
消防の昇任試験受けてるけど、マジ全然受からない…論文試験も力入れた方がいいかな。

消防の昇任試験で過去問解けばなんとかなりそうだけど、論文とか面接とかどうやって対策すればいいのよ。無理ゲーじゃねー
など、お考えの消防士も多いのではないでしょうか?

私は元消防士。これまで何度も消防昇任試験を受けてきました。その経験から上記の悩みにお答えします。
ぶっちゃけます。私もそうでした。面接とか論文とか点数とか見てないだろうと思って試験を受けていました。
当然、受かるはずもありません。
何度も昇任試験を落ち続けていました。
絶対的な答えは論文試験にはありませんが高評価を得られるノウハウは落ち続けながら溜まっていきました。

だから消防の論文対策はどうすればいいのー?
わかりました。お答えしましょう。
消防の論文対策をするなら、”論文のルール”と、”論文の型”を覚えましょう。
本記事の結論
消防昇任試験とは「管理・監督」能力を身に付けた職員を登用するための試験!
論文試験は消防の仕事をしていく上で一生涯使えるチカラが身につきます!
- 本記事の内容
- ・消防論文のルール
・採点方法
・頻出するジャンル
・論文対策のために鍛えること8選
・論文対策を好きになる✎論文対策をするメリット
・論文試験を終えた後にすべきこと【めちゃ重要です】
消防の論文対策は一筋縄ではいきませんが、論文対策をするだけでも、大きく成長できます。
「うわー、小論文なんて採用試験ぶりだよ…どうしよう、メチャめんどいな。」

こんなことを思っていませんか?ぶっちゃけ私もそうでした。
- 「何が出るかわからない」
- 「出題範囲だけリサーチして、最適解答文を丸暗記」
こんな事を考えていた時もあります。
でも、それでは全然合格しません。
結局のところ、一夜漬け的な勉強方法では消防昇任試験の本質には辿りつけないことに気づいたのです。
この記事では、基礎中の基礎。消防論文の書き方から論文対策のために鍛えるべきことを8選紹介します。
後半では、消防論文対策を行うことで得られるメリットについても解説していきますので、ぜひ最後まで読んでください。
それでは行きましょう。
消防論文のルール
消防論文のルールを知らずして合格することはできません。
消防職の論文試験は各自治体で60〜90分、800〜1200字程度で、論文テーマについて自分自身の考えを書きます。
当たり前ですが、下記のように目次の書き出しのルールを守り記載します。
基本的に400文字詰めの原稿用紙を使用します。
原稿用紙の書き方の要点をまとめます。
- 書き出しは1マスあける
- たて書きは漢数字を使う
- 1マス1文字の原則
- 文末の調を合わせる
- 句読点や閉じカッコを行頭につけない
- 会話文の書き方
公共教育、受験、採用試験の中で作文や小論文をやってきたはず。
基礎を覚え返しましょう。
採点方法
採点方法は、以下の項目がみられます。
- 採点項目(例)
<書き方>
- 読める字で書かれているか
- 誤字脱字はないか
- 使用している言葉は適切か
- 原稿用紙の書き方は正しいか
<構成>
- 段落は適切か
- 一貫性があるか
内容
- テーマに沿った内容か
- 文章表現は適切か
- 自分の意見、考えが述べられているか

上記に加えて、文字数も採点項目に入ってきており重要です。
なぜなら、採点者の目にすぐ入ってくるからです。
採点者がペラっと原稿用紙をみた時、明らかに文字数が少ない(あるいはオーバー)と、「ルールを守れていない」と判断されるからです。
具体的にどれくらい少ない(オーバー)と低評価になるかというと、
- <字数制限と記述量の目安>
- ■1000字以内
最小記述量:800字
最大記述量:1000字
■800〜1000字
最小記述量:800字
最大記述量:1000字
■1000字程度
最小記述量:900字
最大記述量:1100字
1000字以内と指示されているのであれば必ず1000字以内に。
1000字程度であるなら、前後10%程度(900〜1100字)にしましょう。
上記のように、採点方法では字数制限と書き方・構成・内容が見られます。
では、どのような論文対策をして書いていくかをここから解説していきます。
頻出するジャンル
頻出するジャンルはこちらです。
- 管理・監督
- 部下指導
- リーダーシップ
- 安全管理
- 目標管理
- 組織
- 士気
- 自己啓発
- 経営
- 消防政策
- 情報管理
- 地震災害
- 危機管理
- 人間関係
- コミュニケーション
なぜ上記ジャンルが選ばれるのかというと、消防昇任試験の論文は、「人をどう育てるか」や「全ての事柄に問題意識」を持てているかをみるからです。
若い消防士は目の前の試験のための論文対策ばかりに目が行きがちで、過去問だけに注力して文例集を繰り返し読み返しがちです。
しかし、それだけでは効果は期待できません。
書く能力を本気で上達させたいなら、小論文対策だけに囚われず、「管理・監督」、「経営管理」(マネジメント)、「リーダーシップ」等のあり方について幅広く知識を持つことが重要です。

そんなことを言われると、論文対策の意味がないじゃないですか?
と意気消沈するかもしれません。
安心してください。
ここからはあなたが論文を書けるようになるため、鍛えるべきことを紹介します。
教えたことを完全に実行することができれば、あなたの論文は確実に読みやすくなります。
論文対策のために鍛えること8選
論文対策のために鍛えること8選はこちら
- 型を覚える
- 答案をいきなり書かない
- 消防昇任試験で重要なキーワードを深堀り
- 一貫した問題意識
- 自分の意見が述べられているか
- 文節は短文か
- 本を読んでいるか
- 文章のリズムと表現力があるか
型を覚える
文章の型とは下記のようになります。
- 文の導入:扱うテーマと問題点を提示(疑問文を立てる)
- 内容:本論:問題の原因を分析
- 締めくくり:結論(解決策)を提示
上記3つがしっかりしていることが重要です。ここを抑えましょう。
なぜなら、文章は「何を述べたいのか」を伝えることにあるからです。
それを文章作成で簡潔明瞭に伝えればよいのです。
具体例を挙げます。
- ①文の導入
- 昨今ではハラスメントが横行している。
どういった対策が必要か。
- ②内容
- ハラスメントは被害を受けた相手の受け取り方によって「ハラスメント」として訴えられる
セクシャルハラスメント、パワーハラスメントがよく取り沙汰されているが、モラルハラスメントやマタニティーハラスメントなど「ハラスメント」として認定されたものが増えてきた
- ③結論
- ハラスメント対策は、相手次第で「ハラスメント」として受けとってしまいかねない。個人の対策としては、各職員が日頃の行いを1つ1つ見直すことが大切。組織としては、職員1人1人の声を見逃さないように情報を受け取る機関を開設すべきだ。
上記のような感じです。
大事なのは、序論で論点をひとつに絞り込むことです。論点がひとつであれば、結論もひとつになります。
よく言われる起承転結では、どこで転じて結語にももっていけばよいのか等、余計なところまで気を配らなければならず、「何を述べたいのか」の本質を疎かにしかねません。
文体のリズムを意識し書き上げましょう。
これは、「文章作成」だけでなく、「話し方」とも精通する部分です。
簡潔明瞭かつ内容が明確であることに意識してください。
答案をいきなり書かない
思い浮かんだらすぐ書き出していませんか?結論、そんなことをしていると良い小論文が書けません。
なぜなら、論理的な文章ができないからです。
例えば、
「最初の方に思い浮かんでいたことが、文章を書いている内に飛んでしまい、書けなくなってしまう」
ことも起こりえます。

自分が書きたい事柄を書けないのはもったいないです。
その解決策として、簡単にでいいのでメモを原稿の余白に書いて、書きたいことを整理しておくことをおすすめします。
文章の型は、先に解説したように
- 文の導入
- 内容:本論
- 締めくくり
の順で書いていくと説得力のある文章となります。
話の本質は「内容:本論」部分となるので、話の柱を2、3メモして、更に1つの大きな柱から枝分かれさせて内容を補足していきます。
まさにマインドマップのような思考法です。
マインドマップの思考法は、ブログを作る時にも有用です。
消防昇任試験で重要なキーワードを深堀り
昇任試験は、「管理・監督」をテーマにしていると言っても過言ではありません。
なぜなら、昇任試験は組織内の試験であるから、自衛隊でいう幹部候補生を育成するために存在するからです。
ですので、管理・監督のあり方を徹底して基本原則を学びましょう。ここに尽きます。
頻出するジャンルの見出しで挙げたように
- 「リーダーシップ」
- 「組織管理」
- 「経営管理」
- 「倫理・道徳」
など、様々なキーワードが浮上しますが、全て「管理・監督」に結びつくことです。
あなたは司令補試験を受けますか?それとも司令試験?
どの試験を受けるにしても、自分だったらどういう風な職場環境を作りたいのかを明確にしていかなくてはいけません。
そのため、階級に関わらず、組織管理、人事管理、リーダーシップ、職場士気、経営的な考え方等について学ぶことをおすすめします。
管理者になってから急に「管理者とは何か」を学びはじめてもすぐ身につくことではないのです。
日々の積み重ねが将来管理的立場に立った時、活きてきます。
一貫した問題意識
問題意識をもって業務に取り組めているかも昇任試験論文対策では重要となってきます。
なぜなら、問題意識をもっていないと、論文テーマから疑問も生まれないからです。
例えば、
論文テーマで、
「人間関係」について論じよ
とテーマがあがったとします。
あなたは職場の人間関係に何ら不満をもっていません。だから、書く内容がありません。とはいきません。
ここで問われているのは、良い人間関係を維持するには、どうすればよいか、幹部として何をなすべきかを考えることです。
それには、日頃の業務から問題意識をもって行動しておくことが大切。
昇任試験の課題は必ず業務か公務員の常識的知識に関係があるので、日頃の思考が論文試験本番で役立ってきます。
自分の意見が述べられているか
ただ単に、事実だけを述べた小論文を作り上げる方もいますが、これでは何が言いたいのかわかりません。
自分はどのように思うのか「結論」が欠如した文章では説得力を欠きます。
- 新興国のエネルギー需要が急増し、化石燃料の消費が増大している
- 石油の多くは正常の不安定な中東地域に依存しているため、供給が滞るリスクがある
- アメリカや中国は、火力発電が8割以上になっている
- ヨーロッパでは電力網をつなげ、一部の国で電力が不足した場合も他国が供給するしくみを持っている
どうでしょうか?事実だけを述べても、「だから何が言いたい」部分がないと論文として強いメッセージを受け取れません。
結論に、
「エネルギー資源を確保するには、石油の安定供給を保つと同時に、複数のエネルギー源を組み合わせることが必要である。」
がくることで内容で問題の原因を分析し、解決策を結論で提示することができます。
自分の意見もしっかり書くようにしましょう。
文節は短文か
文節は小論文では短く使うようにしましょう。なぜなら、採点者に伝わりやすい文章になるからです。
例えば、「私は救急隊に配属している」という文章があります。
上記を文節でわけると、
「私は」
「救急隊に」
「配属している」
の三文節になります。
文を意味の上からも話す上からも、不自然にならず最も短く区切るよう心がけて文章作成するようにしてみてください。
本を読んでいるか
本を読まない人が消防士にも多いのではないでしょうか?
しかしながら、本は人間性を高め、職務に役立つ知識、情報を吸収するのに必要です。
ただ即効力がありません。すぐに論文を書く能力が高まることはないです。
それでも本を読むことをおすすめするのは、読書や経験を通じて人間としての教養を高め、知識を広め、高所大所に立ったときの判断力が養われるからです。
企業向けに書かれた職場管理、経営に関する書籍は公務員社会にも通じるところがあるので読むのにおすすめです。
能率性、合理性、物事の管理、監督等、基本的な原理原則を学ぶことができます。
また企業の事務管理の方が、役所より進んでいることの方が少なくありません。
ぜひ、本を手に取り少しずつでも読む習慣を身につけてみてください。
文章のリズムと表現力があるか
素晴らしい音楽もリズムと表現力が良いために、聞き手を魅了します。
文章も原則は同じで良い文章にはリズムと表現力があります。
例えば
一度読んだだけで文章内容がスッと頭に入ってきた
こう感じた文章はリズム・表現力の良い文章といえるでしょう。
逆に何度も読み返さないと書いてある意味が頭に入ってこない文章では読む方も疲れてしまいます。
リズムと表現力を養うには、文章を音読してみることです。
1度だけでなく、2回、3回と読むことで、ギクシャクした部分が出てくるはず。そこを簡潔明瞭に書き直して、読みやすい文章に修正していくのです。
- 前後にダブりがないか
- くどい書き方をしていないか
こういった部分がないかも同時に徹底して確認しましょう。
- 論題(テーマ)の例題はこちらが参考になります▼
- 消防士になる〜合格への道〜 論文・作文過去問テーマ
論文対策を好きになる✎論文対策をするメリット

「論文対策っていっても、その時は頑張るけど、それが終わったらすぐやらなくなるからなー」

「それではいけません。論文対策で得られるメリットは多く存在します。」
論文対策は”その場しのぎ”の勉強ではない、論文対策をするメリットをここで伝えていこうと思います。
具体的には下記の3つです。
- 文章を書くことは考えるチカラを養える
- ブログやSNSで活用できる
- 文章が人格に現れる
1つずつ解説します。
文章を書くことは考えるチカラを養える
文章を書くことは考えるチカラを養うことにつながります。なぜなら、人に何か伝えたい時は、伝えたいことをまとめなければいけないからです。
スピーチと文章の上達との関係はご存知でしょうか?
スピーチを上手になる手段として、「スピーチの要旨はメモする」という方法があります。
スピーチでは、自分の伝えたい「幹」の部分をとりこぼしなく伝えるようにしたいですよね。
防止策として要旨をメモしているのです。
何度も大衆の前に立ってスピーチする人々がいますが、カンペ無しで話せているわけではありません。
もちろん、何度も声に出してスピーチに備えているからなせる技なのです。
話は少しそれましたがここで言いたいのは、「誰かに何か伝えたい時は言葉(文章)ありき」ということです。
論文対策によって養われた文章を書くことは、「文章をまとめ人に伝える」作業です。続ければ続けるほど、あなたの発言には説得力が増してくるでしょう。
ブログやSNSで活用できる
ブログやSNSでの発信でも文章力は活かされます。
- 救急救命士の現実ーパラメディック119ー
上記のブログは2007年から書き始められた救急隊のリアルな現場の事が描かれたブログです。
救急隊のリアルを知りたい方は一度訪問してみて下さい。
- ぽんこつQ2隊のぼやきさん
救急現場のリアルな発信をTwitterで行っています。特にコロナ情報は現場の叫びが発信され、大勢から共感を得る文章が書かれていました。
紹介した方以外にも、消防・救急の経験を発信している方がたくさんいます。ぜひ、発信活動にチャレンジしてほしいです。
とはいえ、読まれる文章でなければ多くの人を惹きつけられません。

「特に論文対策で文章を書くのが習慣化した方なら、ブログやSNSとの併用をおすすめします。文章力が磨かれる上に、周囲からの反応も得られます。」
人に読んでもらうことで、
- 何がよかったのか
- よく読まれる文章はどんな文章なのか
1人でモクモクと書いていた時には見えてこなかったことが見えてきます。
今ではYouTubeのショートムービーやインスタなど発信可能な場所はたくさんあります。論文対策で得た文章力を、活用できる場はたくさんあります。
※注意点としては、ブログやビジネス文章、実用文では「結論ファースト」が原則です。
「序論、本論、結論」の流れではなく、「結論、理由、具体例、結論」の流れとなります。
とはいえ、文章に触れ、文章を発信する作業は間違いなく、論文対策によって養われる文章力が生きてきます。
文章は人格が現れる
文章は人格が現れます。なぜなら、文章を読めば人柄がわかる(伝わってくる)からです。
例えばこういう経験ありませんか?
- 「この人の使う言葉には棘があるように感じるな…」
- 「どことなく素っ気ない寂しい内容だな…」
- 「うわー、この人の文章を読んでいると元気が湧いてくるな…」
- 「(文章を読んでいて、)わかる。わかる。自分もそう思っていたんだよな!すごく共感!」
私は何度も経験してきました。上記の感情を言葉で表現すると
- 温かみ
- 冷たさ
- 勇気づけ
- 差別的
といった風に言い換えることができます。
つまり書く人の「人となり」がみえてきます。
また、内容のある文章なのか、すっからかんの内容の文章なのかも書き手によって個性が現れます。
書家 榊 莫山の著書「書のこころ」には、
書の世界でも「書には、人があらわれる。俗物は俗っぽい書をかき、気のきいたやつは、気のきいた書を書く」といったのは室生犀星であった。」
(p.172「書のこころ」榊莫山)
と書かれています。
文章、俳句、書道、今でいうブログやSNS発信などにも人格が現れてきます。どの世界でも同じなのです。
論文対策を通じて文章力を磨くことは、あなたの「心」を表現できる武器を身につけることになるのです。
論文試験を終えた後にすべきこと【めちゃ重要です】
論文を終えた後、たとえ不合格であっても、そこからのステップが最も重要です。
どこでつまずいたかを考えましょう。
- 出題された問題にどう答えたらよいのか分からなかった
- 出題の意味は理解できるが、答案の構成が思うようにできなかった
- 「文章の書き出し、終わりの締めくくり」で苦労した
あなたは今、どの段階にいるのか知ることから始めましょう。なぜなら、現時点の自分の課題が分からないと対策のしようがないからです。
何がダメだったのか、それが理解できることで次に何をなすべきかハッキリしてきます。
それに論文以外の要因が関係して不合格であった可能性もあります。
- 年齢がまだ若い
- 総合得点で合否がすれすれ
- 職場の風評がよくない
- 試験の成績は良かったが、態度や言動がはっきりしない
- 勤務評定書では部下に対する指導力が足りない
何が原因だったか、自分で自己評価してみることも必要です。
同時並行で筆記・面接試験対策にも取り組もう!
消防士の昇任試験は、面接だけではありません。
面接対策と同時に消防昇任試験の筆記試験問題と面接試験の勉強もやりましょう。

いくら論文試験が上手く行っても、筆記試験、面接試験ではじかれてしまっては元も子もありません。
消防士の昇任試験問題【徹底的に解く!】の記事で、筆記問題に取り組めます!
面接試験対策はこちらをどうぞ▽
論文対策することは生涯を通して学ぶべきことです
消防の論文対策は、生涯学ぶべきことと断言できます。
わたし達が生きている中で文章は切っても切れ離せない存在だからです。
人に何か伝えるときも必ず文章が登場してきます。
だからこそ、生涯を通して学び、理解を深めていってほしいです。

私自身も現在進行形で学び続けています。
▼深く論文に関して学びたい方はこちら。より詳しく消防の小論文のことを学べます
▼こちらも良本です。最適解とダメ解答をビフォーアフター形式で紹介してくれます。
コメント