- 「20代で派遣なんて底辺」というネットの声に不安を感じている人
- 今の正社員生活が辛すぎて、一時的に派遣に逃げたいが後悔したくない人
- 実際に派遣から大手企業の正社員に返り咲いた人のリアルな戦略を知りたい人
「20代で派遣になるなんて人生の無駄使い」「30代で詰むからやめとけ」。 検索すると、そんな恐ろしい言葉ばかりが目に入りますよね。
しかし、私は20代で派遣社員を選んだことを1ミリも後悔していません。 むしろ、あのとき戦略的に派遣を選んでいなければ、私は今も手取り10万円台のブラック保育士として消耗していたでしょう。
ただし、これだけは真実です。 「目的のないダラダラ派遣」は、確実に人生を棒に振ります。
この記事では、元・年収200万の保育士だった私が、なぜあえて派遣を選び、どうやってそこから大手企業の正社員へと這い上がったのか。その「戦略のすべて」を公開します。

20代で正社員から派遣を経験した私の実体験をお話しします。
- 資格取得のため残業はしたくない
- 20代の今はたくさんの経験を積みたい
- 子供ができて一旦、派遣で働いていたけど、そろそろ正社員を目指したい
そんな方は「紹介予定派遣」で働くのがおすすめです。「20代の紹介予定派遣」で働く人の実態は下記ページで詳しく解説しています。

【データで見る】なぜ「20代で派遣はもったいない・後悔する」と言われる理由
なぜ世間で「20代の派遣」を止める意見が多いのでしょうか。理由はシンプルで「30代以降のリカバリーが効かないから」です。
ここでは、厚生労働省のデータも参考に、理由を解説します。
- 30代を過ぎると「数百万」の年収格差が生まれる
- 「ポテンシャル採用」は30歳以降は使えない
- 社会的信用と「親の目」が気になる
30代を過ぎると「数百万」の年収格差が生まれる
「20代のうちは派遣も正社員も給料は変わらない」。これは半分正解で、半分罠です。
厚生労働省のデータを見てください。20代前半では差はわずかですが、30代後半になると差が開きます。
| 年齢 | 正社員(月収) | 派遣・契約(月収) | 差額(月) | 年間の差(推定) |
| 20〜24歳 | 22.5万円 | 19.6万円 | 2.9万円 | 約50万円 |
| 25〜29歳 | 26.3万円 | 21.5万円 | 4.8万円 | 約80万円 |
| 30〜34歳 | 30.3万円 | 22.4万円 | 7.9万円 | 約150万円 |
| 35〜39歳 | 34.0万円 | 22.7万円 | 11.3万円 | 約200万円 |
正社員は年齢とともに昇給し、ボーナスも増えます。しかし、派遣社員の時給は、何年働いてもほぼ横ばいです。
「気づいたら35歳で、正社員の友人と年収が200万違った」
これが、派遣を選んで後悔するパターンです。
「ポテンシャル採用」は30歳以降は使えない
転職市場において、20代には「ポテンシャル(将来の伸びしろ)」が武器です。「未経験だけど、やる気はあるので育ててください!」が通用するのは、残念ながら20代までです。
実際にdodaの転職データを見ても、未経験職種への転職決定率は、20代前半の53.0%をピークに、30代以降は下降線をたどります。

ここで恐ろしいのは、「派遣で誰でもできる入力作業」だけを5年続けて30歳になったケースです。企業から見れば「即戦力としての専門スキル」も「マネジメント経験」もないため、正社員の土俵に上がることさえ難しくなるのが現実です。
社会的信用と「親の目」が気になる
将来、マイホームが欲しいと思った時、派遣社員というだけで選択肢が激減します。「令和6年度 民間住宅ローンの実態に関する調査」によると、約4割(37.8%)の金融機関が、住宅ローン審査において「派遣社員は対象外(申込み不可)」としています。
審査に通るかどうか以前に、スタートラインにさえ立たせてもらえない状況です。
結婚も例外ではありません。結婚相談所などの調査では、女性の8割以上が相手選びで「職業(安定性)」を重視すると回答しています。「親戚の集まりで職業を言いにくい」「結婚相手の親に反対される」という悩みは、こうした「不安定さへの懸念」が数値として裏付けられているからこそ発生する、避けて通れない問題なのです。
【実体験から】20代の派遣社員が後悔すると言われる理由
ここからは、私が派遣社員をしていて感じた派遣社員していると後悔する理由を紹介します。
- 昇給が期待できない
- スキルが身につかない
- 肉体労働の仕事ばかり
- 配属先が変わりやすい
- 仕事の範囲が限られ、やりがいを感じづらい
- 担当者のフォローがイマイチ
- ルーティンワーク的な仕事で成長できない
昇給が期待できない
20代の派遣社員が後悔する理由の一つは、昇給がほとんど期待できず、長期的に正社員との経済的格差が拡大することです。
派遣社員の給与形態は時給制が主流であり、正社員のような定期昇給や賞与(ボーナス)の制度が適用されない場合が一般的です。また、派遣契約では昇進の機会も極めて限定的であるため、勤続年数を重ねても収入が上がりにくい構造になっています。
同じ業務を行っていても、正社員には賞与や各種手当が支給されるのに対し、派遣社員にはそれらがないため、年収ベースで大きな差が生じます。
特に30代になると、正社員と派遣社員の間で年間100万円以上の収入差が生じるケースもあります。 昇給の機会が乏しいため、将来的なライフプラン(結婚、住宅購入など)に対する経済的な見通しが立てにくいという不安にもつながります。
そのため、20代で派遣社員として働く際には、目先の時給だけでなく、長期的な収入の見込みやキャリアパスを考慮し、昇給や正社員登用の可能性があるのかどうかを派遣会社に確認するなど、将来を考え情報収集や計画が必要です。
関連記事:紹介予定派遣はやめたほうがいい?紹介予定派遣で失敗した私の体験談!

スキルが身につかない
派遣社員として働く中で、キャリアアップに直結するような専門的スキルや深い知識が体系的に習得しにくく、その結果、将来のキャリア展望に対する不安や後悔を抱くことがあります。
派遣社員に任される業務は、多くの場合、正社員の補助的な作業や、手順の決まった定型的なルーティンワークが中心となる傾向があります。
そのため、企業の戦略的意思決定に関わる業務や、高度な専門知識・判断力を要するプロジェクトに主体的に関与する機会は著しく制限されます。参考資料でも、習得するスキルが「広く浅く」なりがちであるという指摘があります。
たとえば、さまざまな派遣先で異なる業務に触れることで幅広い業界知識やツールの使用経験は得られるかもしれませんが、一つの分野における専門性を深く掘り下げたり、プロジェクト全体を統括するような経験を積んだりすることは難しい場合があります。
データ入力や書類作成・整理、電話応対といった業務が中心となり、企画立案、予算管理、部下の育成など、より高度なスキルやマネジメント経験を積む機会は少ないです。
このような状況が続くと、将来的に正社員への転職を目指す際に、企業が求める専門性や実績をアピールすることが困難になる可能性があります。
スキルが身につかないことによる後悔を避けるためには、派遣の仕事を選ぶ際に、単に時給や通勤の便だけでなく、自身のキャリア目標に照らしてどのようなスキルが習得できそうか、少しでも成長の機会が得られる業務内容か否かを吟味しましょう。
また、PCスキル、語学、専門講座など、派遣会社が提供する研修プログラムを積極的な活用や、業務外での自己学習や資格取得を通じて主体的に専門性を高める努力が不可欠です。
肉体労働の仕事ばかり
派遣の求人には、工場でのライン作業や倉庫内での軽作業など、いわゆる肉体労働の案件も多く存在します。
未経験でもすぐに働き始められる手軽さがある反面、20代のキャリア形成に重要な時期に職務経歴書に書けるスキルが身につかないデメリットがあります。
単純作業を繰り返すだけでは、ビジネスマナーやPCスキル、折衝能力といった他の企業でも通用する能力(ポータブルスキル)が積み上がりません。
その結果、30代になって体力的につらいからオフィスワークに就きたいと思っても、アピールできる実務経験が何もなく、転職の選択肢が狭まってしまうのです。
これが、「20代で安易に肉体労働の派遣を選ぶと後悔する」と言われる理由です。
すみ若いうちは体力があるから大丈夫と思っていても、スキルが身につかないまま年齢だけ重ねてしまうのが一番怖いんですね……。
配属先が変わりやすい
短い期間でコロコロと働く環境が変わると、中途半端な状態で異動してしまうので、スキルや知識が習得できないですよね。「長く働いて知識やスキルをためたい」という方に派遣は不向きかもしれません。


もし配属先がコロコロ変わるのであれば、まず今の派遣先企業を辞めたいと、派遣元の担当者に相談しましょう。
「配属先が変わらない場所で働きたい」と希望を伝えれば、条件にあった求人を探してくれるので安心ですよ。
仕事の範囲が限られ、やりがいを感じづらい
大きなプロジェクトの中で、重要な仕事はやはり正社員に任せるのが一般的です。そのため、仕事の限られている派遣社員の働き方ではやりがいを感じづらい側面はあるかもしれません。
もし仕事で経験を積み、スキルを身につけて、スケールアップしたい方は、派遣から正社員を目指すのがいいでしょう。正社員登用のため転職活動するのもいいですが「紹介予定派遣」で正社員を目指すのもおすすめです。
担当者のフォローがイマイチ
相談できて安心だから、派遣で仕事を探していたのに、相談しても冷たい対応をされたら、悲しい気持ちになりますよね。派遣元の担当者にあたり外れあるのは事実です。


私も相性の良くない派遣元会社の担当者に当たったときがありました。
そのときは、「担当者を代えてください。全然返信を返してくれないし、対応が良くないからです。」と素直に伝えました。それで新しい担当者に切り替わり、その後は順調に対応していただけました。
勇気は必要ですが、言うことで変わることもあるので、フォローがイマイチなら派遣元会社に状況を報告しましょう。
各派遣会社は特徴がそれぞれ異なります。1つの派遣会社だけに登録していると、あなたが目指す職種はあまり取り扱いがないかもしれません。
1つの派遣会社だけ選び、求人探ししていたことで損することもあります。私が実際に登録して良かったおすすめの派遣会社はこちらです。
| 派遣会社 | 総合満足度 | 紹介予定派遣 (2023年9月14日現在) | 営業マン対応・サポート力 | 福利厚生 | スキルアップ | HP |
![]() ![]() スタッフサービス | 5.0 | 9,456件 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 【無料】公式HPへ |
![]() ![]() パーソルテンプスタッフ | 4.8 | 6,563件 | 4.5 | 5.0 | 5.0 | 【無料】公式HPへ |
![]() ![]() ウィルオブ・ワークス | 4.5 | 4,087件 | 4.5 | 5.0 | 4.0 | 【無料】公式HPへ |
![]() ![]() アデコ | 4.3 | 3,159件 | 4.0 | 4.5 | 4.5 | 【無料】公式HPへ |
パソナ | 4.3 | 1,164件 | 5.0 | 4.0 | 4.0 | 【無料】公式HPへ |
ルーティンワーク的な仕事で成長できない
シール貼りや梱包などルーティンワークの仕事ばかりだと、自己成長できないのではないかと不安になりますよね。そういった方は希望条件に合っていない仕事をしている可能性が高いです。
もう一度、派遣元の担当者に「希望条件」を伝え相談しましょう。あなたに合った求人を探してくれますよ。


もしどんな仕事が自分に合っているかわからないなら、適職診断してみるのもいいですよ。
それでも私が「20代で派遣を選んでよかった」と断言する3つの理由
世間では「底辺」などと言われることもある派遣社員ですが、私はあのタイミングでの派遣への転職は正解でした。なぜなら、私には明確な「戦略」があったからです。
そう断言できる3つの理由を紹介します。
- ブラック労働からの「緊急シェルター」として活用した
- 未経験(事務職)への「お試し入社」ができた
- 「紹介予定派遣」への足がかりにした
ブラック労働からの「緊急シェルター」として活用した
当時の私は、保育士の仕事で責任の重さに押しつぶされ、心身ともに限界でした。「いきなり別の正社員に転職して、またブラック企業だったら……?」そう思うと恐怖で動けなくなっていました。
しかし、派遣社員は「責任の範囲」が契約できっちりと決まっています。
- 残業なし
- 持ち帰り仕事なし
- 責任ある重い判断業務なし
この環境に身を置くことで、私は「ボロボロになったメンタルを回復させる時間」を買いました。
「メンタルを壊してまで守るべき正社員の座なんてない」のです。
未経験(事務職)への「お試し入社」ができた
「保育士しかやったことがない私に、事務なんてできるの?」
この不安を解消するのに、派遣は最適でした。いきなり正社員で入社して「やっぱりPC無理でした」と辞めれば経歴に傷がつきますが、派遣なら「契約満了」という形でリセットできます。
結果的に、私はここでMOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)の資格を取り、実務経験を積むことができました。



「自分に事務が向いているか分からない」という人こそ、まずは派遣で適性を確かめるのが賢いやり方です。
「紹介予定派遣」への足がかりにした
これが最大の勝因です。私は最初から「一生派遣でいるつもり」はありませんでした。「事務の経験を積んだら、必ず正社員に戻る」と決めていました。
そのために選んだのが、直接雇用を前提とした「紹介予定派遣」です。派遣期間中に職場の雰囲気や人間関係を見極められるため、ミスマッチを防いで正社員になることができました。
「後悔して終わる人」と「キャリアアップする人」の決定的な違い
20代の派遣を天国と地獄に分けるのは、たった一つの違いです。それは、「期限を決めているかどうか」です。
| 特徴 | 後悔して終わる人 | キャリアアップする人 |
| 思考 | 「今の職場が楽だから」と現状維持 | 「1年後に正社員になる」と期限を設定 |
| 行動 | スキル磨きをせず、思考停止で更新 | 派遣会社の研修等を使い倒してスキル習得 |
| 30代の姿 | 派遣切りに怯える日々 | スキルと実績を持って正社員へ |
もし後者なら、派遣はあなたの人生を好転させる最高のツールになります。
20代の派遣が「後悔」を回避するための具体的なロードマップ
では、具体的にどう動けばいいのか。私が実践したロードマップを公開します。
「市場価値」を知り、逃げ道を作る
いきなり退職する前に、「今の自分ならどんな派遣求人があるか」を知っておくだけで、心の余裕が違います。
まずは大手の派遣会社に登録し、コーディネーターに相談しましょう。
スマホで登録2分
スマホで登録2分
「紹介予定派遣」の求人を狙う
普通の派遣(登録型派遣)ではなく、「紹介予定派遣」に絞って探すのも手です。最長6ヵ月の派遣期間を経て、あなたと企業の双方が合意すれば正社員(または契約社員)になれる制度です。



「本当に正社員になれるの?」と不安な方は、別記事の「体験者55名へのアンケート」を読んでみてください。「自分から辞退した」という人が意外と多いというリアルな実態が見えてきますよ。


派遣期間中に「ポータブルスキル」を盗む
派遣期間中も勉強しましょう。たとえば以下のようなスキルを盗むと良いです。
- Excelの関数(VLOOKUPなど)
- ビジネスメールの作法
- 電話応対のスキル
これらは、どこの会社に行っても使える「ポータブルスキル(持ち運び可能な能力)」です。これさえあれば、もし派遣切りにあっても翌週には次の仕事が見つかります。
20代の派遣社員で働くのは後悔する?【私の体験談】
結論、私は派遣で働いてよかったと思っています。なぜなら働く自信を失っていた私にもう一度はたらく意欲を与えてくれたからです。実際に派遣社員として働いていた時に身につけたスキルや仕事のノウハウを学んだことで、次のステップ(直接雇用)に上がれたと思います。
ここでは、「なぜ正社員を辞めたのか」「なぜ派遣で働くことになったのか」について解説します。
20代に派遣社員として働いた経緯(いきさつ)
- 保育士として正社員登用された時代の挫折
- 派遣社員として働き始めるが再び悩みが…
- コンビニ店員として過ごした時代
- 再び、派遣社員として働く
- 正社員を目指し紹介予定派遣制度を利用する
- 晴れて正社員OLになる
保育士として正社員登用された時代の挫折
私は保育士になる4年生大学からストレートで私立の保育園に就職しました。


保育士の仕事は好きでしたが、何かは「こういうの苦手だな…」と感じることもあり悩んでしました。
たとえば以下のようなものです。
- 子どもを1人で複数人みなきゃいけない時
- 子どもの親御さんとの連絡ノートでのやり取り etc…


「苦手なことだから…」
なんて言ってられない
でも今後どんどん責任ある仕事がふりかかってくる…
そのプレッシャーに精神的に追い込まれていきました。
もちろん仕事である以上、仕事を拒否できません。しかし苦手なことは誰だってあります。
「石の上にも三年」ということわざがありますが、私の場合経験を積めば積むほど、これからやっていけるのかな…と自信を失っていきました。
そしてまだ仕事が定まらない中、保育園の仕事を辞めます。
派遣社員として働き始めるが再び悩みが…
私は、「子どもを預かるような責任の重い仕事は向かないんだな」と感じ、これまでやったことのない職種を目指します。
- 保育の仕事しかやったことがない
- 未経験の人に仕事はあるのだろうか
と考えていました。母から「資格を取ってみたら」とアドバイスがあり、まず仕事を始める前に資格取得からやってみようと思いました。
母は派遣で働いていました。そんな母から、「MOS(マイクロソフトオフィスプロフェッショナル)の資格を持っていたから採用されたこと何度もあるよ」と話を聞いたため、わたしはMOS資格を最初に取りました。
そして無事採用。
晴れて事務職の派遣社員として働きはじめます。


しかし私は、2年ほど働きお仕事を休んでしまいました。
派遣で働いていた職場の人間関係で悩み、精神的にダウンしてしまったのです。
あのときほど「自分は何やってもダメなんだ」と思ったことはありません。人生絶望のときでした…
コンビニ店員として過ごした時代
数週間はなにもせず家で過ごしました。
でもどんどん落ち込んでいく自分がイヤで、「とにかく何かしよう!カラダを動かして悩むのをやめよう」とコンビニでバイトをはじめます。


自暴自棄になっていて、思考が鈍くなっていました。こんな状態で働けるの?と思うことが何度もありましたね…
でも、同僚の方がいい人ばかりで一から丁寧に教えてくれたおかげで、業務内容も覚えられ、働く自信を取り戻していきました。
自信を失っていた時期だったので、優しく接してくれた同僚の方々の存在がとても大きかったです。
私にとって、とても大きな経験でした。
再び、派遣社員として働く
一生懸命はたらいていた姿を評価されて、
コンビニの店長から「うちで正社員で働かないか?」と声をかけてもらえるくらい、信頼してもらえるようになっていました。
とても嬉しかったです。
でも、やっぱり月々のお給料は10万円くらいで…
正社員になったとしても、年収は高望みできないと感じていました。


店長の気持ちは嬉しかったですが、もう一度、派遣で働くことを決意します。
2度目の派遣の働くチャレンジ。
コンビニで働いていた時に、働く自信を取り戻していたせいか、採用も思っていたより順調で、すんなり事務の仕事が見つかりました。
正社員を目指し紹介予定派遣制度を利用する
「派遣から正社員を目指してみたい」という気持ちを抱いていたので、派遣社員から直接雇用を目指せる「紹介予定派遣制度」を利用しました。


紹介予定派遣のメリットは以下のようなものです。
- 未経験でも挑戦しやすい
- 職場の雰囲気を知れる
- 派遣社員として働くため、無茶な要望は依頼されない
- パート・アルバイトで働くよりお給料が多くもらえる
紹介予定派遣で働く派遣先企業は、テレビCMを流すような大きな会社でした。しかも業務内容は、補助的な仕事ではなく代理です。
ただし直接雇用になっても「契約社員」としての採用でした。
その時に思っていたのは、「お給料が働いた分だけしか出ない働き方はイヤ」「働けない状態になるかもしれないから、派遣社員やアルバイトの働き方はしたくない」といったことを考えていました。


だからこそ、「ぜったい社員になるぞ」って思い精いっぱい働けたと思います。
晴れて正社員OLになる
その後は順調に契約社員として直接雇用が決まりました。
もちろん責任のある仕事もたくさん経験させていただきました。


冷や汗をいっぱいかくような仕事も多かったですが笑
でもその甲斐あって、3年後の正社員登用試験に合格。正社員のOLとして働いています。


人生は思い描いていた通りにはいかないことがたくさんありました。
でも今言えることは「諦めず、行動することで自分の思い描いた姿になれる」ということです。
たとえ自信を失い絶望したとしても、一生懸命働いていれば、明るい未来が待っています。
【あわせて読みたい】保育士を辞めて、コンビニ店員になった日。


20代に派遣社員として働くデメリット
私が感じた20代のうち派遣で働くデメリットについてまとめました。
- 業務範囲が限られている
- 世間体がどうしても気になる
- 自分の適した仕事に出会えるかわからない
- 30代になってくると年収に差が生まれてくる
- 経営不振になるとクビ(解除)になりやすい
業務範囲が限られている
良くも悪くも仕事の範囲は契約内容で決められています。もし契約内容以上の仕事をさせてしまうと、派遣先企業は規約違反のペナルティを受けてしまいます。
とはいえ、やる気のある人にとっては「もっと業務をさせてほしい」「経験値を貯めたい」と悩んでしまうかもしれません。
世間体がどうしても気になる
どうしても20代のうちに派遣で働いているとこんなことを言われたりします。
- 「若いうちに派遣だなんてもったいない」
- 「正社員になれるチャンスのある時期なんだから普通に転職活動した方がいいよ」
たしかに両親だけでなく、実家に帰省したときに親戚からも言われると、グサッと心に刺さりますよね。でも私は「派遣で働いて良かったな」と自信をもっていえます。
派遣なら私のように保育士の仕事しかやってこなかった事務未経験の求職者でも、採用してくれる会社をたくさん紹介してくれたからです。
「でもやっぱり世間体がどうしても気になる」
こう言った方には派遣で選ばず、正社員採用で転職活動するのがおすすめです。
自分の適した仕事に出会えるかわからない
派遣では職種や希望条件に伝え、その情報に合った求人を探してくれます。とはいえ完全一致の仕事に出会えるかは保障されていません。
「職種や働き方は合っていたけど、人間関係が良くなかった」ことも多いです。実際に厚生労働省の調査によると、 派遣労働者を就業させる理由は、以下が上位を占めています。
- 「欠員補充等必要な人員を迅速に確保できるため」(73.1%)
- 「一時的・季節的な業務量の変動に対処するため」(35.8%)
- 「軽作業、補助的業務等を行うため」(24.5%)
ですので希望の仕事に出会えるかは、運やタイミングに左右されてしまいますね。
30代になってくると年収に差が生まれてくる
20代のうちは派遣でも正社員でも、大きな差は生じません。しかし30代になってくるとその差は徐々に大きくなっていきます。
厚生労働省の調査で、以下のような調査結果が出ました。
- 正社員・正職員の平均年収:328万円
- 正社員・正職員以外の平均年収:276万円
「20代のうちはそれでも良い」と思うかもしれませんが、30代になるとさらに収入差は拡大するため不安は大きくなってきます。
経営不振になるとクビ(解除)になりやすい
「派遣切り」という言葉があるように、経営不振になると最も先にクビになる可能性があるのが派遣社員です。派遣が不安定だと言われる所以ですよね。
もちろん派遣切りにあう前から、派遣切りに合う「前兆」は出ています。
たとえば以下のようなケースです。
- 業績の悪化
- リストラが行われている
- 仕事を教えてもらえない
- 研修や資格取得に自分だけ行かせてもらえない etc…
ですので、上記のような前兆を感じたら次の求人さがししておいた方がいいでしょう。
20代に派遣社員として働くメリット
- 正社員を目指せる道もある
- 希望の職種を自分で選べる
- 責任が正社員と比べ少ない
- 人間関係も適度な距離感がもてる
- 自信をつけるきっかけになる
- トラブルにあった時、派遣会社がサポートしてくれる
正社員を目指せる道もある
派遣で働いていても正社員を目指すことは可能です。「派遣だから一生派遣のまま」ではありません。
特に派遣で働きながら、直接雇用が目指せる「紹介予定派遣」は正社員を目指す方におすすめです。
| 一般派遣 | 紹介予定派遣 | |
| 雇用期間 | 最長3年 | 最長6ヵ月 |
| 雇用主 | 派遣会社が雇用主 | (派遣社員中) 派遣会社 ⬇︎ (直接雇用後) 派遣先企業 |


私も利用して、今は正社員OLとして働いています。
紹介予定派遣については以下の記事で詳しく解説しています。


希望の職種を自分で選べる
派遣の場合、働く自由度が高くなるため希望の職種で働ける可能性を高められますよ。もちろん派遣先での働きぶりが評価されて、雇用期間の延長を受けることもあります。


何より派遣で働いたことで、「働く自信」を取り戻すことにつながる人も多いです。
責任が正社員と比べ少ない
正社員として働いていたとき、重い責任の仕事ばかり任せられて、働くことに自信を失った経験がある方もいますよね。
「責任ばかり押し付けられる仕事はしたくない」と、思っている人もいるかもしれません。そんな方は派遣で働くことをおすすめします。
| 派遣 | 正社員 | |
| 雇用主 | 最長3年 | 定年まで(65歳) |
| 雇用形態 | 派遣会社 | 勤務先 |
| 給料 | 時給 | 月給 |
| ボーナス | なし | あり |
| 昇給 | なし | あり |
| 休日 | 自由に選択可能 | 会社に準ずる |
| 勤務日数・時間 | 自由に選択可能 | 会社に準ずる |
| 福利厚生 | 派遣会社に準ずる | 会社に準ずる |
| 業務内容 | 契約書に記載された内容 | 会社に準ずる |
人間関係も適度な距離感がもてる
人間関係で悩んで仕事を辞めた人もいますよね。


私も「人間関係」で悩んで仕事を替えた経験があります。
派遣で働いていると、「派遣の方」という捉えられ方がされて、一歩引いて接してくれる派遣先が多いですよ。
ですので「適度な距離感」での働き方が実現しやすいメリットもあるんです!
自信をつけるきっかけになる
正社員の仕事が合わず、仕事に自信を失った人もいますよね。


私もその1人でした。
正社員として働きたいけど、その前段階として派遣を選ぶのも1つの手段です。リハビリ期間として短期で働いてみるのもいいかもしれません。
トラブルにあった時、派遣会社がサポートしてくれる
正社員で登用された後に、トラブルに遭遇してしまうと自分一人で解決しなくてはならず、大変ですよね。
派遣社員だと派遣会社が派遣先企業との間に入ってくれサポートしてくれるので安心です。
20代で派遣社員は後悔する?に関するQ&A
- 派遣社員でも厚生年金保険や健康保険に入れるの?
- 派遣社員の20代の年収は?
- 派遣でしか働いたことはないけど、大丈夫?
- 20代派遣を経験してキャリアアップ転職できる?
- 経験、スキルがないと仕事はみつからない?
- 仕事が不安定なことに対する不安はある?
- 派遣社員はひどい扱いをされる?
派遣社員でも厚生年金保険や健康保険に入れるの?
派遣社員になると派遣会社が、健康保険の加入手続きを行ってくれます。厚生年金保険に関しては、下記の条件を満たせば加入することが可能です。
- 「正社員の勤務時間・労働日数に対し、4分の3以上勤務」
- 「週20時間以上勤務し、月の所定内賃金が88,000円以上」
派遣社員の20代の年収は?
厚生労働省の調査で、以下のような調査結果が出ました。
- 正社員・正職員の平均年収:328万円
- 正社員・正職員以外の平均年収:276万円
つまり派遣社員の年収は、正社員より少ない傾向です。
- 派遣でしか働いたことはないけど、大丈夫?
- 転職が多いのと正社員経験が少ないので、書類で落ちる可能性は高い
上記のようなことを派遣会社から言われる可能性があると不安を声にする人がいます。
しかし「積極的に応募する」ことを諦めなければ、正社員で働いた経験がなくても就職できるはずです。
20代派遣を経験してキャリアアップ転職できる?
結論、キャリアアップのため”あえて”派遣社員をしている20代も少なくありません。
派遣は「さまざまな職種の経験できる」、「副業などの時間を作りやすい」など多くのメリットがあります。


20代のうちは1つの仕事に捉われず、さまざまな仕事を経験して、30代のキャリアに活かすのもいい手段かもしれません。
経験、スキルがないと仕事はみつからない?
未経験OKの派遣求人は多く存在します。ですので「仕事が全く見つからない」ということはないでしょう。
正社員を検討している方は紹介予定派遣がおすすめです。「紹介予定派遣」は直接雇用を前提とした派遣の働き方です。
仕事が不安定なことに対する不安はある?
たしかに不安に思うことはありますよね。私も実際そう思っていました。だからこそ私は派遣は「自己成長のための期間」と割り切っていました。
そして正社員になれるタイミングあれば、絶対なりたい!と考え「紹介予定派遣制度」を利用しました。


裏を返せば「さまざまな仕事にチャレンジできる」ということですよね。
20代の今しかできないことに注目して、積極的に行動してみましょう。
派遣社員はひどい扱いをされる?
確かにゴミ扱いのような対応をされたという口コミは多く散見します。しかし、これからさらに人手不足は加速する時代がくるため、そんな対応をする会社に未来はないと私は思います!
ただし、実態としてひどい扱いをする派遣先があるのも事実です。


もし差別的な扱いをされた場合は、すぐ派遣スタッフに相談しましょう。
まとめ|20代で派遣社員しないために後悔する理由を知ろう
20代で派遣社員として働くことに不安や後悔を感じる声は少なくありませんが、大切なのは「自分にとっての意味」を見出せるかどうかです。
確かに昇給や安定性の面では正社員に劣る部分がありますが、派遣という働き方を通じて自信を取り戻したり、経験の幅を広げられたという実感も私は得ることができました。
派遣で後悔する人の多くは、将来設計を持たずに目先の条件だけで働き始めてしまったケースがほとんどです。
一方で、「どんなスキルを身につけたいか」「どんな環境で成長したいか」を明確にして派遣を活用できた人は、正社員へのキャリアアップにつなげています。
大切なのは、今の働き方を「自分の未来にどうつなげていくか」という視点を持つこと。
周囲の声や世間体に惑わされず、自分らしい選択を重ねていけば、20代での派遣経験も大きな糧になります。
後悔しないために、「情報収集」と「自己分析」、そして「主体的な行動」を忘れずに、自分らしいキャリアを築いていきましょう。







