運営していくのに対し、しっかりと決められたように消防設備が設置されているのか、定期的にチェックしに行きます。
「予防活動」とは、火事や災害を未然に防ぐための活動。消防設備士が行っているのも、「予防活動」の一部と言っても過言ではありません。
消防士は、消防設備点検結果をもとに対象建物の管理者に対して是正や再調査等を行います。
消防・防災にまつわることを包括的に管理しているのが消防士なのです。
消防設備士の資格を持っておくことで、消防署に勤めてから、どういった活躍をしてくれるか予測しやすくなります。
危険物取扱者
危険物取扱者は、消防に入った後も必要な資格です。なぜなら、こちらも査察業務で確認する事項に含まれるからです。
危険物取扱者は、建物内にある機械などの設備の点検や保守業務を行います。そのために必要な知識を習得しているか確認するための試験が“危険物取扱者試験”です。
薬品や石油などを扱うような化学工場、自動車工場、ガソリンスタンドなどの査察業務も消防で行うため必要な知識です。
かく言うわたしも、消防署に入った後に危険物取扱者乙四の資格を取得しにいきました。その理由は、上司から査察業務をするうえで、知っておいた方がいいからと言われ、取得するための勉強をした後、試験を受けにいきました。
消防設備士と危険物取扱者の違い
消防設備士と危険物取扱者の違いについてもまとめておきます。
- 消防設備士の仕事 = 建物内にある火災報知器やスプリンクラーなどの消防用設備を整備し、点検、保全することが主な業務内容
- 危険物取扱者の仕事 = 建物内にある機械などの設備点検や保守点検を行う
消防設備士の取り扱う仕事内容と、危険物取扱者の取り扱う仕事内容では異なるのです。
どちらが有利なのかと質問がありそうですが、どちらの建物(施設や工場)も扱うなど優劣をつけられないというのが最適解ではないでしょうか。
これらの資格を事前に取得して試験にのぞむ人の方が印象はいいです。
ですので、消防士になるために何か行動したいという人は、公務員試験のための勉強と共に、資格取得に励んでみてはいかがでしょうか。
消防士以外のノウハウ・スキルが評価されることも
この他にも、これまでやってきたことを消防と結び付けられる(エピソード)なら、それはプラスの印象を与えます。
わたしの勤めていた消防署での一例を挙げると
- “消防団に入団していた経験“
- ”プログラマー並みのプログラミングスキル“
- ”簿記試験〇級取得“
などです。
一見、消防とは関係のないスキルであっても、今後の消防に必要なスキルであれば、それもプラスの印象を与えます。
消防で働く人は、現場でカラダを動かす比率の方が多いので、事務方の人は少ないです。それに消防も将来的にIT化されていくでしょうからね。
そういった知識は重宝される可能性は高いです。上記で紹介したスキルは、市場価値が高いと”求められるスキル“です。

消防士を目指す人におすすめの資格については下記の記事でまとめています。
消防士になりたい人が抱く疑問

消防士になりたい人が、よくする質問に回答していきます。
質問1 消防士に向いている性格ってあるの?
消防士を目指し努力して、消防署に就職できるようになった ⇒ 消防署に馴染めず辞めてしまった
こういったケースは、何度もみてきました。
ですので、自己分析は欠かさず行うようにしなければならないと思います。
下記のような性格の方は、わたしが消防署に勤めていて消防士に向いているなと思った性格です。
- 誠実性
- 協調性
- 忍耐力
これらをあげたのは、消防署はどうしても理不尽と思わざるおえないことがまだまだ散見されているからです。
現役消防士の息子にも確認しましたが、下記のようなことはいまだに行われています。
食堂の掃除
調理場の掃除
昼食、夕食の出前発注
上司の洗濯/選択干し
ゴミ集め
調味料の買い出し(仕事明けに購入へ向かう)
注文したお金の集金/支払い
消防士として現場に行くこともなく受付に座り一日が終わってしまう
こういった仕事とは呼べないようなことをしなければなりません。
- 正義感が強すぎると、上司や先輩にも文句を言いたくなるかもしれません。
- 自分をアピールしたい人だと、生意気な新人と思われて上司や先輩から、嫌がらせに近い指導を受けるかもしれません。
- 理想の消防士像をもっていると、それとかけ離れた姿(スマホアプリで勤務中からゲームしているなど)を見てしまうと、何のために消防士になったのだと悩んでしまう。
とはいえ、消防署で働いている人であれば、「こういう仕事もやってきたな」と思えるような内容かと思います。
このような状況に陥ってしまう可能性があります。
ですので、そういったマイナス部分も目にした時に、どう消化できるかが大切です。
せっかく目指したいと思ったのに、そのギャップですぐに辞めてしまうこともあるのではないかと思い、記しました。
質問2 逆に消防士に向いていない性格は?
質問1で挙げたような状況が消防の現状でして、そういったことを踏まえると下記のような性格の特徴と一致する人は向いていないと言えます。
- 正義感が強すぎる
- 自分をアピールしたい・売り出したい
- “理想の消防士“のイメージ像が強すぎる
とはいえ、この性格だったから必ず消防士になって後悔するとも言えません。
傾向の話ですので。
ただ、「曲がったことが大嫌い」、「自分を売り出したい」、こういう気持ちを強く持っている方は注意です。
質問3 女性消防士はどれくらいいるの?
女性の方でも消防士に対して魅力を感じた方はいるのではないでしょうか?
現在の女性消防士の就職割合です。
比率は2.7%程度ですね。女性の比率はまだまだこれからといった状況です。
しかしながら、男女共同参画が謳われる現代社会において、女性の就職を促進するよう総務省からも提言されています。
ですので、時代の後押しも、さらに強くなるため、女性消防士の割合も増加していくことが考えられます。
女性の方で消防士を目指しているのであれば朗報です。
女性消防士の将来について別記事でまとめました。詳細は>>女性は消防士になれるの!?結論はなれます!【これからの時代は消防も女性が必要】を見てください!
この記事内容には、女性消防士へ実際になれた後の仕事内容や生活が気になる…そういった”ぶっちゃけた部分”まで踏み込んで書いています。
具体的な悩みの一例を挙げると↓
・消防署で女性がどうやって働いているの?
・女性が働きながら育児はちゃんとできるのかな?妊娠したら辞めないといけないのかな?
・女性消防士の働き方を知りたい!
こういったことを感じている方も少なくないでしょう。
記事の中では、
・女性消防士が育児と仕事の両立ができるのか知ることができる
・女性消防士のプライバシーが保たれているのか知ることができる
・消防署での女性消防士を採用したメリット/デメリットについて知ることができる
上記のようなことが書かれています。
女性消防士の生活が気になる方は一読してください!
質問4 おすすめの資格ってあるの?
面接試験対策のところでも紹介しましたが、消防士におすすめ資格はこちらです。
- 救急救命士
- 簿記検定
- 大型自動車免許
- 危険物取扱者
- 消防設備士
詳細は、>>【元救急隊員が解説】消防士を目指す人におすすめ資格5選で解説していますので、詳しく知りたい方はどうぞ。
消防士を目指すなら自己分析するべき
消防士を目指すなら自己分析をやるべきです。
なぜなら、自分の向き不向きをある程度、認識しておいた方が良いからです。
私は、自分は身体を動かすのが好きだから、将来は身体を動かす仕事に就きたいと認識して就職活動していました。
消防署に勤めはじめてから気づいたことは、身体を動かすだけが仕事ではないこと。人間関係が消防で重要であることを知りました。
気を遣える職員が、周囲から好かれ、職場でうまくやっていけることを知りました。
私はなかなか順応できず、職場の人間関係に苦慮していました。
だからこそ、消防士になる前から自分のことをもっと知っておけばよかったなーと思います。
自己分析は、自分の強みと弱みを認識することで、自分が力を注ぐ方向をはっきりさせることができます。
おすすめの自己分析ツールは、
- ストレングスファインダー
- ミイダス 適性診断
- リクナビNEXT グッドポイント診断

自己分析を実際に使ってみたレビュー記事があります。
(これは、わたしの息子の体験談です!)
→ ミイダスの適性診断は超優秀!消防士におすすめしたい3つの理由
→ 自分の強みがわからない悩める消防士へ!グッドポイント診断で自己分析せよ!
消防士になるためには?のまとめ

いろいろなことを書きましたが、自分が消防士を目指すと決めたなら、明確な理由とそれに向けた行動をしなければなりません。
具体的な行動プランをここまでに記してきました。
筆記試験
面接試験
論文(作文)試験
体力テスト
上記の対策を行うのですね。
もし、一人で行うのは困難な方は公務員試験にも対応した下記のようなスクールを利用するのもひとつです。
web通信講座なので、価格も抑えて、学校へ通学する必要もないですからね。
新型コロナ対策として、web通信講座を取り入れたい方にもおすすめです。
今回は以上です。
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