- 子どもや保護者と関係が悪い
- 保育園の先生間でもトラブルが続出している
- 一緒に働いているだけで辛い
ダメな保育士と聞くと、自分も陰でそう言われていないか不安になりますよね。逆に、同僚に心当たりのある人がいて悩んでいる人もいるかもしれません。
結論、ダメな保育士にならないためのポイントがあります。自分自身を見つめ直し、対処すればダメな保育士から脱することも可能ですよ。
ただし実践せず、変わらずいると周囲から見放される可能性があるので注意が必要です。
本記事では、ダメな保育士の特徴から、ダメな同僚保育士への & 自分がならないための対処法まで解説していますので、ぜひ本文を読み進めてください。
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保育士目線でみたダメな保育士の特徴
ダメな保育士と言っても、目線が違うだけで保育士のダメなところは異なります。
まずは保育士目線でみたダメな保育士の特徴を紹介します。
「保護者目線」「子ども目線」でみたダメな保育士の特徴を先に読みたい方はこちらからどうぞ。
1.いつもネガティブ
常にマイナスの言葉が先に出てしまう人は、周りから見ていても良い気分にならないですよね。
例えばこんな言葉を言っていませんか?
- すぐ言い訳を口にする
- 頭では考えているけど行動を起こそうとしない
- ミスや失敗をズルズルとひきずる
保育士がそんな態度だと、子どもを不安にさせてしまいかねません。
上記のような方は要注意です。
2.報告・連絡・相談ができない
保育園は、1人では仕事ができない場所であるため、チームワークが大切です。チームで仕事を行って行くためには「報告・連絡・相談」は必要不可欠です。
たとえば、おやつの変更があった場合、アレルギーのある子どもが園にいるのか確認しなければいけません。アレルギーのある子どもがいるか保護者に確認し、上司に報告するでしょう。
また、アレルギーの子どもに対しての対策も相談して決めて行く必要があります。このように、報告・連絡・相談ができないと保育士の仕事は上手く行きません。
3.時間にルーズ
保育園は、子どもを預けて親が働くためにある場所ですよね。時間にルーズで遅刻ばかりしていると、同僚からの信頼だけでなく、保護者からも見放されてしまいます。
園によっては、就業開始前に保育を開始する「時間外保育」をするところもあるので、遅刻したら保護者の方に迷惑をかけてしまいかねません。何回も遅刻する方は、ダメな保育士とみなされてしまうでしょう。
4.チームワークを大事にできない
1人で仕事をするのが好きな方は保育士に向いていません。なぜなら、保育は「チーム」で行動するからです。
例えば、声かけをせず、自分勝手に行動してしまいチームの輪を乱すような保育士がいるケースです。人の意見を聞かず勝手に保育するため、連携ミスが起こりやすく、子どもに危険が及ぶ可能性も発生しかねません。
重要なのは、保育士同士の連携がしっかり取れて、見守りができる環境が構築できることです。
そのために、
- 情報共有をこまめにする
- コミュニケーションを常に意識する
- 周りをみる
など些細なことから意識できないといけません。
5.休みがち
たびたび仕事を休んでいると、体調管理ができない人だと評価を落とします。仕事が忙しいときに1人休まれると、休んだ人をカバーするため、仕事を休めない人が出てくる可能性もあります。
とはいえ、休まざる終えないケースもありますので、ぜったいに休んではいけない訳ではありません。たとえば「熱を出してしまった」「精神的に仕事にいけなくなった」などのケースです。
もし仕事の業務量が多く、人間関係に問題があるのなら、他の仕事を模索してみることも視野に入れましょう。
保護者目線でみたダメな保育士の特徴
保護者は子どもが安心して園に通えるかをみています。だからこそ、安心感を与えられるように立ち振る舞うことが重要です。
逆に、以下のような行動をしてしまっている方は保護者からの印象を落としているかもしれません。
- 人前で堂々と立ち振る舞えない
- 人前で会話ができない
- 聞いても効果的なアドバイスがもらえない
人見知りしてしまい、自信をもてない方は注意してください。また、不潔な人だと思われると子どもと接してほしくないと敬遠されてしまう可能性もあり、清潔感があることも大切です。
子ども目線でみたダメな保育士の特徴
子ども目線では、人見知りしてしまう保育士は、ダメのレッテルを貼られてしまいます。子どもは「いつも元気で明るい」保育士に集まっていきます。
そして一緒に遊んでくれたり、声をかけてくれたりする一緒にいて楽しい人を好きになりますよね。ですので、一緒に遊ぶためには体力があることも重要です。
逆に「逆にすぐ怒る」「いつも笑わない」「ムスッとしている」などの行為に心当たりのある方は、子どもが避けがちな態度・行動をとっているので注意しましょう。
ダメな保育士になってはいけない理由
ダメな保育士でいると、保育園の同僚、保護者、子どもたちから見放されてしまいます。
- 上司から何をやっても叱られる
- 子どもからなめられる
- 保護者からクレームを受ける
上記のような状態が日常茶飯事で起こっていると、仕事をやめたくなるでしょう。
ですのでダメな保育士になってはいけないのです!
ダメな保育士にならないためのポイントや注意点
ダメな保育士にならないために注意すべきことは以下の3つです。
ポジティブな言葉を心がける
ネガティブな発言ばかりしていると、周りの人は決して気持ちいいものではありません。まずはポジティブな言葉を使うようにしてみましょう。
言葉を変えるだけで、自分自身の考え方だけでなく、周りの反応も違ってきますよ。
相手目線で動く
仕事で重要なのは、相手への想像力です。
- 相手がどのようなことを考えているのか
- どうすれば働きやすいのか
- どうすれば仕事のストレスを減らせるのか
- 楽しい気持ちで過ごせるのか
- 安心して通園させられるか
「同僚」「保護者」「園に通園する子どもたち」すべてに対し、少しでいいので、どうやったら喜んでくれるか意識を向けましょう。
環境を変えてみる
職場の人間関係が悪く、働いていること自体がつらいという方は、転職も視野に入れるべきです。なぜなら仕事を変えない限り、人間関係のストレスは解消されないからです。
同僚にダメな保育士がい続ける限り、ストレスを受け続けるでしょう。辞めたい要因がはっきりしているなら、環境を変えるべく行動すべきです。
ダメな同僚保育士との上手な関わり方
- ダメな保育士がいるのが問題なのになぜ私が辞めなくてはいけないの?
- そもそも簡単に仕事は変えられない
上記のように思う方も多いでしょう。

自分が原因ではないのに、自分が仕事を辞めるのはおかしいですよね。
具体的な対処法は以下の3つです。
- 同僚や上司に相談する
- 指導する
- それでもダメなら転職して環境を変える
ダメな保育士は園全体の問題です。組織的に改善する必要があり、まずは同僚や上司に相談しましょう。
それでも改善が見られない、どうしようもないなら、あえて厳しく指導する必要があります。その際は、「子どもに危険が及ぶ可能性もあるから」と理由を伝えた上で、指導するようにしましょう。
ただし、ここまで自分なりに動いてきたのに、
- 「園(組織)として対処してくれなかった」
- 「問題のある相手に変化がない」
上記のような場合は、今の職場で働き続けることが難しいでしょう。
日本には多くの保育園があります。他の保育園へ転職することで、現在抱えている悩みを解消できる可能性があります。
ダメな保育士の特徴のまとめ
ダメな保育士の特徴は、目線によって少しずつ異なります。
- 保育士目線:ネガティブ発言が多い、報連相ができない、時間にルーズ、チームワークを大切にできない、休みがち
- 保護者目線:不潔・自信がない・安心感を与えられない
- 子ども目線:笑わない、すぐ怒る、一緒に遊んでくれない
こうした特徴は、周囲からの信頼を失い、最悪の場合は職場や保護者、子どもから見放されてしまう原因になります。
一方で、ポジティブな言葉を意識する・相手目線で動く・必要なら環境を変えるといった対処法を実践することで、自分自身を改善し、良い保育士として評価されるようになります。
もし、同僚にダメな保育士がいる場合は、上司に相談したり指導を試みたりすることが大切です。それでも改善が見られないときは、転職という選択肢も視野に入れるべきでしょう。
今の職場がつらいと感じている方は、人間関係の良い職場を紹介してくれる転職サイトを活用し、自分に合った環境を見つけることも解決策の一つです。
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