- 20代で派遣はやばいの?
- 正社員から派遣はもったいないと言われる理由が気になる
- 派遣から正社員になれるのか知りたい
たしかに、「20代のうちは就活して正社員で働いた方がいい。派遣で働くなんて損する」と聞くと、派遣はやばいんじゃないかと不安になりますよね。
中には派遣で働くことをやめてしまった方もいるかもしれません。
結論、20代のうちに派遣ではたらいて、キャリアを積んで正社員になった人もいます。
実際に私は、20代のうちに派遣で働いて、今は正社員として働いています。
私のように、派遣を選んで正解だった人もいますので、派遣も選択肢に入れるべきです。

20代で派遣から正社員転職に成功したすみが解説します。
【じつは、20代で自己成長のために派遣で働く人が増えています】
- 資格取得のため残業はしたくない
- 20代の今はたくさんの経験を積みたい
- 子供ができて一旦、派遣で働いていたけど、そろそろ正社員を目指したい
そんな方は「紹介予定派遣」で働くのがおすすめです。「20代の紹介予定派遣」で働く人の実態は下記ページで詳しく解説しています。

20代の派遣はもったいないと言われる理由
若い20代だからこそ、企業から直接正社員として採用される可能性が高い時期だからです。実際に、厚生労働省の「令和5年 若年者雇用実態調査の概況」によると、過去1年間に正社員として若年労働者(15~34歳)を採用した事業所の割合は33.4%にのぼります。
この貴重なチャンスが多い期間に派遣という働き方を選ぶと、「30代になってから後悔するかもしれない」と言われるのはそのためです。
20代のうちは、企業もそのポテンシャルや吸収力に期待しており、例えば同調査では、企業が若年正社員を採用する際に重視した点として「職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神」(79.3%)や「コミュニケーション能力」(74.8%)、「マナー・社会常識」(58.6%)が上位に挙げられており、必ずしも職務経験だけが問われるわけではありません。
一方で、年齢が上がるにつれて企業が求めるスキルや経験のレベルも高まる傾向があり、相対的に未経験からの正社員就職の門戸は狭まっていく可能性があるため、20代の機会を活かすことが重要視されるのです。
【20代 派遣 もったいない】デメリット

本章では、20代で派遣社員として働く際に直面する可能性のある具体的なデメリットを詳しく見ていきます。
デメリットには主に以下の内容があります。
- 給与が不安定・低い
- 印象が良くない
- キャリアダウンしてしまう
- 同じ職場でずっと働けない
- 昇進しづらい
給与が不安定・低い
派遣社員の給与は、時給制で賞与がないケースが多く、病気やケガで休むと収入が減るため、正社員と比較して不安定かつ年収ベースで低くなる傾向があります。
派遣社員は働いた時間分のみ給与が支払われるのが一般的です。正社員のような月給保障や年次有給休暇制度による給与補填、賞与がないため、年収で見ると差が出やすいです。
関東エリアの未経験歓迎の派遣求人の平均時給は1,538円(2025年5月時点)というデータがありますが、月収が高くてもボーナスがないため、年収では正社員より低いケースが少なくありません。病気で長期間休んだ場合、収入が大幅に減少するリスクがあります。
安定した収入や昇給・賞与を重視する場合、派遣の給与体系の特性を理解し、将来のライフプランと照らし合わせて慎重に検討する必要があります。
- 派遣社員の時給
- 関東エリアの9月の平均時給は、未経験歓迎の派遣求人案件の全職種平均で1,538円
参考:派遣の職種平均時給【2025年3月 関東版】
印象が良くない
派遣社員は雇用形態の特性上、正社員と比較して「雇用が不安定」というイメージが先行しやすく、これが社会生活において不利な印象や評価に繋がる可能性が指摘されることがあります。
派遣社員は、労働者派遣法に基づき契約期間が定められている有期雇用が一般的だからです。
このため、契約更新の有無が景気変動や派遣先企業の経営状況に左右される可能性があり、正社員のような無期雇用と比較して雇用が流動的であると捉えられがちです。
こうした雇用の特性が、金融機関の審査や賃貸契約などにおける「社会的信用度」や、将来設計における「安定性」への懸念につながることが指摘されています。
金融機関によっては、住宅ローンや自動車ローンなどの審査において、雇用形態が安定性を測る一要素とされることがあります。過去には、派遣社員であることが審査において不利に働く可能性が議論されていました。
結婚や将来設計を考える際に、本人や家族、親族などから「派遣社員で将来は大丈夫なのか」といった安定性に対する心配の声が聞かれることがある話は、転職相談の場などでしばしば語られます。
しかし、近年は派遣経験者も多く、派遣から正社員登用されるケースも増えています。一概に印象が悪いわけではなく、自身の働き方やキャリアプランをしっかり持つことが重要です。
キャリアダウンしてしまう
派遣の業務は契約で範囲が限定され、20代が成長に必要な多様な経験や責任ある業務を積む機会は正社員より少ない傾向です。そのため、キャリアが停滞するかもしれません。
20代は挑戦と吸収の時期ですが、派遣業務は専門作業や定型業務が中心になりがちです。厚生労働省「令和4年派遣労働者実態調査の概況」によると、派遣労働者が派遣で働く理由は以下が上位です。
- 自分の都合のよい時間に働きたいから:30.8%
- 正規の職員・従業員の仕事がないから:30.4%
- 家計の補助・学費等を得たいから:18.6%
上記のことから、必ずしも積極的なキャリア形成を主目的としない層も含むことや、希望する業務に限定して就業する傾向を示唆し、契約外の業務機会の少なさにつながる可能性があります。
データ入力等の契約では、企画業務等は基本的に担当できません。正社員が経験するプロジェクトへの参加機会も限られます。
また、同調査では、派遣労働者が過去1年間に受けた教育訓練として「派遣先で受けたOJT」がもっとも高いものの、これは日常業務を通じたものが中心と考えられ、正社員のような体系的・計画的な能力開発機会とは質・量が異なる場合があります。
しかし、派遣でも主体的なキャリア構築はできます。派遣会社の研修活用や目標を持った業務選択、資格取得、紹介予定派遣の利用で、自身の市場価値を高めて成長機会を掴みましょう。
同じ職場でずっと働けない
派遣社員は労働者派遣法により、同じ派遣先組織単位で働ける期間が原則最長3年です。そのため、気に入った職場でも派遣として長期継続勤務はできません。
この「3年ルール」は、派遣が臨時的・一時的な働き方であるため、常用代替防止や派遣労働者のキャリアアップを目的とします(※1)。
同じ課で3年勤務後、翌日(抵触日)からは同課で働けず、職場変更か直接雇用等を探す必要があります。ただし、無期雇用派遣や60歳以上等は例外です(※2)。
長期安定や一つの企業への帰属意識を望む人にはデメリットです。対策として、無期雇用派遣や紹介予定派遣、正社員就職を検討しましょう。
※1 出典:労働者派遣法の立法趣旨等
※2 出典:厚生労働省「平成27年労働者派遣法改正法の概要」

昇進しづらい
派遣社員は雇用形態の特性上、派遣先企業での昇進・昇格機会は原則ありません。キャリアアップは主に派遣会社内の評価や、高度なスキルが求められる派遣先への異動で図られます。
労働者派遣法上、派遣社員の雇用主は派遣会社です。人事権も派遣会社にあり、派遣先企業の昇進制度の対象外となるのが一般的です。派遣労働は特定業務への対応が主で、派遣先での長期キャリアを前提としないためです。
派遣社員の評価は主に派遣会社が実施し、派遣先での役職には直結しません。また、契約で業務範囲が定められ、管理職のような広範な責任をともなう業務も対象外です。
将来、派遣先で管理職等を目指すなら、派遣のままでは困難です。役職に就くことを望む場合、紹介予定派遣での直接雇用や正社員転職など、雇用形態の転換を検討しましょう。
【20代 派遣 もったいない】メリット

- 働く条件を選べる
- 正社員で働くより気が楽
- 未経験でもチャレンジしやすい
- 派遣担当のフォローが受けられる
- 大手企業で働くチャンスがある
- 派遣会社に登録するだけで研修が受けられる
- サービス残業しなくて済む【ブラック企業を回避】
働く条件を選べる
業務内容は、契約書に書かれた範囲内でしか働けませんが、逆をいえば「働く条件を選べる」ことが派遣のメリットです。
たとえば希望条件を以下のように絞ることも可能です。
- 土日祝日休み
- 残業なし
- 在宅ワーク可
- 17時退社…etc
上記のように希望条件は、自分で細かく設定できます。
20代の若い世代だと派遣先の印象も良いため、ひくて数多(あまた)の状態です。
特に転職を繰り返している20代の方は、派遣で求人を探すだけで、働ける会社がガラッと変わるのを感じるでしょう。
「譲れない雇用条件がある」という方は、派遣で働くメリットを特に感じるかもしれません。
正社員で働くより気が楽
直接雇用じゃないからこそ、「過度な仕事を振られる」「理不尽な会社のルール」に縛られることなく働けます。
たとえば、
- 社内の飲み会は自由
- 契約書の範囲内のみの業務
- 職場のマイナールールの強制を受けない etc…
もし理不尽なルールを押し付けられたら、派遣元の担当者に報告して、仕事を替えることも可能です。

派遣では、押し付けられない働き方が実現できますよ。
未経験でもチャレンジしやすい
「未経験だと採用されないだろう」と諦めた職種ありませんか?
派遣だと多数の求人が「未経験OK」で募集しています。
- すぐ働ける!/事務未経験OK/データ入力等の一般事務
- 充実した研修制度あり!未経験者のみ採用webプログラマー
上記のように、働いたことのない求人でも、見つけやすいですよ。
もしパソコンをほとんど触ってこなかった方でも、給料をもらいながらスキルアップすることは可能です。
派遣担当のフォローが受けられる
派遣担当はあなたを派遣先に紹介し、働き始めることで、派遣元は紹介料を受け取れます。
そのため、あなたが採用されるよう全力でサポートしてくれるのです。

派遣担当と直接面談したり、こまめな連絡や相談にものってくれますよ。
正社員の場合、上司が相談役となるため相談しづらいのが正直なところ。
派遣担当は直接業務と関係のない立場なので、直属の上司よりも相談しやすいです。
大手企業で働くチャンスがある
先に伝えたように、派遣ではたらくと担当者がつき採用の際、面接や職務経歴書の添削などフォローしてくれます。
フォローを受けることで、これまで転職先の候補にあがってこなかった大手企業で働けるチャンスも出てきますよ。

実際に私は、テレビでニュースを出しているような企業を紹介してもらい、働くことができました。
派遣会社に登録するだけで研修が受けられる
派遣会社によっては多数の無料研修を用意しています。
たとえば、
- 事務職
- 介護、看護、医療
- エンジニア
「スタッフサービス」では、上記の職種で研修・e-Learningを用意しています。

本人のやる気次第で、働きながらスキルをいくらでも磨けますよ。
サービス残業しなくて済む【ブラック企業を回避】
派遣は正社員と違い、働いた分だけ給料が発生します。
つまりサービス残業しなくていいのです。
仕事の範囲も限定されているため、過度な仕事を振られることはありません。
就業時間ピッタリ。定時で終業できるので、プライベート時間を拡充できますよ。

残業するほど残業代が発生するため、「早く帰ってくださいね。」と言われるケースが多いです。
【20代 派遣 もったいない】20代派遣社員の割合
20代の派遣割合は約34万人です。
20代の総労働者数からみると約2.7パーセントです。
内閣府の資料より
やはり20代はポテンシャル採用で、正社員になりやすい傾向があるため、派遣で働く人数は少ない傾向です。
956.6千人の派遣労働者がいて、その中で20-30歳が占める割合が35.5%の場合、20-30歳の派遣労働者数を計算するには、956.6千人に35.5%を乗じます。
339.593千人を人数に直すと、339,593人となります。
よって、956.6千人の派遣労働者のうち、20-30歳の派遣労働者数は約339,593人になります。
参考データ▼
【20代 派遣 もったいない】将来性
20代は経験値を貯めると割り切って働いている人も派遣では多くいます。
経験値を貯めた後に、正社員を目指すこと可能なので、将来性に悲観する必要はありません。
派遣は自分で仕事を探さなくても、派遣元が仕事を紹介してくれます。
そのため仕事を替えるハードルは低いです。

新たな仕事にどんどんチャレンジして、経験値を貯めたい方は派遣で働くことをおすすめします。
【20代 派遣 もったいない】20代の派遣社員がすべきこと
- 派遣先企業の反応
- 派遣元からのペナルティ
- 辞退の返事後、退職までの期間
給料の支払い方法を確認
給料がどのタイミングで支払われるかで、生活費の目処がたてられます。
時給制なのか月給制なのかは確認しておくべきですよ。
時給制ならバイトと同じで出勤した分だけしか給料は支払われないからです。
さらに月給制であっても、全額支給されないケースもあるので、気をつけなければなりません。
欠勤などを含めて月給満額で支払われる完全月給制なのか、欠勤してしまうと減額されてしまう月給日給制があるので注意が必要です。
労働条件を確認
働く場所や時間は事前にチェックしておきましょう。
たとえば働く場所では、採用面接が本社だからといって、必ず本社で働けるわけではありません。
中には、片道1時間以上かかる支社勤務だったというケースもあります。
派遣会社によって、交通費が支給されないところもあり、注意が必要です。
そのほか
- 残業はあるのか
- あったとしても何時間くらいが平均なのか
など知っておくと、働きはじめた後のギャップが埋められますよ。
キャリアアップになるのか
20代だからこそ、若さを活かして積極的に仕事に取り込んでみる時期です。
たとえ合わない仕事であっても、派遣なら最長3年しか働けないので次の仕事に再チャレンジできます。
20代派遣で働くなら、経験値を貯められると思えるような仕事を選ぶべきです。

派遣で働いていた経験が、30代になってからキャリアの自信に繋がりますよ。
派遣(本業)以外にチャレンジしているか
派遣は不安定というイメージがあるので、このままでいいのかと心配になる人もいますよね。
そんな方こそ副業にチャレンジしてみましょう。副業をすることでお金の不安を軽減できますよ。
但し派遣会社の中には副業禁止のところもあるので注意が必要です。
もし派遣会社の中で、副業を禁止しているのであれば、副業を禁止していない派遣会社に移ることもできますよ。
貯金できているか
新しいことにチャレンジするためには、なにかとお金がかかりますよね。
実際に仕事をやめられないのは、仕事しないと生活費もねん出できない人がいます。
派遣だけに関わらず、日銭稼ぎの仕事に就くと、スキルや経験が身につかず不況になったときにクビになる対象になってしまいます。
そうならないためにも、お金は貯められるうちにできるだけ貯めておきましょう。
貯金があれば、新しい仕事を探している際も焦りすぎず生活できますよ。
【20代 派遣 もったいない】20代 派遣で働くのが向いているタイプ
- 人間関係で悩んだ経験がある
- 仕事と趣味をしっかり分けたい
- 育児や介護と両立したい
- 派遣社員中にスキルを身につけたい
人間関係で悩んだ経験がある
正社員雇用された職場で、周囲に馴染めず人間関係がギクシャクしてしまうと、好きな仕事でも続けるのは難しくなりますよね。
上記のようなご経験のある方は、派遣で働くことをおすすめします。
派遣は短期の仕事も多く、働き方を選べるからです。
短期の仕事や「紹介予定派遣」の仕事を選べば、深く職場の人と関わり消耗せずに済むからです。

職場の雰囲気を知って、合わないなら辞めるといった選択もできますよ。
仕事と趣味をしっかり分けたい
20代は1人の時間が多い時期。好きなことに没頭したいと考えている人も多いですよね。
プライベート時間を十分確保したい方にも派遣はおすすめの働き方です。
例えば、 「バンド活動があるからプライベート時間はしっかり確保したい」 上記のような方に派遣は適した働き方です。

またアルバイトより高時給の仕事も多いので、コンビニバイトをしながら働くよりぜったいコスパが良いですよ!
育児や介護と両立したい
- 「20代前半で子どもを授かって、少し落ち着いてきたから働きはじめたい」
- 「親の介護が必要になってきた。時間の融通がきく仕事があれば…」
派遣であれば、勤務時間の細かな条件を希望として出せますので安心です。
例えば、「週5日、必ず16時には上がりたい」 条件を具体的に提示すれば、それに合わせて派遣担当者があなたに合った求人を探してくれます。
派遣で働く人の多くが、フルタイムで働けないから派遣を選択しています。
育児、介護など「どうしても勤務時間に制限が出てしまう」働き方を余儀なくされた人は、活用してください。
派遣社員中にスキルを身につけたい
派遣は仕事を自分から探さなくても、派遣担当が仕事を見つけてきてくれます。
つまり自分が知らない仕事に、チャレンジできるチャンスが増えるのです。
また職務経歴書など用意することなく、新しい求人に応募できるので、転職する心理的ハードルも低くなりますよね。

派遣担当の方は、私の希望条件やこれまでの職歴を聞いて仕事を探してきてくれるので、自分で探すより「適した仕事」に出会える可能性は高くなります。(実際わたしはそう感じました)
【20代 派遣 もったいない】20代で派遣を選ぶと後悔するタイプ
- 時給の高さだけで選んでいる
- 消去法で派遣社員になる
- コミュニケーションが不得意
時給の高さだけで選んでいる
時給だけを見て、「派遣で働こう」と考えた人いますよね。
しかし、時給が高いといっても、賞与や福利厚生など考えると、正社員のほうが年収が高いのが実態です。
厚生労働省の調査によると、
- 正社員・正職員の平均年収:328万円
- 正社員・正職員以外の平均年収:276万円
ですので、高時給だから正社員のほうがいいと安易に考えないようにしましょう。
消去法で派遣社員になる
派遣社員になるには明確な将来をイメージできる人です。
逆にビジョンがはっきりしていない方は、派遣で働くことをおすすめできません。
- この会社で得たいスキルがある
- プライベートと仕事の両立がしたい
- 難関資格に目指している
など目的意識がないとズルズル歳だけ重ねていき、スキルも身につかないまま30代になってしまいかねません。
後悔しないために自分を振り返りましょう。
コミュニケーションが不得意
派遣は最長3年ごとに、仕事を替えなければなりません。
つまり仕事の人間関係もリセットされてしまいます。
コミュニケーションが苦手な方は、その都度人間関係を0から構築しなければならず、ストレスになる方もいるでしょう。
コミュニケーションが苦手な方こそ、1つの会社で長く働き、自分のことを理解してもらえるよう努めた方が得策です。
【20代 派遣 もったいない】派遣から正社員になる方法
- 紹介予定派遣を利用する
- 転職活動をして正社員を目指す
- 正社員登用型派遣を活用する
紹介予定派遣を利用する
派遣から正社員になりたいと考えているなら、「紹介予定派遣」は活用すべき制度ですよ。
紹介予定派遣は直接雇用前提として、派遣で働けるので正社員を目指す人にはおすすめです。
「派遣だから正社員になれない」訳ではなく、未経験でも実績を積み、会社から評価を受けられれば正社員を目指すチャンスは十分あります。
派遣会社 | 総合満足度 | 紹介予定派遣 (2023年9月14日現在) | 営業マン対応・サポート力 | 福利厚生 | スキルアップ | HP |
![]() スタッフサービス | 5.0 | 9,456件 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 【無料】公式HPへ |
![]() テンプスタッフ | 4.8 | 6,563件 | 4.5 | 5.0 | 5.0 | 【無料】公式HPへ |
![]() ウィルオブ・ワークス | 4.5 | 4,087件 | 4.5 | 5.0 | 4.0 | 【無料】公式HPへ |
![]() アデコ | 4.3 | 3,159件 | 4.0 | 4.5 | 4.5 | 【無料】公式HPへ |
![]() パソナ | 4.3 | 1,164件 | 5.0 | 4.0 | 4.0 | 【無料】公式HPへ |
転職活動をして正社員を目指す
シンプルに転職活動をする方法です。
20代は「1から若い人材を育てたい」と考える企業も多いことから、正社員登用の求人は多いのは確かです。
しかし基本的に転職活動は1人でしなくてはならず、「何からやっていいかわからない」方にはハードルの高い選択肢です。
ある程度、転職のノウハウを知っている人であれば、チャレンジしてもいいですが、やはり経験やスキルがないと厳しいでしょう。
正社員登用型派遣を活用する
派遣の中でも派遣会社のスタッフとして雇用されてはたらく働き方が存在します。
それが正社員登用(無期雇用)型派遣です。
上記制度のメリットは、正社員と同じように基本給や賞与が発生することです。
- 固定給で賞与あり
- 未経験でも育成制度を使える
- 昇給制度が設けられている
- 社員登用を目的とした制度
- 社員登用に至った人も多い
上記のように、ほとんど正社員と同じ処遇ですよね。
また派遣会社独自の研修制度が用意されており、スキルアップを狙いやすいですよ。
【20代 派遣 もったいない】タイプ別 20代におすすめの派遣会社
- 事務職で働きたい
- 短期・単発で働きたい
- 地方で働きたい
事務職で働きたい
- スタッフサービス
- アデコ
- パソナ
- 1位:スタッフサービス
スマホで登録2分
- 2位:アデコ
来社しないで登録完了
- 3位:パソナ
たった2分で登録完了
短期・単発で働きたい
- 1位:ランスタッド

- 2位:テンプスタッフ

地方で働きたい
- 1位:テンプスタッフ

- 2位:スタッフサービス

【20代 派遣 もったいない】よくある質問
- 派遣社員の20代の年収は?
- 派遣でしか働いたことはないけど、大丈夫?
- 派遣社員は有休を取得できる?
派遣社員の20代の年収は?
20代の派遣社員の年収は時給と働いた時間によって異なります。
例えば時給、1650円で年収360万円です。(月に181時間 > 週42時間 > 週5日だと1日8時間の計算)
ちなみに20代全業種の平均は20代前半で269万円、20代後半で371万円でした。
国税庁「民間給与実態統計調査結果」
派遣でしか働いたことはないけど、大丈夫?
結論、派遣でしか働いたことのない人はたくさんいます。 働いている人の状況によって、あえて派遣を選んでいる人も多いようです。 以下に派遣で働いている人の声を掲載します。
結婚してからずっと派遣でしか仕事していません。2年か 3年位かで正社員の打診を頂けますが毎回断りMAX働いて、違う企業に転職します。
色々な企業に行けて楽しいです。人間関係もなーなーになって来た頃合いに辞めれてよいです。 同じ企業で部署変えして5年間勤務した事ありますが正社員の話しがひつこいので辞めました。 これからも正社員になる気は全然ないです。
派遣は更新満了毎に辞めれるチャンスがあると思うとイヤな事も頑張れます。
心の余裕が出来ます。 正社員になって一生ここで働き続けるとなると、うんざりして来てやる気が失せます。
Yahoo知恵袋
人間関係で消耗したくない 辞めれることで嫌な仕事も頑張れる など自分の価値観に合わせて選べるのも派遣のメリットです。
派遣社員は有休を取得できる?
派遣社員も正社員同様に有給休暇はもらえます。
ただし条件として
- 「6ヶ月以上継続して勤務する」
- 「全労働日の8割以上出勤する」
上記条件をクリアしなければなりません。
【20代 派遣 もったいない】 まとめ
20代を派遣で働くのはもったいないと言われる理由は?
若い20代だからこそ直接採用される可能性がある時期だからです!
20代は例え失敗しても、全てが経験になります。むしろ色々な仕事にチャレンジして、経験値を貯める時期でもありますよね。
だからこそ、もう一度派遣で働くデメリット・メリットを振り返ってあなたに向いた働き方なのか確認してみましょう。
- 給与が不安定・低い
- 印象が良くない
- キャリアダウンしてしまう
- 同じ職場でずっと働けない
- 昇進しづらい
- 働く条件を選べる
- 正社員で働くより気が楽
- 未経験でもチャレンジしやすい
- 派遣担当のフォローが受けられる
- 大手企業で働くチャンスがある
- 派遣会社に登録するだけで研修が受けられる
- サービス残業しなくて済む【ブラック企業を回避】