こんな方におすすめ
・紹介予定派遣から契約社員になるのは危険
・ぜったいに断った方がいい
・紹介予定派遣から契約社員になるな
たしかに「正社員じゃない契約社員ではキャリアアップが難しい」といったイメージがあり、不安でおすすめしない人もいますよね。
結論、あなたのはたらく条件に合っていれば契約社員の選択肢もありですよ。
実は、派遣社員から契約社員になると、「月給制になって収入が安定する」、「交通費支給」、「正社員と同様の福利厚生が使える」など、安定した給料ではたらくことや年収UPが望めます!
派遣ではたらいていると、長期休暇に大幅収入ダウンしてしまい、収入が不安定になってしまうと困っていた方にも良い働き方です!
実際に紹介予定派遣から契約社員を経て正社員になったすみが解説します!
【自分の市場価値を高める方法知っていますか?】
わたしは派遣社員ではたらいている時に資格を取得したんです!
「資格は役に立たない」という話はあがりますが、
自分に自信がつくし、履歴書にも記載できるので私はおすすめしています!
おすすめの資格は、MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)です。
完全無料!
【紹介予定派遣から契約社員になる!その前に】「契約社員」とは?
契約社員とは、契約期間を設け、その期間だけ働く「有期労働契約」を結んだ社員のことを指します。
具体例をお見せすると以下になります。
項目 | 正社員 | 契約社員 |
雇用期間 | 定年まで働き続ける | 原則、3年まで |
収入・待遇面 | 長期間はたらき続けることで昇給・昇進に応じた給与UPが望める | 自分のスキルや能力に応じた給料が得られやすい |
紹介予定派遣と契約社員のちがい
紹介予定派遣ではたらく人と、契約社員ではたらく人の違いを表にまとめました。
項目 | 紹介予定派遣 | 契約社員 |
雇用者 | 派遣会社 | 雇用主(企業) |
雇用期間 | 原則6ヶ月 | 最長3年 |
労働条件 | 派遣期間中は派遣会社の条件 | 企業と直接契約した条件に従う |
給与・福利厚生 | 派遣会社が支払う | 企業が直接支払う (福利厚生を受けられる可能性あり) |
キャリアパス | 派遣期間を経て、派遣先企業に直接雇用されるのを目指す | 正社員登用の可能性あり |
もっとも大きな違いは、雇用元が異なる点です。紹介予定派遣は派遣先の会社が雇用元になるのに対し、契約社員は今勤めている会社が雇用元になります。
紹介予定派遣から契約社員はやめたほうがいい?その理由とは?
「紹介予定派遣から契約社員はやめたほうがいい」と言われる理由は、「有期雇用契約」になるからです。
極端な話。雇用主から「もう明日からこなくていい」と言われたら、即刻クビにできてしまうのです。
直接雇用のため、派遣ではたらいていた時のように、派遣会社が介入することもできません。
契約社員はやめたほうがいい!と言われるのはそのためです。
そもそも「紹介予定派遣」そのものをやめたほうがいいという口コミ・評判もあがっています。
「紹介予定派遣はやめたほうがいいのか」はこちらの記事で解説しています!
⇒ 紹介予定派遣はやめたほうがいい?「やめとけ」と言われる真相は?【紹介予定派遣から契約社員になった私が解説】
「紹介予定派遣から契約社員」になるデメリット・メリット
紹介予定派遣になるデメリット・メリットを解説します。
デメリット・メリットを比較しました。
デメリット | メリット |
①雇い止めのリスク | ①雇用期間が終了すれば気軽に辞められる |
②契約社員には退職金がない | ②副業や別会社との掛け持ちができる可能性がある |
③昇給・昇進がない | ③月額で給料が出る |
④有給休暇を使える | |
⑤交通費が支給される |
デメリット
紹介予定派遣から契約社員になるデメリットは以下です。
- 雇い止めのリスク
- 不景気の影響を受けやすい
- 昇給・昇進がない
1つずつ解説します。
①雇い止めのリスク
派遣から、直接雇用に切り替わるため、雇い止めのリスクがあることは考えておかなければなりません。
また雇い止めになると、3年以上はたらかず退職するのがほとんどなので、退職金は出ないでしょう。
私が思う紹介予定派遣から契約社員になった際の悪いケースを提示します。
上記のようなケースのように、雇い止めのリスクがあることは理解しておかなければなりません。
でも、安心してください。
私は派遣から契約社員になり、いま正社員で働いています。
どういう基準で選べばいいのかコツは後ほど解説します。
先に読みたい方はこちら >> 【紹介予定⇨派遣社員 失敗しない方法】
②不景気の影響を受けやすい
企業は不景気の時期にコスト削減を図るため、派遣社員や契約社員が最初に解雇されるリスクが高まります。
これが、「紹介予定派遣から派遣社員になるな」という評判があがる理由の1つとなっています。
しかし、どんな仕事でも重宝されるスキルを身につけることで、このリスクを少なからず解消できる可能性があります。
例えば、私はMOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)の資格を取得したことで、現在の職場に入社前から好印象を持たれることができました。
不景気の時期には、派遣社員や契約社員が最初に解雇されるリスクが高まるため、どんな仕事でも重宝されるスキルを身につけることがリスクヘッジになります。
【不景気のリスクヘッジとしてスキルを身につける】
私は派遣社員ではたらいている時に、資格を取得しました。
その結果、今はたらいている企業から好印象をもたれましたよ!
「資格は役に立たない」という話はあがりますが、
自分に自信がつくし、履歴書にも記載できるので私はおすすめしています!
おすすめはMOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)です。
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③昇給・昇進がない
契約社員は有期雇用契約(原則3年)のため、基本的に昇給・昇進がありません。
実際、私が契約社員ではたらいていたときは、毎日の働き方は基本的に正社員と同じでしたが、昇進の話はなく昇給もありませんでした!
昇給・昇進を念頭に紹介予定派遣ではたらきたいなら、やはり”正社員雇用前提”条件の案件を選ばなければならないでしょう。
メリット
「紹介予定派遣から契約社員」になるメリット
- 月額で給料が出る
- 副業や別会社との掛け持ちができる可能性がある
- 有給休暇を使える
- 交通費が支給される
- 正社員と比較して転勤や異動の可能性がほとんどない
①月額で給料が出る
派遣のときと違い、給与形態が月給制に変わることが多いため、時給制だった派遣社員のときに比べて給料が安定するメリットがあります。
時給制の場合、ゴールデンウイークや年末年始など長期休暇の期間があるとその分の給料は支払えってもらえない事態に……
私も派遣ではたらいていた時、GWなど長期休暇の月は「ランチ1回分お弁当にしよ」なんか考えていましたから💦
つまり、精神的安定にもつながるのです。
②副業や別会社との掛け持ちができる可能性がある
副業や別会社との掛け持ちができない「副業禁止」の企業がまだまだ多いのが実際のところ。
しかし、正社員か契約社員かによって副業に関する対応が異なる可能性があります。
つまり、正社員では副業禁止であっても、契約社員なら副業ができるというケースがあるのです。
複数の会社と副業や別会社との掛け持ちが可能か、就業規則を確認してみるといいでしょう。
正社員だと、契約社員より厳しく就業規則を設けているため、このような差が生じているようです。
副業が可能
契約社員の副業が禁止されている企業もありますが、多くの企業では副業OKなところもあります。たくさん稼ぎたい、自分のスキルや幅を広げたいという方には、契約社員の仕事と副業がおすすめです。
正社員と契約社員の違いを徹底比較!メリットや自分に合う働き方を知ろう|ウィルオブスタイル
契約社員の方が副業を行いやすいケースがあるため、もしダブルワークも検討しているようであれば、契約社員として雇用契約するのも1つの選択肢ですよ!
③有給休暇を使える
有給休暇は6ヶ月以上はたらいた人に与えられます。
【参考リンク】⇒ 労働基準法 第39条
契約社員になれば、紹介予定派遣では取得できなかった有給休暇を獲得できるようになります。
なぜ紹介予定派遣では取得できないかというと、紹介予定派遣では最長でも6ヶ月で直接雇用(もしくは契約解除)となり、有給休暇がもらえる6ヶ月以内に仕事が終了してしまうため有給休暇を取得できません。
※表で解説
雇用期間 | 有給休暇 | |
紹介予定派遣 | 最長でも6ヶ月で直接雇用(もしくは契約解除) | 6ヶ月以上勤めないため取得できない |
契約社員 | 最長3年以内(高度専門職および満60歳未満の人は例外的に5年) | 年数に応じて取得できる |
もちろん契約社員だけでなく、派遣社員、パート、アルバイトなどの非正規社員にも有給を取得する権利があり、会社は与える義務があります。
しかし、紹介予定派遣制度を利用している場合は有給休暇は発生しません。
④交通費が支給される
契約社員になると、派遣社員時代には受け取れなかった交通費が支給されるため、遠方から通う場合も交通費を心配する必要はありません。
派遣社員の場合は、交通費を時給に含めている会社がほとんどです。
ですので派遣ではたらいていた時は、遠距離通勤ほど、交通費の負担がおおきくなります。
私の最寄り駅の路線は、電車賃が高いことで有名で、もし私の最寄り駅から今の会社に勤めていたなら、半年で6.5万円定期代として支払う計算です。派遣社員ではたらいていて、交通費が支払われなかったとしたら……ゾッとします!!
交通費を含めると契約社員に雇用契約した方が給料面の総額が多くなることもあるので、金銭的メリットについても確認してみましょう!
⑤正社員と比較して転勤や異動の可能性がほとんどない
契約社員は働く地域を限定している企業が多いため、転勤や異動の可能性はほとんどありません。
家庭の事情で引越しができない人にとって大きなメリットになるでしょう。
実際に今はたらいている会社で「転勤」があるかは、雇用契約を確認してみてください。雇用契約書に勤務地が明記されていれば転勤はないです!
紹介予定派遣から契約社員が成功する条件は3つ
では、紹介予定派遣から契約社員が成功するケースはどういった条件があるのかというと…
- はたらいてみて、会社の雰囲気や人間関係がよかった
- 大手企業である
- 仕事にやりがいを感じている
よく「ぜったい正社員以外の紹介予定派遣には手を出すな」という情報がネット検索で表示されると思います。
しかし、実際には派遣より契約社員ではたらいた方が給料が安定するケースも少なくありません。
実際に私がそうでした!
ですので、紹介予定派遣から契約社員になっても、失敗しないように上記3つの条件を確認しましょう!
「紹介予定派遣から契約社員」になる際の注意点
紹介予定派遣から契約社員になろうと考えている方は、以下2つのことをしてください!
- 業務内容や業務時間などの変更について確認する
- わからない部分は派遣会社に相談する
業務内容や業務時間などの変更について確認する
業務内容・業務時間が派遣ではたらいていた時より変化することもあるので注意が必要です!
派遣ではたらいていた時は、業務範囲が限定されていたのに、契約社員になったら大幅に増加してしまい残業が大幅UP……なんて羽目になることもしばしば起こります!
私も実際、そうでしたよ😢
少しでも不安に思う点があったら直接雇用を提案してきた会社に質問して、不安を解消しましょう!
わからない部分は派遣会社に相談!
もし雇用契約の話を聞いてもわからないことが多くあったなら、派遣会社の担当に聞くようにしましょう。
相談できるのは、派遣会社に勤めている強みです!
悩みすぎず、雇用契約のことで不安な部分は派遣会社の担当にたずねて解消しておきましょう。
「紹介予定派遣から契約社員」を調べる人によくある質問
①紹介予定派遣で正社員になれる確率はどれくらいですか?
紹介予定派遣で正社員になれる確率は、20~30%と言われています。
紹介予定派遣を利用した転職なら、内定率が約91%なので直接雇用に不安を持っている人にもチャンスがありますよ!
②契約社員になった後、正社員になれますか?
なれますよ!
実際に私は3年間契約社員ではたらいた後、正社員としてはたらいています。
もし正社員を目指すのであれば、しっかりした対策をして面接・試験に臨みましょう。
しかし、自分の置かれている立場やこれからのキャリア形成によって、契約社員のままの方が良いという方もいると思います。
ですので、自分自身にとって何がベストな働き方なのかよく考えてから決定してください。
③契約社員は何年で正社員になれますか?
私の場合は3年で契約社員から正社員になれましたが、条件がそれぞれの会社によって違いますので、一概に何年とは言えません。
但し、契約社員は有期雇用契約のため原則3年(高度専門職および満60歳未満の人は例外的に5年)で雇用が終了しますので、それまでに正社員になるか他の仕事に就くか決まるでしょう。
④ずっと紹介予定派遣のままいられますか?
紹介予定派遣は最長で6ヶ月間の制度であり、永久に紹介予定派遣ではたらくことはできません。
2.紹介予定派遣を行う場合の派遣先の留意事項(要領第8の17)
紹介予定派遣とは
(1) 紹介予定派遣を受け入れる期間
派遣先は、紹介予定派遣を受け入れるに当たっては、6箇月を超えて、同一の派遣
労働者を受け入れないこと(「派遣先が講ずべき措置に関する指針」第2の18 の(1)
(要領第8の19 参照))。
派遣期間経過後は直接雇用または契約解除のいずれかになります。
まとめ:【紹介予定派遣から契約社員になる ぜったいダメ】は嘘!!
「紹介予定派遣から契約社員になるのはやばい!!その実態は」について解説してきました。
結論、あなたのはたらく条件に合っていれば契約社員の選択肢もあり!!
ですよ。
もちろん契約社員になることでデメリットもありますが、契約社員になること自体「悪」というものでもありません!
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