- 保育士として働いているが、キャリアチェンジを考えている
- OLに興味がある
- 転職に不安を感じている
- 自分の時間を確保し、生活のバランスを取り戻したい
保育士は確かに尊い仕事ですが、それでも「職場の人間関係のトラブル」や「子どもの命を預かるプレッシャー」などの理由で辞めたいと感じている方もいるでしょう。そのような方に、新たなキャリアとして「OL(事務員)」をおすすめします。
OLの仕事は多種多様で、自分のライフスタイルに合ったものが見つかりますよ。ただし保育士からOLへの転職には、様々なデメリットや注意点があるので自分に合っていないと転職して後悔する可能性があるので注意が必要です。

実際に保育士からOL(金融事務)に転職したすみが解説します!
上記のように考えている人もきっといますよね。
わたしもその1人でした。
そんな方は派遣でまず働くことをおすすめします。
派遣なら…
- 担当者がついて面接にも立ち会ってくれる
- 派遣先企業と勤務条件の交渉をしてくれる
- 派遣先企業とトラブルにあった際、仲介に入ってくれる
上記のような新しい異業種への転職にも心強いですよ。
わたしは手厚いサポートの「テンプスタッフ」を利用しました。
関連記事:保育士の手取りは13万⁉︎少ない6つの理由と手取りを上げる3つの方法

【保育士 OL転職】の前に「保育士は尊い仕事」
保育士として働く中で、子どもたちの笑顔や成長を感じることは、この仕事の醍醐味です。先輩保育士からの認められる瞬間や褒め言葉を受けることは、やりがいを感じ、深い喜びと達成感を感じさせてくれます。
ですので、前提として「保育士の仕事はすばらしい」と私は思っています。
それでも保育士を辞めたい…そんな方に「OL」はおすすめ
しかし、保育士の仕事がどうしても辛く、仕事を辞めたい方は、「OL」として働く選択肢をおすすめします。
私は、実際に保育士からOLになりました。だからこそ、伝えられることがあると思います!

まず「OL」という仕事がよくわからない方もいると思うので、「保育士」との違いなどにも触れて解説しますね。
「OL」とは◯◯
事務職、いわゆるOLは、書類の整理やデータ入力、電話対応などの業務が主で、会社において欠かせない役割です。女性ならではの気配りやセンスが活かせるので、飲食店では料理とサービスだけでなく、在庫管理や給与の管理などの事務業務が必要とされます。
これらの細かいサポートが、事務職の重要な役割となっています。

私もExcelなどのツールでデータをまとめたり事務のお仕事をしています。
OLをやり始めて感じたのは”スキル”があることです。私が感じた女性がOLになって必要なスキルは以下の記事でまとめています。

OLの仕事は多種多様
事務職とは、その種類や内容が非常に多岐にわたります。
- 一般事務
- 営業事務
- 経理事務
など、会社の規模や業態に応じて細分化されることが多く、女性の柔軟性が活かせる分野です。特に大きな会社では多くの種類の事務職が存在し、一方で小さい会社では一人の事務職員が全ての仕事を担うこともあります。
だからこそ、求人を選ぶ際には業務内容をしっかりと把握し、自分のスキルと合うものを見つけることが大切です。
事務職とOLの違い
OLと事務職の違いは、わずかながら存在します。OLは「Office Lady」の略で、一般的に女性事務員を指します。
一方、事務職はより広い意味で、男女を問わず事務的業務を担当する職種を指します。和製英語である「OL」は、特に女性が多く働く事務職を指すことが多いです。
しかし基本的には、OLと事務職は同じ職種を指すことが一般的です。
保育士からOL転職!転職活動はいつから始めればいい?
辞めたいと感じた瞬間が、新しい一歩を踏み出すタイミングです。「転職活動は、早い方がいい!」といわれています。
新しい業界で一人前になるためには、少しでも早く経験を積んで、自分を磨く時間が必要となるからです。保育士の仕事は非常に重要で感動的なものですが、もし新しい道への思いが強くなったのであれば、
勇気を持ってその一歩を踏み出してみましょう。
- 自分自身の気持ちに正直であること
- その感情を力に変え、新しい業種での挑戦へと進むこと
上記2つのポイントが、今後の自己成長と充実したキャリアを築くために重要です。
あなたの中の小さな声を信じ、前に進んでください。
保育士からOLへの転職は難しい?
保育士からOLへの転職は一見難しそうに感じるかもしれませんが、決して不可能ではありません。

私は実際に、保育士からOL(金融事務)になれたんです!
保育士として培った「コミュニケーション能力や組織力、共感力」などは、事務職でも重要なスキルです。むしろ、チームでコミュニケーションを上手に図れるスキルの方が重要かもしれません笑
もちろん業界の違いに対応して、OLが身につけるべき特定のスキルを学ぶ意欲と努力は必要です。
保育士とOL(事務)の違い
保育士とOL(事務)の違いをまとめました。
- 給料の違い
- 安定性の違い
- 家賃補助など福利厚生の違い
1つずつ解説します。
①給料の違い
保育士とOL(事務)の職種としての給与には違いがあることが多いです。ここは全国一律ではなく、下記のような複数の要素に基づいて変動します。
- 地域
- 会社の規模
- 個人の経験
特に、OLの職種では、企業の規模や所在地によって差が広がることが一般的です。

実は、、、私は保育士から転職して、年収が約2倍になりました!
②安定性の違い
職業の安定性もこれら2つの職種の間で異なることがあります。
保育士は感情的な満足を提供することが多い一方、OLの役割は業界や特定の組織に応じて、より経済的な安定性と職業の安全を提供することができるかもしれません。
③家賃補助など福利厚生の違い
住宅補助などの福利厚生にも違いがある場合があります。一般的に、OLの役割を提供する大企業は、小規模な保育施設と比較して、より多くの福利厚生がある可能性は高いでしょう。
保育士として働く場合、地域性や施設の特性によって福利厚生が変わることがあります。各ポジションで提供される福利厚生の具体的な内容が違うので注意してください。
保育士に多い転職理由4選
- 今の職場だと幸せになれない
- 自分の時間がほとんどない
- 仕事量が多く、責任ある仕事なのに給料が低い
- 保護者とのコミュニケーション
①今の職場だと幸せになれない
自分の情熱を仕事に注ぐことが重要であると感じますが、現在の職場ではそれが叶わないことがあります。
人間関係や業務内容などが合わない場合、幸せを感じることができなくなることがあります。
②自分の時間がほとんどない
制作の準備など、子どもたちに向けた時間と労力が必要な職業です。
保育の計画を立てたり、そのために保育教材を探しに本屋さんへ行ったり、休日も保育のことばかりを考える毎日……
その他にもさまざまな仕事の持ち帰りがあるので、自分の時間がほとんど確保できないことがストレスになることがあります。※もちろん園によって異なります
③仕事量が多く、責任ある仕事なのに給料が低い
「責任感ある仕事なのに報酬が見合わない」と感じますよね。
実際に、重責に耐えきれず仕事を辞める人も多いです。

私も、複数の子どもを1人で見ないといけないプレッシャーで保育士の仕事を辞めました。
また業務の幅も広く、保育とは関係しない業務にもやらなければならず、激務のため保育士を辞めていく人も少なくありません。
④保護者とのコミュニケーション
少し問題のある保護者がいて、上手くコミュニケーションをとることができず悩むことも…
保護者の期待に応えるプレッシャーと、自分の職業的な信念との間でバランスを取るのが大変です。
保育士を辞めたくなる、なりたくない理由は以下の記事で詳しく解説しています。

保育士からOL転職するメリット5選
- 面倒な女社会から解放
- 給料が安定する
- 自分の時間が確保できる
- 手書きの書類がなくなる(計画立案・日誌等)
- 肉体的疲労が軽減する
①面倒な女社会から解放
保育士の職場は女性が9割以上を占めることが多く、独特の人間関係に悩む方も少なくありません。先輩保育士への過剰な気遣いや派閥、職員室での噂話など、子どもたちの前では笑顔でも、裏では常に気を張り詰めている…なんてこともあります。
OLに転職すると、男性社員もいる多様な環境になることが多く、仕事上の関係性が基本となります。もちろん職場によりますが、保育園特有の感情的なしがらみが減り、業務に集中しやすくなるのはメリットです。

不要な気疲れがなくなりますよ。
②給料が安定する
保育士の給料は、その責任の重さや業務量に対して十分とは言えないのが現実です。昇給もわずかで、長年勤めても給与が上がりにくいという声も多く聞かれます。
一方、一般企業のOL(特に正社員)は、定期昇給や賞与(ボーナス)の制度が整っている場合が多いです。評価制度に基づいてキャリアアップすれば、着実に年収を上げていくことも可能です。



毎月の収入が安定し、将来のライフプランを具体的に考えられるようになります。
③自分の時間が確保できる
保育士はサービス残業や持ち帰り仕事が常態化しがちです。日誌や指導案の作成、壁面飾りや行事の準備など、勤務時間外にやらなければならない業務がたくさんあります。
休日も仕事のことが頭から離れず、心から休めない……という経験はありませんか?
OLの多くは土日祝日が休みで、定時で退社しやすい環境です。会社のパソコンは持ち帰れないことが多く、物理的に家で仕事ができないため、オンとオフの切り替えがはっきりします。



仕事終わりの習い事や友人とのディナーなど、プライベートの予定を気兼ねなく入れられるようになりますよ。
④手書きの書類がなくなる(計画立案・日誌等)
保育士業務で地味にストレスなのが、膨大な量の手書き書類。指導計画、連絡帳、日々の記録など、なぜか今でも手書き文化が根強く残っている園は多いです。書き間違えれば最初からやり直し……という非効率さに、うんざりしてしまいますよね。
OLの仕事は基本的にパソコン作業です。書類作成はWordやExcelを使うのが当たり前なので、修正も簡単でスピーディーです。非効率な手作業から解放され、腱鞘炎の心配もなくなるでしょう。
⑤肉体的疲労が軽減する
子どもを抱っこしたり、外で一緒に走り回ったり、低い椅子に座って作業したり……。
保育士の仕事は、知らず知らずのうちに体に大きな負担をかけています。腰痛や膝の痛みが「職業病」のようになってしまう方も少なくありません。
OLの仕事はデスクワークが中心なので、こうした肉体的な負担は劇的に減ります。もちろん座りっぱなしによる肩こりなどはありますが、自分のタイミングで休憩したりストレッチしたりも可能です。
常に動き回る緊張感から解放され、身体の不調が改善されるケースも多いです。
保育士からOL転職するデメリット3選
- 他業種でやっていけるか不安
- 子どもの成長を最後まで見届けられない
- 事務スキル等への不安
①他業種でやっていけるか不安
保育士は専門職であるがゆえに、「保育の世界しか知らない自分が、全く違う畑で通用するのだろうか」という不安は大きいです。子ども相手のコミュニケーションは得意でも、ビジネスの常識やオフィスの空気に馴染めるか、自信が持てないのは当然のことです。
「利益」や「納期」といった、保育の現場にはなかった言葉が飛び交う環境で、自分だけが浮いてしまうのではないか……。そんな漠然とした恐怖を感じてしまいますよね。


私も「敬語の使い方からして間違ってるかも…」なんて、最初はビクビクしていました。でも実際は、未経験OKの求人なら会社も教育する前提で採用してくれますし、仕事はやりながら覚えていけば大丈夫です。
深く考えすぎなくても、意外となんとかなりますよ。
もし「パソコンスキルもないから不安」と思うなら3ヵ月程度で習得できる「MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)」の資格はおすすめです。
- 履歴書にかける資格
- 面接の際にも目にみえるスキルとして話せる
- パソコンを使う仕事に就くなら、実際の仕事で活かせる
上記のようなメリットがありますよ!
②子どもの成長を最後まで見届けられない
毎日顔を合わせ、成長を見守ってきた子どもたち。特に担当クラスを持っている場合、「卒園までこの子たちの成長を見届けたい」という気持ちは、転職を踏みとどまらせる理由になります。
年度の途中で辞めるとなれば、「子どもたちを裏切ってしまう」「残された先生方に迷惑をかける」という罪悪感に苛まれるかもしれません。運動会や発表会など、子どもたちと一緒に乗り越えてきた思い出が多いほど、その決断は辛いものになります。
これは、子どもたち一人ひとりに愛情を注いできた誠実な先生ほど強く感じてしまいます。
③事務スキル等への不安
OLとして働く上で必須となるパソコンスキルや電話応対など、具体的なスキルへの不安も大きな壁です。保育園では手書きの書類や口頭でのやりとりが中心だったため、「パソコンなんてほとんど触ったことがない」という方も少なくありません。
「Excelの関数って何?」「ビジネスメールの正しい書き方は?」「かかってきた電話をどうやって取り次ぐの?」など、一つひとつが未知の世界で、ついていけるか心配になりますよね。保育士としての経験やスキルが、ここでは全く役に立たないように感じてしまうかもしれません。



パソコンスキルに不安があるなら、転職活動と並行して「MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)」の資格取得を目指すのがおすすめです。
履歴書に書けるだけでなく、自信にもつながりますし、実際の業務でも直接役立ちますよ!
保育士からOL転職で失敗しない5ステップ


保育士からOLに失敗しない転職をするために以下5ステップを踏んでください!
- やりたいこと且つ”できそうなこと”を明確化する
- 無料の紹介予定派遣に登録する
- 希望の条件を伝える
- 企業の紹介を受ける
- 面接・合否へ
①やりたいこと且つ”できそうなこと”を明確化する
転職活動の最初のボタンをかけ違えないために、まずは自己分析から始めましょう。「保育士が嫌だから、とにかくOLになりたい」という漠然とした考えでは、自分に合わない職場を選んでしまいがちです。
まずは紙とペンを用意して、「保育士の仕事で楽しかったこと・得意だったこと」と「本当に嫌だったこと」を書き出してみてください。
保育士の仕事で楽しかったこと・得意だったこと | 本当に嫌だったこと |
---|---|
行事の計画 | 保護者とのコミュニケーション手書きの書類 | サービス残業
そうすることで、あなたが次の職場で「何を活かしたいか」「何を避けたいか」がハッキリします。これがあなたの転職の「軸」になります。
②無料の紹介予定派遣に登録する
転職を考える女性にとって、情報収集としっかりとしたサポートが何より大切ですよね。無料の紹介予定派遣に登録することは、その第一歩となるでしょう。
しっかりと自分のキャリアをデザインするため、信頼できる派遣会社を見つけましょう。
紹介予定派遣は、初めての転職で不安を感じる方や、新しい職場での自分らしい働き方を模索している方におすすめです。
紹介予定派遣の営業担当があなたの魅力を引き出し、一緒に最適な職場を見つけるお手伝いをしてくれます。あなたにぴったりの職場を見つけ、新しい一歩を踏み出すサポートを受けることで、あなたのキャリアを築いていくことができるでしょう。


私もたくさんサポートをしてもらい、転職することができました。
おすすめ無料の紹介予定派遣会社を次の見出しで紹介しますね。
おすすめ無料の紹介予定派遣会社5選
派遣会社 | 総合満足度 | 紹介予定派遣 (2025年7月28日現在) | 営業マン対応・サポート力 | 福利厚生 | スキルアップ | HP |
![]() ![]() スタッフサービス | 5.0 | 10,517件 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 【無料】公式HPへ |
![]() ![]() パーソルテンプスタッフ | 4.8 | 5,396件 | 4.5 | 5.0 | 5.0 | 【無料】公式HPへ |
![]() ![]() ウィルオブ・ワークス | 4.5 | 5,715件 | 4.5 | 5.0 | 4.0 | 【無料】公式HPへ |
![]() ![]() アデコ | 4.3 | 2,713件 | 4.0 | 4.5 | 4.5 | 【無料】公式HPへ |
![]() ![]() パソナ | 4.3 | 2,616件 | 5.0 | 4.0 | 4.0 | 【無料】公式HPへ |
③希望の条件を伝える
派遣会社に登録したら、担当者との面談があります。ここでは、ステップ①で明確にした「転職の軸」を正直に伝えましょう。「こんな条件を言ったら求人がないかも……」と遠慮する必要はありません。
「残業は絶対にNG」「給与は手取りで〇〇円以上欲しい」「人間関係の良い職場がいい」など、あなたの希望を具体的に伝えるほど、担当者はあなたに合った求人を探しやすくなります。この最初のすり合わせが、転職成功の精度を大きく左右します。
④企業の紹介を受ける
あなたの希望をもとに、担当者がいくつかの求人を提案してくれます。ここで大切なのは、紹介された求人を鵜呑みにせず、自分の目でしっかり吟味することです。
求人票の「仕事内容」「勤務時間」「給与」はもちろん、「どんなスキルが求められているか」「職場の男女比や年齢層」など、細かい部分までチェックしましょう。
もし少しでも気になる点や希望と違う点があれば、遠慮なく担当者に伝えてください。この仕事は希望と違うので、もう少し〇〇な仕事はありませんか?とフィードバックすることで、次の紹介の精度がどんどん上がっていきます。
⑤面接・合否へ
希望に合う企業が見つかったら、いよいよ面接です。派遣会社の担当者が面接の日程調整などをすべて行ってくれますし、多くの場合、事前に模擬面接などの対策もしてくれます。
面接本番では、担当者も同席してくれることがほとんどです。緊張する場面で味方がいるのは、本当に心強いですよ。
面接では「なぜ保育士から転職したいのか」をポジティブに伝えること、「保育士経験で得た〇〇のスキルを、御社でこのように活かせます」と具体的にアピールすることが重要です。自信を持って、あなたの魅力を伝えてきましょう!
保育士からOLへ転職する際の注意点
- 周囲の状況から焦りすぎない
- 年齢を理由にあきらめない
- 条件をしっかり確認する
①周囲の状況から焦りすぎない
年度末になると、同僚が次々と退職や転職を決めていく……。そんな光景を目の当たりにしたり、SNSで元同僚がOLとしてキラキラしている投稿を見たりすると、「自分だけが取り残されているのでは?」と焦りを感じてしまうのではないでしょうか。
しかし、その焦りが落とし穴です。焦って転職先を決めると、結局また「人間関係が合わない」「思っていた仕事と違う」といった同じ失敗を繰り返すことになりかねません。
転職は、あなたの人生を左右する大きな決断。周りのペースに惑わされず、あなたが「なぜ転職したいのか」「次に何を求めるのか」をじっくり考える時間を大切にしてください。
②年齢を理由にあきらめない
「もう20代後半だから、未経験の転職は無理かも……」「30代でパソコンもできないなんて、雇ってくれるところはないよね……」と、年齢を壁に感じてしまう方は多いです。
しかし、20代ならポテンシャルや吸収力が評価されますし、30代なら保育士として培った「高いコミュニケーション能力」「マルチタスクをこなす力」「臨機応変な対応力」は、どんな業界でも通用する武器になります。
企業側は、年齢そのものよりも、あなたがこれまでの経験をどう活かしてくれるかを見ています。年齢を言い訳にするのではなく、あなたの強みを自信に変えましょう。
③条件をしっかり確認する
転職で失敗しないために、労働条件の確認は絶対に欠かせません。特に保育士からの転職では、これまで当たり前だと思っていたことが、一般企業では大きく違うケースがたくさんあります。
給料の額面だけでなく、「賞与(ボーナス)は年何回か」「みなし残業代が含まれていないか」まで必ず確認しましょう。また、休日は「年間休日数が120日以上あるか」「完全週休2日制か(毎週2日休み)」をチェックするだけで、プライベートの充実度が大きく変わります。


特に女性は、産休・育休制度の有無だけでなく、実際の取得実績を担当者に確認することがとても重要です!制度があっても、実際には誰も使っていない…なんて会社も残念ながら存在します。長く安心して働ける環境かしっかり見極めましょう。
【保育士 OL転職】よくある質問
保育士から転職した新しい職場の感想を聞かせてください!
保育士からOLへの転職は、今までに会ったことのない人に出会えて刺激的でした。
最初は「どんな方がいるのか」「馴染めるのか」と不安でしたが、皆さん優しく仕事を教えてくれたり、ランチに誘ってくれたり、すごく働きやすいです。


事務スキルがある方はもちろんいますが、あまりExcelなどが得意でない方もいるので、焦らないで大丈夫なんだと思いました。
どうして保育士の仕事を辞めたんですか?
保育士の仕事はとてもやりがいがありましたが、平日は遅くまで働き、休日も持ち帰り仕事をするなど、肉体的にも精神的にも厳しくなっていました。
保護者からの要求に応えることができず思い悩んだり、大好きだった子どもたちのことを考えていても、保育士を続けることが辛くなったり、このままでは良くないと思いました。
早めに動き出して自分が輝ける仕事を見つけたいと思い、保育の仕事を辞めました。
保育士からOLへ転職したことで、フレックス制度を活用でき、休みたい時に自分から申請を出して休めるようになりました。
保育士をしていた頃より、今のほうが仕事とプライベートのメリハリがつくようになり、充実した毎日を送れています。下記の記事で保育士を辞めた理由を詳しく紹介しています。


30代保育士をしていますが転職は可能ですか?
もちろん、30代でも転職は十分できます!!
ちなみに紹介予定や派遣制度では、企業に年齢を伝えてはいけないルールになっているので、年齢で差別を受けることはありません。
少しのパソコンスキルは必要かもしれませんが、企業は「やる気のある人や人柄のいい人」を採用していると思います。
保育士からOLへ転職して自分の時間を取り戻そう
保育士としての経験はステキなものですが、新しい生活と自分の時間を求めてOLへの道を選ぶ女性も多くいます。
OL(事務)の仕事は、エクセルやワードなどのスキルが必要ですが、保育士で培ったコミュニケーション力を活かして、新しい職場でも活躍できるでしょう。
転職を成功させるためには、下記のポイント守って転職活動するのが大切です。
- 自分に合う派遣会社を選ぶ
- 焦らず慎重に準備する
- 年齢を理由にあきらめない
- 自分の経験と能力を信じる
上記のポイントを守って転職を進めることが大切です。
保育士から派遣転職した詳しい内容は、「紹介予定派遣制度を使って正社員(事務)になるための完全ロードマップ【年収200万保育士・事務未経験でもなれた】」の記事にまとめています。


年収200万保育士・事務未経験でも正社員になれる道のりが書いてあります。
新しい自分を追求する道は、時に不安で険しいかもしれません。
しかし、その先には新しい可能性と未来が広がっています。自分の時間を取り戻し、より豊かな人生を築くための一歩をいっしょに踏み出しましょう。
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