50代で派遣社員はやめたほうがいい?実際働くのは厳しいの?

50代 紹介予定派遣の実態?50代で働くのは厳しい?登録しても仕事はもらえない?は本当
こんな人におすすめ!
  • 50代で派遣で働くのは厳しいって言われるけど本当?
  • 実際に50代で派遣求人なんてあるの?
  • 50代で派遣会社に登録して仕事が見つかるか不安

たしかに50代で派遣はきびしいと聞いて、派遣ではたらくことに躊躇(ちゅうちょ)してしまいますよね。

結論、50代で派遣として働いている人はいます!そして意外にも「シニア層へのニーズは増加傾向」なんです。

ただし50代だと、若い世代と比較して求人が少ないため、採用を掴むための「コツ」を知って対策をしておくことが大切です。

すみ
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派遣から正社員OLになったすみが50代派遣の未来を解説します。

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目次

50代の派遣社員はやばいからやめたほうがいいは本当?

50代になると20〜30代と比べ、希望の条件で採用されづらくなってきます。

日本では、採用時に年齢制限したり、採用を採択したりするのは違法です。

全く仕事がない訳ではないですが、紹介される求人数も少なくなるのが実際のところです。

人生経験もありビジネスマナーなど重宝する人材なのが50代です。

しかし実態として条件によっては、求人がほとんどないケースもあります。

次章で50代以上のシニア層が、「やばい」「きびしい」「採用されづらい」と言われる理由を解説します。

【参考】年齢制限禁止パンフレット|厚生労働省

50代が検討する働き方を比較

50代で新たな働き方を考える際、派遣社員以外にもパート、契約社員、正社員といった選択肢があります。それぞれの働き方にはメリット・デメリットがあり、ご自身のキャリア、ライフスタイル、将来設計に合わせて慎重に検討することが重要です。

以下に、これらの働き方について、50代という年齢を踏まえた上での主な比較点をまとめました。

比較項目派遣社員パート契約社員正社員
雇用期間原則、最長3年(無期雇用派遣を除く)定めがある場合が多い(無期転換ルール適用もあり)有期雇用契約(期間に定めがある)無期雇用契約(定年まで)
雇用の安定性契約期間満了で終了する可能性あり。
新たな雇用先探しが必要になる場合がある。
「派遣期間終了後、新たな雇用先に入るのが大変」と感じる50代派遣社員もいる。
比較的安定性は低い傾向。シフトや契約更新に依存。契約期間満了で終了する可能性あり。派遣よりは期間が長い傾向だが、正社員より不安定。最も安定している。解雇は限定的な理由に限られる。
収入レベルパートより高収入が見込めるケースが多い。
スキルが高ければ高時給案件のチャンスあり。
時給制が基本。
時給制が基本。派遣より低い傾向。正社員より低い傾向(特にボーナス)。ただし、専門スキル等により正社員に近い場合もある。
月給制の場合が多い。
一般的に最も高い。
年収に加えて賞与や各種手当(住宅手当、家族手当など、契約社員では対象外の場合が多い)がある。
昇給・昇格責任のある仕事が任せられることは少なく、昇給・昇格の機会は限定的。昇給・昇格の機会は限定的。昇給・昇格はしづらい傾向。
管理職になる機会は限られる。
昇給や昇格の機会があり、長期的なキャリアパスが築ける。
福利厚生社会保険、有給休暇など法定の福利厚生は受けられる。
派遣会社独自の福利厚生もある。
社会保険、有給休暇など法定の福利厚生は受けられる。
企業規模により異なる。
社会保険、健康診断など法定の福利厚生は正社員と同等に受けられる。
住宅手当、家族手当など諸手当は対象外になることが多い。
最も充実している傾向。
求められるスキル・経験50代では経験が求められることが多くなる。
スキルがあれば年齢に関係なく働けるチャンス。
高いスキルがあるほど、求人が見つけづらい傾向もあるが、最大のアピールポイントとなる。
職種によるが、未経験可の求人も多い。30代では即戦力としての需要が高い。
40代以降では、経験豊富な知識やスキル、即戦力となる人材が求められる傾向。
専門スキルやマネジメント経験が有利になる場合も。
幅広いスキルや経験、リーダーシップなどが求められることが多い。
特に50代では経験・知識が重視される。
キャリアパス同じ職場で長く働くことは難しい。
契約期間ごとに職場が変わることが多い。
同じ職場で長く働くことは可能だが、限定的な業務になりがち。期間に定めがあり、長期的なキャリアパスは限定的。
経験値を積む期間と捉えることも可能。
長期的な視点でキャリア形成が可能。
管理職など責任あるポジションを目指せる。
仕事内容・責任責任のある仕事が任せられることは少なくなる傾向。
雇用条件が明確で、業務範囲も限定的であることが多い。
サービス残業しなくていい。
業務範囲が限定的。時間で区切られる働き方。ワークライフバランスを重視しやすく、特定の専門スキルを活かせる。
業務範囲や労働時間が明確に定められていることが多い。
幅広い業務や、チーム・部署をまとめる責任ある立場を任されることが多い。
長時間労働になることも。
柔軟性生活スタイルに合わせた仕事選びができる。
契約期間満了で次の仕事に移りやすい。
無理なく働ける職場を選びやすい。
時間や曜日などの融通が利きやすい求人が多い。比較的、転勤や部署異動が少ない傾向。
勤務時間や休日が固定されている場合が多い。
転勤や部署異動がある場合が多い。
柔軟性は低い傾向。
50代での求人状況30~40代よりは劣るが、20代と同等の方が活躍しており、需要は増加傾向。
ただし、条件に見合った求人が少ない傾向や、高いスキルが必要な場合がある。
求人数は若年層より減少する傾向。
職種によるが比較的求人は見つけやすい。未経験可の求人も多い。未経験業種の求人は20代と比べ減少する。
40代以降の紹介予定派遣求人は若年層より少ないが、シニア層のニーズは増えているという見方もある。
一般的な転職市場では、年齢が上がるほど求人数は減少する傾向がある。

紹介予定派遣は、派遣期間(最長6ヶ月)を経て、派遣先企業に直接雇用(正社員または契約社員)されることを前提とした働き方です。50代でも利用可能ですが、40代と同様に即戦力となる経験・スキルが求められる傾向が強いです。

紹介予定派遣を通じて50代で正社員になった事例もあります。正社員になれる確率は約32%程度ですが、契約社員なども含めた直接雇用全体の確率は約50%です。必ずしも正社員になれるわけではない点には注意が必要です。

無期雇用派遣は、派遣会社と期間の定めのない雇用契約を結ぶ働き方で、50代でも働くことは可能です。一般的な登録型派遣とは異なり、雇用の安定性が高い選択肢です。

50代の派遣社員は「やばい」「やめたほうがいい」と言われる理由

50代の派遣社員が「やばい」「やめたほうがいい」と言われる理由は以下の3つです。

「やばい」「やめたほうがいい」と言われる理由
  1. 派遣先企業も自分自身も「気を遣う存在」でやりづらい
  2. 働きたくても条件に見合った求人が少ない
  3. 50代ずっと派遣で働くのは厳しいし将来が不安

派遣先企業も自分自身も「気を遣う存在」でやりづらい

50代の派遣社員として採用された場合、上司が年下というのがほとんどですよね。

年下の上司から業務を教えてもらう際に以下のようなことを感じるのではないでしょうか?

  • 年下の上司だと変に気を遣ってしまう
  • 経験やスキルは自分の方が高く、年下上司を使えない人に感じてしまう
  • 自分より経験が少ない人ばかりで、働くうえで不安

上記のように感じてしまい「50代で派遣として働くのは厳しい」と考えてしまう人もいます。

とはいえ、上司側も同じです。

「50代の部下に業務を教えたりするのは気を遣う」と感じ、互いにやりづらい関係になるケースもあるでしょう。

特に若い年代が働く職場だと、「年齢の壁」をさらに感じやすいため、シニア層を雇用しない会社もあります。

働きたくても条件に見合った求人が少ない

50代では高いスキルがあるほど、業務内容や給料に見合った仕事が見つかりづらい傾向です。

スキルが高すぎると、それに見合った給料を求めてしまうため、求人案件を狭めてしまうからです。

とはいえスキルは、最大のアピールポイント。しっかりスキルは採用担当者に伝えていく姿勢は必須です。

しかし早く求人を見つけたい方は、スキルに見合った給料であっても、妥協して選択肢にいれ交渉していくと早く決まりやすくなりますよ。

 

50代ずっと派遣で働くのは厳しいし将来が不安

派遣は「3年」という期間が限定された働き方のため「この会社でまだ働きたい」と望んでも、派遣先が契約更新しなければ、数ヶ月で辞めなければならなくなります。

派遣切りされる可能性もあり、「派遣で働くのは厳しい。将来が不安」と考える人は少なくありません。

 

50代派遣社員は「やばい」「やめたほうがいい」は信じなくていい!

ここまで「年齢とともに派遣が厳しくなる」とお伝えしてきました。

しかし実態として「50代 派遣社員」で活躍している人は多くいます。

厚生労働省「派遣労働者の年齢層別割合」のデータにみると以下のような結果が判明しました。

年齢層全体の割合 (%)平成24年の調査時
15~19歳0.20.2
20~24歳 6.25.8
25~29歳11.314.4
30~34歳13.116.4
35~39歳13.619.2
40~44歳16.715.1
45~49歳13.111.1
50~54歳9.46.3
55~59歳5.63.1
60~64歳4.64.4
65歳以上5.92.9
引用:厚生労働省「派遣労働者調査」

表は、各年齢層における派遣労働者の割合を全体を示しています。

特に「40~44歳」層が全体として最も高い割合を示しており、男女別では男性は「40~44歳」、女性は「45~49歳」が最も高い割合を占めています。

30〜40代層には劣るものの、50代層は20代層と同等の方が派遣として活躍していることがわかります。

また、50代以降の派遣労働者数は、前回の調査(平成24年)時より増加しており、シニア層の需要が増えているとも言えそうですね。

 

50代に派遣で働くデメリット

50代に派遣で働くデメリット
  • 同じ職場で長く働けない
  • 未経験では仕事が限定される
  • 経験が求められることが多くなる
  • 責任のある仕事が任せられることは少なくなる

同じ職場で長く働けない

職場環境が自分と合っていて、長く働きたいと思う職場に出会うことってありますよね。

派遣は契約期間が最長3年間の雇用契約があり、ずっと働くことはできません。

もちろん雇用形態を派遣から直接雇用に変更することで、働き続けることは可能です。

しかし雇用条件が変更されるため、納得のいかない時給になったり派遣で働いていた時と同じ条件で働けないケースがあるので注意が必要です。

「同じ職場で長く働きたい」とお考えの方は、パートで雇用契約するなど他の選択肢も視野に入れましょう。

 

未経験では仕事が限定される

50代以降の派遣求人の傾向は、キャリア重視がほとんどです。

  • 「事務経験が10年以上ある」
  • 「英語を使った営業の実務経験がある」
  • 「TOEIC600点以上」

など「資格」や「実務経験」が求められます。

経験が求められることが多くなる

50代は育てる対象として雇用するのではなく、即戦力として雇用したいと思っている企業がほとんどです。

そのためある程度「経験値」がないと働くのが難しいケースがあります。

もちろん「未経験歓迎」の求人は存在します。しかし、求人の内容が工場内の軽作業など単純作業に限定されるケースが多いです。

そのため派遣で仕事選びする際は、これまで培ってきたキャリア(経験)を活かせる仕事を積極的に探しましょう。

責任のある仕事が任せられることは少なくなる

50代の正社員なら、管理職として責任のある仕事を任せられることが多くなる年代です。
しかし派遣社員に責任を与えるケースは少ないでしょう。

派遣社員が任せられる仕事は

  • 「業務内容は明確」
  • 「業務は定量化されている」

上記のように仕事が限定されています。

もしこれまでチームのリーダーを担ったり、部下育成をやってきた方からすれば、物足りないと感じるケースも出てくるかもしれません。

 

50代に派遣で働くメリット

50代に派遣で働くメリット
  • 新しい出会いがある
  • サービス残業しなくていい
  • パートより高収入が見込める
  • 生活スタイルに合わせた仕事選びができる
  • スキルがあれば高時給案件で働けるチャンスがある

新しい出会いがある

50代になると「新しい出会い」をする経験も少なくなってきますよね。

派遣で働く場合は、雇用期間が終了すると新たな派遣先企業で働きはじめることになります。

つまり自然と出会いの機会が増え、新しい刺激を常に受けながら仕事できるのです。

また「職場の雰囲気が自分に合わない」と感じた際も、「派遣期間が終了すれば辞められるから我慢しよう」と考えられるきっかけになるかもしれません。

 

サービス残業しなくていい

派遣は雇用条件が明確化されており、労働時間もしっかり守られます。

もし業務時間内で仕事が終わらなければ、業務時間外として残業代が支払われます。
正社員として働いていると、時間外を切らずサービス残業をしている社員がいるケースも少なくありません。

すみ
すみ

働いた分、ちゃんとお支払いしてもらえるのは当たり前ですが嬉しいものですよ。

 

パートより高収入が見込める

パートの時給より派遣で働く場合、時給は高いです。

アルバイト・パート(三大都市圏(首都圏・東海・関西)平均)派遣(一般事務・OA事務)
1,161円1,547円
アルバイト・パートと派遣の平均時給

上記のように高い高時給で働ける可能性が高いです。

生活スタイルに合わせた仕事選びができる

自分の生活に合わせて働きたいと考え、派遣の働き方を選びたい方もいますよね。

派遣なら、

  • 親の介護があるから、週3日4時間だけ働きたい
  • 土日は仕事をしないようにしたい

など生活スタイルに合わせた働き方がしやすいです。

すみ
すみ

正社員では、なかなか思ったように休みが取れないケースもあるので、働き方が選べるのはメリットですよね。

 

スキルがあれば高時給案件で働けるチャンスがある

実際に派遣社員はスキルに合わせて高時給の求人があります。

下記は派遣スタッフ募集時の平均時給額です。

職種平均時給(関東)平均時給(東海)平均時給(関西)
通訳・翻訳1,9241,8241,804
企画・マーケティング1,9041,8041,784
特許事務1,8441,7441,724
英文事務1,7961,6961,676
秘書1,7261,6261,606
経理・会計1,6521,5521,532
総務・人事・広報・宣伝1,6521,5521,532
貿易事務・国際事務1,6471,5471,527
営業事務1,5901,4901,470
一般事務1,5451,4451,425
受付1,4451,3451,325
2023 年 5 月度 派遣スタッフ募集時平均時給調査

派遣社員の時給は、スキルや経験によって左右されます。

これまで積み上げてきた経験次第では、パートで働くよりはるかに高時給で働けるチャンスです。

 

50代の派遣は「やめとけ」「やめたほうがいい」を打開する9つのコツ

50代の派遣は「やめとけ」「やめたほうがいい」を打開する9つのコツ
  • 条件を絞りすぎない
  • 残業が多い仕事を選ぶ
  • 年齢層高めの会社を選ぶ
  • 複数の派遣会社に登録する
  • シニアに強い派遣会社を選ぶ
  • 通勤が不便な場所の求人を選ぶ
  • 短期の求人からチャレンジする
  • 年齢を問わない急募の派遣求人に応募する
  • 特別なスキル・経験・資格など自分の魅力をアピールする

条件を絞りすぎない

希望を多く伝えてすぎてしまうと、派遣先会社に与える印象も悪くなってしまいます。そのため、条件を絞りすぎず紹介予定の求人を探してみましょう。

これまで引っかからなかった求人が見つかるかもしれません。ただし「譲れない条件」は、しっかり伝える姿勢は大切です。 

残業が多い仕事を選ぶ

誰だって残業が多い会社で働きたくないですよね。あなたが「残業」に抵抗がない場合、あえて「残業が多い」会社の求人を積極的に募集すべきです。

なぜなら「残業が多い」会社は、募集が他の求人より少ない傾向にあるからです。「人が嫌がり避ける」ところを攻めて、求人を探してみると、採用につながる確率を高めますよ。

逆転の発想で行動してみると、案外早く採用が決まる可能性があります。

年齢層高めの会社を選ぶ

40、50代の高年齢層の職場は、若年層から敬遠されやすいですよね。古い慣習やお局、窓際族が多い可能性は高く、紙文化でITリテラシーの低い人が多い可能性もあるでしょう。

しかし逆をいえば、普通のPCスキルであっても重宝される可能性があります。あなたが、もしこれまで事務経験が豊富でPCスキルに長けていた経験があるなら、待遇良く過ごせるでしょう。

その会社で「PCが使える人」のポジションを獲りにいくのです。また、そういった高年齢層の会社だと50代から仕事を探している人にとって同年代。

チャットやリモートワークなど少なく、人と人との付き合いが多い分、人間味のある会社に恵まれるかもしれません。

複数の派遣会社に登録する

派遣社員の方へのアンケートで「2社以上に登録している人」は66%

参考:エン派遣のアンケート調査

各派遣会社によって、強みは異なるため1つの派遣会社のみ登録していると高求人案件を逃してしまうかもしれません。

選択肢は多く用意しておくためにも、複数の派遣会社への登録をおすすめします。

シニアに強い派遣会社を選ぶ

50代以降の求人を多く扱う派遣会社は、「シニア層」専用の求人ページや「50代以降の求人」特集ページを用意しています。

上記のようなページを設けている派遣会社には積極的に派遣登録してみましょう。

おすすめは「テンプスタッフ」です。

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通勤が不便な場所の求人を選ぶ

通勤の便が悪い場所は、やはり募集人気も下がる傾向で狙い目です。できれば通勤に時間をとりたくない人が多数だからです。

派遣先会社にとっても、求人に募集してくれるだけで高待遇にしてくれる可能性が高いです。

短期の求人からチャレンジする

派遣の経験が少なく、慣れていないという方は短期求人から探して派遣を知るのも1つの手段です。短期派遣は年齢関係なく募集する傾向があるのでおすすめです。

実際の働きぶりを見てもらい、評価されれば長期の仕事を紹介してくれる可能性もあります。経験を積む意味合いで短期派遣求人に絞るのも1つの手段として認識しておきましょう。

年齢を問わない急募の派遣求人に応募する

急募の求人は、早めに人材を確保したいため採用率が高まります。希望の求人条件にあったものの中で急募の派遣求人があれば積極的に応募してみましょう。

特別なスキル・経験・資格など自分の魅力をアピールする

派遣ではスキルを活かして、パートより高い時給で働いている人がたくさんいます。スキル、経験、資格は面接の際にしっかりと伝えましょう。

ただしスキルが高すぎるゆえに条件に見合った求人が見つからないケースもありますので注意しましょう。

50代で派遣はやばいのか?成功体験を聞いてみた!

すみ
すみ

実際に50代派遣として働く方にお話を伺いました。

派遣社員歴は20年以上です。

 

採用されづらいと感じますか?

採用されづらいと感じます。

なぜかというと、「20代のほうが未来がある」と思われてしまうからです。

派遣先企業としては、社員になってくれるか考えています。

だから同じスキル・キャリアだと若い年代を優先して採用します。

 

採用された秘訣は何ですか?

スキルを身につけたことです。

わたしの場合、
マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)
を取得しました。
MOSの中の、「Access(アクセス)」は持っている人が少なく、大量のデータを扱う会社ではAccsess(アクセス)を利用しているので、使えることを話すと採用されるケースもありました。
スキルがあれば即戦力と評価されるため、年齢に関係なく働けるチャンスがあります。

 

派遣で働いてきた理由は?

若い頃は、子供を養っていたので働くためすぐにお金が必要でした。

生活費を稼がなくてはいけなかったですからです。
転職にかける時間がない状態だったので。
失業保険で1ヶ月やり切ったこともあります。
そのためすぐ採用が決まって働ける派遣は、大変助かりましたね。
50代になった今は、「趣味との両立」を考え派遣で働いています。
働くことは必要ですが、やはり生きがいがないと人生を本気で楽しめませんから!

 

50代で派遣社員だと困ることは何ですか?

派遣期間終了後、新たな雇用先に入るのが大変ですね。

先に説明したとおり、50代になると採用されづらくなります。
もちろん仕事を選ばなければ、すぐ次の雇用先が見つかると思います。
でも自分が満足した仕事をやりたいと考えているので、納得のいく仕事を見つけ、妥協せず働いていきたいと考えています。

【50代の派遣はやめたほうがいい?】派遣かパートか?どちらにすべき?

結論、人によってどちらが良い選択肢になるかは分かれます。

重要なのは、あなたのライフスタイルにあっていることです。

もう一度、「50代 派遣で働く」デメリットとメリットを確認しましょう。

デメリット
  • 同じ職場で長く働けない
  • 未経験では仕事が限定される
  • 経験が求められることが多くなる
  • 責任のある仕事が任せられることは少なくなる
メリット
  • 新しい出会いがある
  • サービス残業しなくていい
  • パートより高収入が見込める
  • 生活スタイルに合わせた仕事選びができる
  • スキルがあれば高時給案件で働けるチャンスがある

例えばあなたが優先したい働き方が「プライベートを充実させたい」「いずれは正社員を目指したい」「高時給で働きたい」といった場合、「派遣」があっていますよね。

しかし「一度働いたら長く同じ場所で働きたい」を優先したいという方なら「パート」で働いたほうがメリットが大きいです。

すみ
すみ

自分の働き方・ライフスタイルを考えて決めるのが後悔しない選択になりますよ。

 

50代からの派遣で働く人におすすめの職種

50代からの派遣で働く人におすすめの職種
  • 営業職
  • コールセンター
  • 介護職、医療事務
  • 事務・オフィスワーク
  • 倉庫・工場などの軽作業

営業職

営業職求人も年齢関係なく求人のある職種です

具体的ば業務内容は以下のです。

  • 代理店営業
  • ルート営業
  • テレマーケティング

営業職は営業マンとしての実力が問われる部分が大きいため、年齢関係なく実力で評価される可能性が高い職種です。

これまでの経験に自身のある方は、キャリアの棚卸しと思ってチャレンジしてみるといいでしょう。

 

コールセンター

会社の電話窓口として働くコールセンター業務も実態として50代以降の派遣求人があります。

中にはコールセンター業務をテレワークで実施する働き方もあるので、在宅ワークのチャンスもあります。

ウイルオブワークは、コールセンター派遣に強みのある派遣会社です。たとえ未経験でも、コールセンター業務のフォローアップ研修が用意されているため安心ですよ。

【おすすめする理由】
・他社と比較してコールセンター業務求人数◎

・派遣先に社員を常駐させておりサポートも暑い

・九州・沖縄の求人が多い

  

 

介護職、医療事務

介護、医療の業界は慢性的な人材不足が取り沙汰されています。

そのため上記業界の派遣へのニーズは大きくなっています。

特に介護職では「未経験可」の求人も少なくないので、介護職に興味のある方は積極的に応募してくださいね。

 

事務・オフィスワーク

50代でも事務、オフィスワークの派遣求人は多い傾向です。

特に一般事務、金融事務、保険事務の求人は常時多いためこれまで事務員として働いてきた方は積極的に応募しましょう。

事務職求人が多い派遣会社は、「スタッフサービス」、「アデコ」です。

派遣会社紹介予定派遣
(2023年9月14日現在)
事務職の求人数
(2023年9月14日現在)
HP

スタッフサービス
9,456件2,166件【無料】公式HPへ

アデコ
3,159件2,159件【無料】公式HPへ
【実際に私が使った】おすすめしたい紹介予定派遣会社ランキング

 

倉庫・工場などの軽作業

商品の仕分け、検品、ピッキング、包装作業など、倉庫、工場で行う軽作業求人は、50代求人の中心です。

特に1人で黙々と作業したい方には相性の良い働き方ですよ。

また未経験で働きやすいのも魅力です。

黙々作業するのが嫌いではない方は、倉庫・工場などの軽作業の求人も見てみるといいでしょう。

倉庫・工場などの軽作業求人に強い派遣会社はランスタッドです。

ランスタッド工場勤務

たった3分の申し込み

 

50代で派遣を始める際の注意点

50代で派遣を始める際の注意点
  • 無理なく働ける職場を選ぶ
  • シニア層の派遣実績が豊富な派遣会社を選ぶ
  • これまで培ってきた経験・スキルが活かせる仕事を選ぶ

無理なく働ける職場を選ぶ

50代は、無理なく自分らしい働き方が確立されていく一方、体力の低下を実感してくる年代ですよね。

これまでの経験上、どういう働き方が自分らしくやれるかわかってくる50代だからこそ、無理せず、長く仕事ができる派遣先企業を探しましょう。

50代であってもまだまだ求人募集は多く、むしろニーズのある年齢層でもあります。日本人の平均寿命は80歳を超えているため、まだまだ働ける年齢です。

短期で働く仕事を探すより、長く経験できる仕事を選んだほうが人生を豊かにできますよ。

シニア層の派遣実績が豊富な派遣会社を選ぶ

  • キャリアに合った求人を紹介してほしい
  • 経験を活かした派遣求人を見つけられない

そういった方は、派遣担当のサポートを受けてみましょう。

これまでの派遣紹介の事例や実績をもとに、これまでのキャリアに合わせた求人を紹介してくれますよ。

 

これまで培ってきた経験・スキルが活かせる仕事を選ぶ

ご自身のキャリアに優る強みはありません。だからこそ、自分の積み上げてきたキャリアを改めて確認しておきましょう。

たとえば、

  • これまで行ってきた仕事内容
  • 身につけたこと
  • 失敗したこと
  • 成功したこと

上記のようにキャリアを棚卸ししておくと、強みを理解しやすくなります。これまでのあなたの経験やスキルが役立つ職場がかならずあります。そして強みを活かせる仕事は、これまで経験してきた職種だけではありません。

これまでの経歴だけに限定せず、ご自身のキャリアを拡大するため、ご自身に目を向けてみましょう。

50代の派遣はやめとけを調べる人がよくする質問

50代の派遣はやめとけを調べる人がよくする質問
  • 派遣社員の50代の年収は?
  • 派遣会社を利用する流れを教えてください。
  • 派遣社員のうち50代の割合は?

派遣社員の50代の年収は?

派遣は時給によって年収が決まります。

高い時給の求人をあたれば、その分高い年収が望めるでしょう。

大手求人サイト「はたらこねっと」を運営する「ディップ株式会社」の調査結果によると平均時給は1,522円。週40時間勤務すると仮定して平均年収は約316.56万円です。

https://www.dip-net.co.jp/files/1847

派遣会社を利用する流れを教えてください。

以下の流れです。

STEP
派遣会社に登録
STEP
仕事紹介
STEP
書類選考&面接
STEP
派遣社員として働く
STEP
直接雇用への契約
STEP
社員として働きはじめる

 

派遣社員のうち50代の割合は?

派遣スタッフの40~50代の割合は全体の約45%です。

 

紹介予定派遣は何歳まで?

派遣に年齢制限はありません。

即戦力とみてもらえれば、仕事紹介は受けられます。

 

お試し期間中(試用期間)に不都合が生じた場合、別の派遣先を探してくれますか?

試用期間中に不都合が生じた場合、辞退することは可能です。

その後は、再び紹介予定派遣で別の派遣先を紹介してもらえます。

 

50代でも無期雇用派遣で働けますか?

はい、年齢制限はないため50代になっても、無期雇用派遣で働くことは可能です。

 

50代派遣社員、将来が不安です。

50代で派遣社員だと不安になりますよね。

しかし今の時代は、スキルや経験がある方は派遣でも十分働いていけますよ。

つまり自分の力次第で、50代でも働けるということ。

ただし体力的な衰えや、自分の働ける状況も変わっていきますので、そういった変化を十分考慮しておきましょう。

 

50代の派遣は「やめとけ」「やめたほうがいい」まとめ

「50代は派遣で働くのは厳しいのか?」について解説してきました。結論として50代の派遣ニーズはあり、必要とされています。

しかし若い世代と比較すると、求人数は少なくなる傾向で、求められるスキルや経験がないと採用は厳しいので注意してください。

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