- 保育士として働いているが、キャリアチェンジを考えている
- OLに興味がある
- 転職に不安を感じている
- 自分の時間を確保し、生活のバランスを取り戻したい
保育士は確かに尊い仕事ですが、それでも「職場の人間関係のトラブル」や「子どもの命を預かるプレッシャー」などの理由で辞めたいと感じている方もいるでしょう。そのような方に、新たなキャリアとして「OL(事務員)」をおすすめします。
OLの仕事は多種多様で、自分のライフスタイルに合ったものが見つかりますよ。ただし保育士からOLへの転職には、様々なデメリットや注意点があるので自分に合っていないと転職して後悔する可能性があるので注意が必要です。

実際に保育士からOL(金融事務)に転職したすみが解説します!
上記のように考えている人もきっといますよね。
わたしもその1人でした。
そんな方は派遣でまず働くことをおすすめします。
派遣なら…
- 担当者がついて面接にも立ち会ってくれる
- 派遣先企業と勤務条件の交渉をしてくれる
- 派遣先企業とトラブルにあった際、仲介に入ってくれる
上記のような新しい異業種への転職にも心強いですよ。
わたしは手厚いサポートの「テンプスタッフ」を利用しました。
関連記事:保育士の手取りは13万⁉︎少ない6つの理由と手取りを上げる3つの方法

「辞めたい」と思うのは、わがまま?それでも保育士は素晴らしい仕事
子どもたちは可愛いし、やりがいも感じる。でも、辞めたいと思ってしまう…。こんな自分はダメなのかな?
すみその気持ち、痛いほどわかります。私もずっとそう思っていました。
まず大前提として、保育士は本当に素晴らしく、尊い仕事です。
・子どもたちの笑顔や日々の成長をすぐ側で見られること
・保護者の方から「先生のおかげです」と感謝されること
「この仕事をしていてよかった」と心から思える瞬間が、たくさんありますよね。
だからこそ、辞めたいという気持ちに罪悪感を抱いてしまう。でも、そのやりがいだけでは乗り越えられないほどの「しんどさ」があるのも、また事実です。
それでも保育士を辞めたい…そんな方に「OL」はおすすめ
しかし、保育士の仕事がどうしても辛く、仕事を辞めたい方は、「OL」として働く選択肢をおすすめします。
私は、実際に保育士からOLになりました。だからこそ、伝えられることがあると思います!


まず「OL」という仕事がよくわからない方もいると思うので、「保育士」との違いなどにも触れて解説しますね。
「OL」とは◯◯
事務職、いわゆるOLは、書類の整理やデータ入力、電話対応などの業務が主で、会社において欠かせない役割です。女性ならではの気配りやセンスが活かせるので、飲食店では料理とサービスだけでなく、在庫管理や給与の管理などの事務業務が必要とされます。
これらの細かいサポートが、事務職の重要な役割となっています。


私もExcelなどのツールでデータをまとめたり事務のお仕事をしています。
OLをやり始めて感じたのは”スキル”があることです。私が感じた女性がOLになって必要なスキルは以下の記事でまとめています。


OLの仕事は多種多様
事務職とは、その種類や内容が非常に多岐にわたります。
- 一般事務
- 営業事務
- 経理事務
など、会社の規模や業態に応じて細分化されることが多く、女性の柔軟性が活かせる分野です。特に大きな会社では多くの種類の事務職が存在し、一方で小さい会社では一人の事務職員が全ての仕事を担うこともあります。
だからこそ、求人を選ぶ際には業務内容をしっかりと把握し、自分のスキルと合うものを見つけることが大切です。
事務職とOLの違い
OLと事務職の違いは、わずかながら存在します。OLは「Office Lady」の略で、一般的に女性事務員を指します。
一方、事務職はより広い意味で、男女を問わず事務的業務を担当する職種を指します。和製英語である「OL」は、特に女性が多く働く事務職を指すことが多いです。
しかし基本的には、OLと事務職は同じ職種を指すことが一般的です。
保育士からOL転職!転職活動はいつから始めればいい?
辞めたいと感じた瞬間が、新しい一歩を踏み出すタイミングです。「転職活動は、早い方がいい!」といわれています。
新しい業界で一人前になるためには、少しでも早く経験を積んで、自分を磨く時間が必要となるからです。保育士の仕事は非常に重要で感動的なものですが、もし新しい道への思いが強くなったのであれば、
勇気を持ってその一歩を踏み出してみましょう。
- 自分自身の気持ちに正直であること
- その感情を力に変え、新しい業種での挑戦へと進むこと
上記2つのポイントが、今後の自己成長と充実したキャリアを築くために重要です。
あなたの中の小さな声を信じ、前に進んでください。
保育士からOLへの転職は難しい?
保育士からOLへの転職は一見難しそうに感じるかもしれませんが、決して不可能ではありません。


私は実際に、保育士からOL(金融事務)になれたんです!
保育士として培った「コミュニケーション能力や組織力、共感力」などは、事務職でも重要なスキルです。むしろ、チームでコミュニケーションを上手に図れるスキルの方が重要かもしれません笑
もちろん業界の違いに対応して、OLが身につけるべき特定のスキルを学ぶ意欲と努力は必要です。
保育士とOL(事務)の違い
保育士とOL(事務)の違いをまとめました。
| 比較項目 | 保育士 | OL(事務職) |
| ①給料 | 責任の重さに対し低い傾向 昇給も緩やか | 企業規模によるが、定期昇給や賞与が見込める(筆者は年収が約2倍に) |
| ②安定性 | 社会的ニーズは高い ただし職場環境による心身の負担が大きい場合もある | デスクワーク中心で身体的負担は少ない ただし会社の業績に左右される |
| ③福利厚生 | 園の規模で差が大きい 住宅補助などがない場合も多い | 大企業ほど手厚い傾向にある 住宅補助や産休・育休の取得実績が豊富な場合もある |



私も給料アップだけでなく、福利厚生がしっかりしたことで、将来への安心感が大きく変わりました!
ここから、1つずつ解説します。
①給料の違い
保育士とOL(事務)の職種としての給与には違いがあることが多いです。ここは全国一律ではなく、下記のような複数の要素に基づいて変動します。
- 地域
- 会社の規模
- 個人の経験
特に、OLの職種では、企業の規模や所在地によって差が広がることが一般的です。


実は、、、私は保育士から転職して、年収が約2倍になりました!
②安定性の違い
職業の安定性もこれら2つの職種の間で異なることがあります。
保育士は感情的な満足を提供することが多い一方、OLの役割は業界や特定の組織に応じて、より経済的な安定性と職業の安全を提供することができるかもしれません。
③福利厚生の違い
住宅補助などの福利厚生にも違いがある場合があります。一般的に、OLの役割を提供する大企業は、小規模な保育施設と比較して、より多くの福利厚生がある可能性は高いでしょう。
保育士として働く場合、地域性や施設の特性によって福利厚生が変わることがあります。各ポジションで提供される福利厚生の具体的な内容が違うので注意してください。
保育士に多い転職理由4選
「仕事、辞めたいな…」そう感じるのは、決して特別なことではありません。保育士専門のメディア「ほいくis」の調査によると、転職を考えたことがある保育士は8割以上にのぼります。
- 今の職場だと幸せになれない
- 自分の時間がほとんどない
- 仕事量と給料が見合わない
- 保護者とのコミュニケーション
多くの保育士が抱える共通の悩みを、具体的に解説します。
①今の職場だと幸せになれない
保育士の転職理由として、常に上位に挙がるのが人間関係の悩みです。女性が多い職場特有の雰囲気や、保育観の違いによる先輩・同僚との対立など、子どもと向き合う以外の部分で気疲れしてしまうケースは少なくありません。
1日の大半を過ごす職場だからこそ、人間関係がうまくいかないと、大きなストレスを感じてしまいます。
②自分の時間がほとんどない
「定時で帰れる日がほとんどない」と感じている保育士は多いです。
子どもたちが帰った後も、日誌や指導案の作成、行事の準備、制作物の用意など、やるべきことは山積み。
家に仕事を持ち帰ることも日常的で、休日も教材を探しに出かけるなど、プライベートの時間がほとんどないのが現実です。実際、約67%の保育士が持ち帰り仕事をしているという調査結果もあります。
③ 仕事量と給料が見合わない
子どもの命を預かるという重い責任を負いながら、給料が仕事内容に見合っていないと感じるのも、大きな退職理由の一つです。
2017年には、保育士の平均月収が全産業の平均より10万円以上低いという調査結果が、大きな問題になりました。
その後、政府の対策によって保育士の給料は改善傾向にあり、全産業との差も縮まってきています。
しかし、多くの保育士が「給料が上がった」と実感しにくいのが現実です。なぜなら、国から園に支払われる給料アップのためのお金が、必ずしも毎月の給料に直接反映されるわけではないからです。
園の運営費に使われたり、年度末にまとめて支払われたりするため、「これだけ大変な仕事をしているのに、報酬が見合わない」と感じ、転職を考える人はいます。



私も、複数の子どもを1人で見ないといけないプレッシャーは、本当に大きいと感じていました。
④保護者とのコミュニケーション
保護者との良好な関係づくりも保育士の大切な仕事ですが、これがストレスの原因になることもあります。園の方針への意見や、我が子への特別な配慮の要求など、さまざまな考えを持つ保護者一人ひとりに対応するのは、精神的な負担が大きい仕事です。
保護者の期待に応えたい気持ちと、園全体のルールとの間で板挟みになり、悩んでしまう保育士も少なくありません。
保育士を辞めたくなる、なりたくない理由は以下の記事で詳しく解説しています。


保育士からOL転職するメリット5選
「転職して、実際どうなの?」と気になりますよね。ここでは、私が保育士からOLに転職して、心から「変わってよかった!」と感じた5つのメリットを解説します。
- 面倒な女社会から解放される
- 給料が安定する
- 自分の時間が確保できる
- 手書きの書類がなくなる(計画立案・日誌等)
- 肉体的疲労が軽減する



もしあなたが今の働き方に少しでも窮屈さを感じているなら、きっと共感できるポイントがあるはずです。
①面倒な女社会から解放される
保育士の職場は女性が多く、独特の人間関係に悩むことは少なくありません。先輩への過剰な気遣いや派閥、職員室での噂話など、子どもたちの前では笑顔でも、裏では常に気を張り詰めている……なんてこともあります。
OLに転職すると、男性社員もいる多様な環境になることが多く、仕事上の付き合いが基本となります。もちろん職場によりますが、保育園特有の感情的なしがらみが減り、業務そのものに集中しやすくなるのは大きなメリットです。



不要な気疲れがなくなりますよ。
②給料が安定する
保育士の給料は、その責任の重さや業務量に対して、十分とは言えないのが現実です。昇給もわずかで、長年勤めても給与が上がりにくいという声もよく聞きます。
一方、一般企業のOL(特に正社員)は、定期昇給や賞与(ボーナス)の制度が整っている場合が多いです。評価制度に基づいて役職が上がれば、着実に年収を上げていくこともできます。



毎月の収入が安定し、将来の計画を具体的に考えられるようになります。
③自分の時間が確保できる
保育士はサービス残業や持ち帰り仕事が当たり前になりがちです。日誌や指導案の作成、壁面飾りや行事の準備など、勤務時間外にやらなければならない業務がたくさんあります。
休日も仕事のことが頭から離れず、心から休めない経験はありませんか?OLの多くは土日祝日が休みで、定時で退社しやすい環境です。
会社のパソコンは持ち帰れないことが多く、物理的に家で仕事ができないため、仕事とプライベートの区切りがはっきりします。



仕事終わりに習い事や友人との食事など、プライベートの予定を気兼ねなく入れられるようになりますよ。
④手書きの書類がなくなる(計画立案・日誌等)
保育士の業務で地味にストレスなのが、膨大な量の手書き書類です。指導計画、連絡帳、日々の記録など、なぜか今でも手書き文化が根強く残っている園は多いです。
書き間違えれば最初からやり直し……という非効率さに、うんざりしてしまいますよね。OLの仕事は基本的にパソコン作業です。
書類作成はWordやExcelを使うのが当たり前なので、修正も簡単でスピーディーです。非効率な手作業から解放され、腱鞘炎の心配もなくなります。
⑤肉体的疲労が軽減する
子どもを抱っこしたり、外で一緒に走り回ったり、低い椅子に座って作業したり……。
保育士の仕事は、知らず知らずのうちに体に大きな負担をかけています。腰痛や膝の痛みが「職業病」のようになってしまう人も少なくありません。
OLの仕事はデスクワークが中心なので、こうした身体的な負担はぐっと減ります。もちろん座りっぱなしによる肩こりなどはありますが、自分のタイミングで休憩したりストレッチしたりもできます。
常に動き回る緊張感から解放され、体の不調が良くなるケースも多いです。
保育士からOL転職するデメリット3選
もちろん、転職は良いことばかりではありません。特に、保育士という専門職から全く違う仕事に挑戦するには、乗り越えなければならない壁もあります。
- 「保育しか知らない自分に、他の仕事ができる?」という不安
- 子どもたちの成長を最後まで見届けられない心苦しさ
- パソコン操作や電話応対への具体的な不安
私が実際に感じた不安や、多くの人がつまずきやすいポイントを3つお伝えします。事前に知っておくことで、心の準備ができますよ。
①「保育しか知らない自分に、他の仕事ができる?」という不安
保育士は専門職であるがゆえに、「保育の世界しか知らない自分が、会社の仕事についていけるだろうか」という不安は、誰もが感じることです。
子ども相手のコミュニケーションは得意でも、会社のルールや雰囲気に慣れることができるか、自信が持てないのは当然です。「利益」や「納期」といった、保育の現場にはなかった言葉が飛び交う環境で、自分だけが浮いてしまうのでは…と怖くなりますよね。


私も「敬語の使い方からして間違ってるかも……」なんて、最初はビクビクしていました。でも実際は、未経験OKの求人なら会社も教える前提で採用してくれますし、仕事はやりながら覚えていけば大丈夫です。
もし「パソコンスキルもないから不安」と思うなら3ヵ月程度で習得できる「MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)」の資格はおすすめです。
- 履歴書にかける資格
- 面接の際にも目にみえるスキルとして話せる
- パソコンを使う仕事に就くなら、実際の仕事で活かせる
上記のようなメリットがありますよ!
②子どもたちの成長を最後まで見届けられない心苦しさ
毎日顔を合わせ、成長を見守ってきた子どもたち。特に担当クラスを持っている場合、「卒園までこの子たちの成長を見届けたい」という気持ちが、転職をためらわせる一番の理由になるかもしれません。
年度の途中で辞めるとなれば、「子どもたちを裏切ってしまう」「残された先生方に迷惑をかける」という罪悪感に悩むこともあります。運動会や発表会など、子どもたちと一緒に乗り越えてきた思い出が多いほど、その決断はつらいものです。
これは、子どもたち一人ひとりに愛情を注いできた、誠実な先生ほど強く感じてしまう気持ちです。
③パソコン操作や電話応対への具体的な不安
OLとして働く上で欠かせないパソコン操作や電話応対など、具体的な作業への不安も大きいですよね。保育園では手書きの書類や口頭でのやりとりが中心だったため、「パソコンなんてほとんど触ったことがない」という人も多いです。
「Excelって何?」「ビジネスメールの正しい書き方は?」「かかってきた電話をどうやって他の人につなぐの?」など、一つひとつが未知の世界で、ついていけるか心配になります。
保育士としての経験が、ここではまったく役に立たないように感じてしまうかもしれません。



パソコンスキルに不安があるなら、転職活動と並行して「MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)」の資格取得を目指すのがおすすめです。
履歴書に書けるだけでなく、自信にもつながりますし、実際の業務でも直接役立ちますよ!
保育士からOL転職で失敗しない5ステップ


私が実際に保育士からOLへの転職を成功させた、具体的な5つの手順を紹介します!
- やりたいこと且つ”できそうなこと”を明確化する
- 転職のプロに相談してみる(無料)
- 希望の条件を「正直に」伝える
- 紹介された会社を「自分の目」で選ぶ
- 面接の準備をして、自信を持って臨む
「転職活動って、何から始めたらいいの?」と不安な人も、この順番通りに進めれば大丈夫ですよ。
①やりたいこと且つ”できそうなこと”を明確化する
転職活動の最初のボタンをかけ違えないために、まずは自己分析から始めましょう。「保育士が嫌だから、とにかくOLになりたい」という漠然とした考えでは、自分に合わない職場を選んでしまいがちです。
まずは紙とペンを用意して、「保育士の仕事で楽しかったこと・得意だったこと」と「本当に嫌だったこと」を書き出してみてください。
| 保育士の仕事で楽しかったこと・得意だったこと | 本当に嫌だったこと |
|---|---|
| 保護者とのコミュニケーション 行事の計画 | サービス残業 手書きの書類 |
そうすることで、あなたが次の職場で「何を活かしたいか」「何を避けたいか」がハッキリします。これがあなたの転職の「軸」になります。
②転職のプロに相談してみる(無料)
自分の気持ちが整理できたら、次は転職のプロに相談してみましょう。特におすすめなのが、無料で登録できる「紹介予定派遣」です。
紹介予定派遣とは、一定期間(最大6ヵ月)派遣社員として働いた後、あなたと会社の双方が合意すれば正社員になれる仕組みのことです。未経験の仕事に挑戦する前に、職場の雰囲気や仕事内容を実際に確かめられるので、ミスマッチを防げます。
派遣会社に登録すると、担当者がついてくれて、面接の練習や企業とのやりとりも全て代行してくれますよ。



私もたくさん助けてもらい、転職することができました。特に未経験からの転職で不安な人には、心強い味方になります。
おすすめ無料の紹介予定派遣会社を次の見出しで紹介しますね。
おすすめ無料の紹介予定派遣会社5選
| 派遣会社 | 総合満足度 | 紹介予定派遣 (2025年7月28日現在) | 営業マン対応・サポート力 | 福利厚生 | スキルアップ | HP |
![]() ![]() スタッフサービス | 5.0 | 10,517件 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 【無料】公式HPへ |
![]() ![]() パーソルテンプスタッフ | 4.8 | 5,396件 | 4.5 | 5.0 | 5.0 | 【無料】公式HPへ |
![]() ![]() ウィルオブ・ワークス | 4.5 | 5,715件 | 4.5 | 5.0 | 4.0 | 【無料】公式HPへ |
![]() ![]() アデコ | 4.3 | 2,713件 | 4.0 | 4.5 | 4.5 | 【無料】公式HPへ |
パソナ | 4.3 | 2,616件 | 5.0 | 4.0 | 4.0 | 【無料】公式HPへ |
関連記事:紹介予定派遣につよいおすすめ派遣会社5社【正社員になりたい人必見】


③希望の条件を「正直に」伝える
派遣会社に登録したら、担当者との面談があります。ここでは、手順1で明確にした「ゆずれない軸」を正直に伝えましょう。
「こんな条件をいったら、紹介される仕事がなくなるかも…」と遠慮する必要はまったくありません。
- 「残業は絶対にできません」
- 「給料は手取りで〇〇円以上ほしいです」
- 「人間関係の良い職場がいいです」
あなたの希望を具体的に伝えるほど、担当者はあなたに合った求人を探しやすくなります。
この最初のすり合わせが、転職がうまくいくかどうかを大きく左右します。
④紹介された会社を「自分の目」で選ぶ
あなたの希望をもとに、担当者がいくつかの会社を紹介してくれます。大切なのは、紹介された情報を鵜呑みにせず、自分の目でしっかり確かめることです。
求人票の「仕事内容」「勤務時間」「給与」はもちろん、「どんなスキルが求められているか」「職場の男女比や年齢層」など、細かい部分までチェックしましょう。少しでも気になる点や希望と違う点があれば、遠慮なく担当者に伝えてください。
「この仕事は希望と違うので、もう少し〇〇な仕事はありませんか?」と伝えることで、次に紹介してもらえる求人の精度がどんどん上がっていきます。
⑤面接の準備をして、自信を持って臨む
希望に合う会社が見つかったら、いよいよ面接です。派遣会社の担当者が面接の日程調整などをすべて行ってくれますし、多くの場合、事前に面接の練習もしてくれます。
面接本番では、担当者が同席してくれることもほとんどです。緊張する場面で味方がいるのは、本当に心強いですよ。
面接では「なぜ保育士から転職したいのか」を前向きな理由で伝えること、「保育士の経験で得た〇〇のスキルを、この会社でこのように活かせます」と具体的にアピールすることが重要です。



自信を持って、魅力を伝えてきましょう!
保育士からOLへ転職する際の注意点
転職活動を進めていると、「これで本当にいいのかな?」と不安になることがありますよね。最後に、後悔しないために必ず押さえておきたい3つの大切なポイントをお伝えします。
- 周囲の状況から焦りすぎない
- 年齢を理由にあきらめない
- 条件をしっかり確認する
周囲の状況から焦りすぎない
年度末になると、周りの同僚が次々と退職や転職を決めていく……。
SNSで元同僚がOLとして楽しそうにしている投稿を見ると、「自分だけが取り残されているのでは?」と焦ってしまうものです。しかし、その焦りが失敗のもとになります。焦って転職先を決めると、結局また「人間関係が合わない」「思っていた仕事と違う」といった同じ理由で悩むことになりかねません。
転職は、あなたのこれからの働き方を決める大切な選択です。周りのペースは気にせず、あなたが「なぜ転職したいのか」「次に何を求めるのか」をじっくり考える時間を大切にしてください。
②年齢を理由にあきらめない
「もう30代だから、未経験の転職は無理かも……」
「パソコンもできないのに、雇ってくれるところはないよね……」
年齢を理由に、挑戦する前からあきらめてしまうのは、もったいないことです。20代なら若さやこれからの成長を期待されます。
30代なら、保育士として培った「保護者と円滑な関係を築くコミュニケーション能力」や「一度にたくさんの業務をこなす力」は、どのような会社でも通用する立派な強みになります。
会社側は、年齢そのものよりも、あなたがこれまでの経験をどう活かしてくれるかを見ています。
年齢を言い訳にせず、あなたの強みとして伝えましょう。
③条件をしっかり確認する
転職で失敗しないために、働く条件の確認は大切です。特に保育士からの転職では、これまで当たり前だと思っていたことが、一般企業では驚くほど違うことがあります。
給料の金額だけでなく、以下の点も必ず確認しましょう。
- 賞与(ボー- ナス)は年に何回あるか
- 給料に「みなし残業代」が含まれていないか
- 年間休日数は120日以上あるか
- 「完全週休2日制」(毎週2日休み)かどうか


特に女性は、産休・育休制度があるかどうかだけでなく、「実際に使っている人がいるか」を担当者に確認することが本当に重要です!
制度があっても、実際には誰も使っていないなんて会社も残念ながらあります。長く安心して働ける環境か、しっかり見極めましょう。
【保育士 OL転職】よくある質問
保育士から転職した新しい職場の感想を聞かせてください!
保育士からOLへの転職は、今までに会ったことのない人に出会えて刺激的でした。
最初は「どんな方がいるのか」「馴染めるのか」と不安でしたが、皆さん優しく仕事を教えてくれたり、ランチに誘ってくれたり、すごく働きやすいです。


事務スキルがある方はもちろんいますが、あまりExcelなどが得意でない方もいるので、焦らないで大丈夫なんだと思いました。
どうして保育士の仕事を辞めたんですか?
保育士の仕事はとてもやりがいがありましたが、平日は遅くまで働き、休日も持ち帰り仕事をするなど、肉体的にも精神的にも厳しくなっていました。
保護者からの要求に応えることができず思い悩んだり、大好きだった子どもたちのことを考えていても、保育士を続けることが辛くなったり、このままでは良くないと思いました。
早めに動き出して自分が輝ける仕事を見つけたいと思い、保育の仕事を辞めました。
保育士からOLへ転職したことで、フレックス制度を活用でき、休みたい時に自分から申請を出して休めるようになりました。
保育士をしていた頃より、今のほうが仕事とプライベートのメリハリがつくようになり、充実した毎日を送れています。下記の記事で保育士を辞めた理由を詳しく紹介しています。


30代保育士をしていますが転職は可能ですか?
もちろん、30代でも転職は十分できます!!
ちなみに紹介予定や派遣制度では、企業に年齢を伝えてはいけないルールになっているので、年齢で差別を受けることはありません。
少しのパソコンスキルは必要かもしれませんが、企業は「やる気のある人や人柄のいい人」を採用していると思います。
保育士からOLへ転職して自分の時間を取り戻そう
保育士としての経験はステキなものですが、新しい生活と自分の時間を求めてOLへの道を選ぶ女性も多くいます。
OL(事務)の仕事は、エクセルやワードなどのスキルが必要ですが、保育士で培ったコミュニケーション力を活かして、新しい職場でも活躍できるでしょう。
転職を成功させるためには、下記のポイント守って転職活動するのが大切です。
- 自分に合う派遣会社を選ぶ
- 焦らず慎重に準備する
- 年齢を理由にあきらめない
- 自分の経験と能力を信じる
上記のポイントを守って転職を進めることが大切です。
保育士から派遣転職した詳しい内容は、「紹介予定派遣制度を使って正社員(事務)になるための完全ロードマップ【年収200万保育士・事務未経験でもなれた】」の記事にまとめています。


年収200万保育士・事務未経験でも正社員になれる道のりが書いてあります。
新しい自分を追求する道は、時に不安で険しいかもしれません。
しかし、その先には新しい可能性と未来が広がっています。自分の時間を取り戻し、より豊かな人生を築くための一歩をいっしょに踏み出しましょう。






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