紹介予定派遣を断るタイミングは?スムーズに辞める方法を解説

紹介予定派遣を辞めるには?断るタイミングや断る理由まで解説
こんな人におすすめ!
  • 紹介予定派遣で働くか迷っている
  • 派遣期間終了後、社員への登用を辞退したいけど申し訳なくて迷う
  • 辞めたいと伝えた後の紹介予定派遣の派遣先の反応が知りたい
  • 直接雇用(正社員化や契約社員)を辞退した後はどうなるのか知りたい

たしかに紹介予定派遣を辞めたいのに、ここまでお世話になったから申し訳ない気持ちがあると辞めづらいですよね。

中には、辞めると言い出せずそのままズルズル働き続けている人もいるかもしれません。

結論、自分の気持ちに正直になり、辞めてOKです。

逆に働きつづけて心身の不調を起こしてしまったら働くこと自体が難しくなりかねません。

ただし「紹介予定派遣を断るタイミング」や、「辞めたい人がやってはいけない行動」があるので注意が必要です。

すみ
すみ

派遣を辞めたことのあるすみが解説します。

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目次

紹介予定派遣を辞退しづらい理由

紹介予定派遣を辞退しづらい理由
  • 派遣先に申し訳ない気持ちがある
  • 紹介予定派遣には数万から数十万の費用がかかっている

派遣先に申し訳ない気持ちがある

働きはじめて、色々とお世話してくれたのに、辞めたいといったら嫌な顔をされないかと心配しますよね。特に派遣先の方が親身に対応してくれていた際は、「あんなにやってくれたのに…」と辞めることを伝えづらくなってしまいます。

紹介予定派遣には数万から数十万の費用がかかっている

派遣先と派遣元の間では紹介料が発生しています。期待してお金を支払ったのに、すぐに辞められてしまうと派遣先も困りますよね。

またお金のことだけでなく、入社に対して手続きや研修など用意しなければならず、色々と準備が行われています。直接雇用に心配があるなら、雇用内容をしっかり情報収集しておくべきです。

紹介予定派遣は辞めていい

基本的に、派遣先企業と派遣スタッフの立場は平等です。双方の合意がなければ、正式に直接雇用できないのが紹介予定派遣制度です。

優劣などなく、断ってかまいません。

逆に派遣先企業の方から断られることもありますから「お互いさま」の状態ですよ。「申し訳ない」マインドセットは払拭しましょう。

紹介予定派遣を断るタイミング

紹介予定派遣紹介を断るタイミングがわからず、言い出せず悩んでいる方もいるかもしれません。

結論「辞めたい」と判断したタイミングですぐ辞める意思を伝えましょう。

辞退したい旨を早めに聞いていれば、派遣先も行動しやすいですよね。逆にギリギリになって辞めると言われた方が、派遣先も「直接雇用で働いてくれる」と期待してしまいかねません。

紹介予定派遣を辞める方法

基本的には以下の流れです。

辞退したい旨を早い段階で伝える
⬇︎
具体的な理由を伝える
⬇︎
派遣先、派遣元の両方に伝え、ここまでお世話になった感謝の意を伝える

下記では辞めたい理由別にまず伝えるべき相手が誰なのか解説します。

会社の仕事が合わないケース➡︎直属上司に相談する

  • 会社の仕事内容が合わない
  • 自分の働き方とどうしても合わない

上記の方はまず、派遣先の直属上司に相談しましょう。

「気まずくて言いにくい」と感じる人もいるかもしれません。

しかし正社員雇用より、言いやすいですよね。

また紹介予定派遣で正社員辞退する方は多いので安心して伝えてくださいね。

株式会社ディップの調査結果では、約9割が派遣社員側から辞退しているという結果が出ています。

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人間関係が合わないケース➡︎派遣会社に連絡して退社する

もし派遣先の人間関係(パワハラ、セクハラなど)で悩み、辞めたいと感じている方は、派遣元会社に連絡しましょう。

派遣会社が間に入ってくれるのは派遣スタッフで働いている強みです。

  • 「もう会社に行くこともできない…」
  • そんな方は派遣元へ電話してください。
  • 「大変でしたね。退職の手続きはこちらで対応しておきます」

と、派遣先と関わることなく退社手続きを行なってくれます。人間関係がキツかった人はすごく助かりますよね。

紹介予定派遣を辞退したいと回答した後の対応

紹介予定派遣を辞退したいと回答した後の対応
  • 派遣先企業の反応
  • 派遣元からのペナルティ
  • 辞退の返事後、退職までの期間

派遣先企業の反応

退職することを伝えた直後は、気まずい雰囲気はあります。とはいえ、言ったことで周囲にも「残り20日の付き合い」と割り切って接してくれるので、強い態度や、仕事を無茶振りされることもありません。

そもそも紹介予定派遣は、双方の合意がなければ直接雇用にはならないため、引け目を感じる必要はないのです。堂々と最後の出勤日まで働きましょう。

派遣元からのペナルティ

結論ペナルティはありません。

実際に働いた方の口コミにも、

「紹介予定派遣で働いてみて、継続して働くか決める制度なのだからという理由でペナルティは一切ないと言われました」

とペナルティは無いようです。

ですので断ったからといって、

  • 仕事紹介が制限される
  • 待遇が悪くなる

上記のようなことは起こりませんので安心してください。

辞退の返事後、退職までの期間

派遣先によっては「即退社」「派遣期間満了」までのどちらかになります。しかし実際は、「もう来なくていい」と即退社になることは少ないようです。

職歴を傷つけない方法

職歴に傷をつけないためのポイントを伝えます。

職歴を傷つけない方法
  • 派遣期間内で退職する
  • 3ヵ月、6ヵ月などキリのいい期間で退職する

派遣期間内で退職する

正社員を2ヵ月程度で辞めてしまうと、職歴に「正社員2ヵ月で退職」と書かなくてはいけませんよね。これだと次回以降の転職活動で悪い印象を与えてしまいます。

しかし派遣期間中に辞めた場合「派遣期間満了で退職」という書き方ができます。つまり職務経歴書に、派遣社員を退職した事実しか書かずに済むため、評価を下げにくいのです。

3ヵ月、6ヵ月などキリのいい期間で退職する

派遣期間満了で辞めたと言っても3週間や1ヵ月で辞めたのだと、転職の際に「本当満了した?」と疑われかねませんよね。

紹介予定派遣は通常3ヵ月から6ヵ月です。ですので、キリのいい「3ヵ月」「6ヵ月」で辞める方がいいでしょう。

紹介予定派遣を断る理由

株式会社ディップの調査結果から、派遣スタッフの辞退理由を調査しています。

はたらこねっと

上記のように、理由はさまざまです。

断る際に重要なのは、理由を具体的に伝えることです。

なぜなら派遣担当としても、紹介予定派遣は大きな案件の1つだからです。

中には「なんとか働けないか」と説得してくる可能性があります。

しかし説得に応じたとしても、自分の中で合わない要因がある仕事を続けていては、いつかはまた辞めたいという考えに戻り後悔してしまうでしょう。

すみ

だからこそ具体的に自分の気持ちをハッキリ伝えられるよう考えておくべきです。

紹介予定派遣を断られた理由

派遣先企業の方から、直接雇用に結ばないケースもあります。

理由としては、

  • 「会社のルールを守れない」
  • 「業務が滞るくらいスキル不足」
  • 「仕事を休み過ぎている」

などです。

実際に戦力となる人材でなければ、雇用継続することは困難です。

ただし企業側も派遣スタッフに断った理由を明示しなければなりません。つまり適当な理由で雇用を拒否できません。

紹介予定派遣を辞めたい人がやってはいけない行動

辞めたい人がやってはいけない行動
  • 派遣元、派遣先ともに辞退する理由をはっきり伝えない
  • 退職を伝えた後は仕事にこない(手をぬく)

派遣元、派遣先ともに辞退する理由をはっきり伝えない

辞退する際ははっきり辞退する理由を伝えましょう。

優柔不断に自分の意見を伝えないのは、派遣先にも派遣元にも自分にもデメリットでしかありません。

たとえ辞めたとしても、その後待遇が悪くなるなどありませんので、辞めたい気持ちが明確なら早めに伝えるようにしましょう。

退職を伝えた後は仕事にこない(手をぬく)

お世話になった派遣先企業では退職の日まで手を抜かず勤めましょう。派遣期間満了まで勤めるのが原則です。

どんな待遇が悪かったとしても、数日はお世話になった職場です。退職の日まできちんと努めましょう。当然、無断退職は厳禁です。

直接雇用を辞めた方がいい職場の特徴

直接雇用を辞めた方がいい職場の特徴
  • 職場の人間関係が悪い
  • 仕事に不信感を感じる

職場の人間関係が悪い

  • すぐ怒鳴る上司がいる
  • 人として罵声を浴びせる

上記のように、明らかに人として批判するような職場は長続きしません。たとえ正社員として働きはじめたとしても、いつか気持ちの方が病んでしまいます。

いくら高時給だったとしても、働き続けるのはおすすめしません。

仕事に不信感を感じる

「取引先とトラブルを起こしている」など、仕事に対して不信感を抱いてしまう職場だと不安になりますよね。

実際に不信感を抱くような職場は後々、不祥事を起こしたり、最悪の場合、倒産するケースも少なくありません。

紹介予定派遣を辞めたい人がよくする質問

紹介予定派遣を辞めたら再就職手当はもらえるの?

紹介予定派遣を辞退した場合は再就職手当はもらえません。

再就職手当は、失業保険を受給してすぐ仕事を決めた方を対象に支給される手当です。

受け取るには条件があるのですが、紹介予定派遣では派遣期間満了後、直接雇用に切り替わり、1年以上働くのが至急の条件になります。

ですので、紹介予定派遣を途中で辞めた方は、対象外になってしまいます。

紹介予定派遣を辞めるタイミングは?

退職の意思はなるべく早めに伝えましょう。

一般的には、1ヵ月以上前のタイミングで伝えるのがベターです。

代わりの人材を確保したり、引き継ぎ作業など準備が必要だからです。

紹介予定の派遣を断るには?

派遣を断る際は以下の流れです。

辞退したい旨を早い段階で伝える
⬇︎
具体的な理由を伝える
⬇︎
派遣先、派遣元の両方に伝え、ここまでお世話になった感謝の意を伝える

辞める方法」の見出しでは辞めたい理由別に解説しています。

紹介予定派遣の面接後に辞退することはできますか?

辞退することはできます。派遣期間は派遣先と派遣スタッフの双方が、「見極め合う期間」だからです。

こちらが合わないのであれば、そのまま働く必要はありません。逆も然りで、派遣先の方から雇い止めを言い渡されるかもしれません。

まとめ

紹介予定派遣を辞めたいけれど、申し訳なさや不安を感じてしまう方は少なくありません。しかし、この記事でお伝えしてきたように、自分の気持ちに正直になり、紹介予定派遣を辞退することは全く問題ありません。

大切なのは、辞めるタイミングと伝え方です。

  • タイミングが重要:「辞めたい」と感じたら、できるだけ早めに派遣会社や派遣先に意思を伝えましょう。ギリギリまで伝えない方が、かえって迷惑をかけてしまう可能性があります。
  • 理由は正直かつ具体的に:なぜ辞めたいのか、具体的な理由を伝えることで、派遣会社も派遣先も状況を理解しやすくなります。説得される可能性も減らせます。
  • 感謝の気持ちを忘れずに:お世話になったことへの感謝の意を伝え、最後まで誠実に業務に取り組みましょう。
  • ペナルティの心配は不要:基本的に、紹介予定派遣を辞退してもペナルティはありません。次の仕事紹介に影響することもありませんので安心してください。
  • 職歴への配慮も可能:派遣期間を満了する、あるいは3ヶ月や6ヶ月といったキリの良いタイミングで退職することで、職歴への影響を抑えやすくなります。

一方で、辞める際にやってはいけない行動もあります。理由を曖昧にする、無断欠勤や仕事の手を抜くといった行為は、社会人としての信頼を損なうため避けましょう。

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