「ミラエールはやばい」という評判を見て、応募を迷っていませんか。
無期雇用で安定していると聞いても、給料が低いと言われると不安になりますよね。
実は、やばいと言われるいちばんの理由は給料で、東京でも月給は21万円からです。時給で働く登録型派遣の平均と比べると、年収で約55万円低くなる計算になります。
この記事では、公式の数字と口コミをもとに、やばいと言われる5つの理由と、向いている人の特徴を整理します。
- やばいと言われるいちばんの理由は給料(東京で月給21万円から)
- 配属先は会社が決めるため、自分では選べない
- 事務が未経験で、収入が途切れる不安を減らしたい人には向いている
- 収入や職場選びを優先するなら、登録型派遣か紹介予定派遣が合う
私(すみ)は保育士を辞めたあと、派遣社員として2年半働き、紹介予定派遣から契約社員を経て正社員になりました。実際に就業したのはジョブコムとマンパワーグループの2社です。
ミラエール(スタッフサービス)は利用していません。この記事は、公開されている口コミと求人数のデータをもとに書いています。
ミラエールとは?最初に押さえたい3つの特徴
評判を見る前に、ミラエールがどんな働き方なのかを整理しておきます。仕組みを知っておくと、「やばい」と言われる理由も理解しやすくなります。
押さえておきたい特徴は3つです。登録型派遣との違いを中心に説明します。
- スタッフサービスの無期雇用派遣で仕事は事務が中心
- 月給制で収入が途切れにくい
- 配属先は会社が決める
スタッフサービスの無期雇用派遣で仕事は事務が中心
ミラエールは、派遣会社のスタッフサービスが運営する無期雇用派遣のサービスです。スタッフサービスに期間の定めなく雇われ、派遣先の会社で事務の仕事をします。
一般的な登録型派遣は、派遣先が決まっている期間だけ派遣会社と契約します。ミラエールは、派遣会社の社員として雇われ続ける点が大きな違いです。
公式サイトでは、事務が未経験の人に向けたサービスとして案内されています。事務で使うスキルを、就業前に無料で学べる研修もあります。
なお、派遣には「同じ職場で働けるのは3年まで」というルールがありますが、無期雇用派遣はその対象外です。同じ派遣先で、3年を超えて働き続けることもできます。
月給制で収入が途切れにくい
給料は時給ではなく、月給制です。公式サイトに載っている月給例(2026年4月時点)は次のとおりで、賞与もあります。
| 地域 | 月給例(基本給+地域手当) |
|---|---|
| 東京 | 21万円以上 |
| 神奈川 | 20万2,000円以上 |
| 大阪 | 19万7,000円以上 |
| 愛知 | 19万2,000円以上 |
| 福岡 | 17万6,500円以上 |
派遣先との契約が終わっても、スタッフサービスとの雇用は続きます。次の仕事が決まるまで収入がゼロになる、という心配が小さいことが、登録型派遣にはない強みです。
出典:スタッフサービス「事務未経験からはじめるミラエール」。待機中の給料の扱いなど細かい条件は、選考会で確認しておきましょう。
配属先は会社が決める
配属先は、本人の希望と適性をふまえて会社が決めます。登録型派遣のように、求人を自分で選んで応募する形ではありません。
希望は聞いてもらえますが、必ず通るとは限りません。この点が、あとで紹介する「やばい」と言われる理由のひとつになっています。
一方で、公式サイトによると、配属先の90%以上が土日休みで、残業は月平均5時間未満です。働く時間の面では、条件の良い職場が多いといえます。
ミラエールはやばい?ミラエールの悪い口コミ
まずは、実際にミラエールで働いている人や、働いていた人の声を見てみます。「やばい」と言われる背景には、具体的な不満があります。
口コミは、会社の評判サイト「エン カイシャの評判」から引用しています。
- 給料が低く一人暮らしは厳しい
- 配属先や仕事内容が選べない
- 評価制度が厳しく昇給しにくい
給料が低く一人暮らしは厳しい
いちばん多いのは、給料についての不満です。月給制で安定しているとはいえ、金額そのものが低く、生活が苦しいという声が目立ちます。
給料は東京で額面20万円で低いです。一人暮らしの同僚はこの給料は大変だと言っていました。
エン カイシャの評判
基本給14万+都道府県によって額が異なる地域手当で基本給が構成されており、自分の場合手取りで18万前後。残業しなかったらもっと低い。
エン カイシャの評判
東京で額面20万円ほど、手取りにすると16万円台です。実家暮らしなら問題なくても、一人暮らしで家賃を払うと余裕は少ない金額といえます。
配属先や仕事内容が選べない
無期雇用派遣という仕組みのため、配属先が希望どおりにならないことへの不満もあります。
配属先によると思います。
エン カイシャの評判
知り合いがミラエールに同時期に入りましたが、配属先は小さな営業事務所。(中略)
私は病院の事務に配属されましたが、前に私のポジションにいた人は何年も派遣社員としていたらしく、正社員雇用は望めないと判断し、退職。
休暇の調整についても職場次第。取りやすい雰囲気の職場もあれば、周りが全く休暇を取らず有給だけが溜まっていく職場もある。
エン カイシャの評判
同じミラエールでも、配属先によって仕事内容も休みの取りやすさも変わります。働きやすさが「どこに配属されるか」に左右されるのは、口コミに共通する指摘です。
評価制度が厳しく昇給しにくい
長く働いても給料が上がりにくい点も、不安として挙げられています。
配属先でいくら評価されていても、ミラエールとしてクラス級が上がることはなく、クラス級には反映されない。ミラエールの評価制度は速効性がないので、昇格を目指す人には向いていないと思う。
エン カイシャの評判
派遣先で評価されても、それがミラエールの等級にすぐ反映されるとは限りません。昇給を目標にする人には、物足りなく感じられるようです。
ミラエールが「やばい」と言われる5つの理由
悪い口コミは、なぜ生まれるのでしょうか。ここでは、公開されているデータと仕組みから、理由を5つに分けて説明します。
先に言うと、ミラエールが危ない会社だという意味ではありません。仕組みのうえで、人によって損に感じやすい点がある、ということです。
- ① 登録型派遣の平均時給より年収が低くなりやすい
- ② 仕事の難しさが給料に反映されにくい
- ③ 配属先を選べず専門性を積みにくい
- ④ 職場が合わなくても契約満了で区切れない
- ⑤ 選考があり応募すれば入れるとは限らない
1. 登録型派遣の平均時給より年収が低くなりやすい
いちばんの理由は、登録型派遣の時給が上がり続けていることです。エン派遣の調査(2026年8月度)では、三大都市圏の事務系の平均時給は1,711円で、過去最高でした。
| 登録型派遣(時給1,711円) | ミラエール(東京) | |
|---|---|---|
| 月収 | 約27万4,000円(1日8時間×20日) | 21万円 |
| 賞与 | なし | あり(口コミでは1か月分ほど) |
| 年収の目安 | 約328万円 | 約273万円 |
| 差 | — | 約55万円低い |
この計算では、年収で約55万円の差が出ます。「安定」と引き換えにしては大きい、と感じる人がいるのも無理はありません。
ただし、平均時給には、専門性の高い求人も含まれています。事務が未経験の人は、もっと低い時給から始まるのがふつうです。
すみ私が事務未経験で派遣を始めたときの時給は、1,400円でした。
平均より300円ほど低いスタートです。
参考:エン株式会社「2026年8月度 派遣社員の募集時平均時給レポート」。ミラエールの賞与額は公表されていないため、口コミをもとに1か月分と仮定しています。
2. 仕事の難しさが給料に反映されにくい
登録型派遣では、仕事の難しさに応じて時給が決まります。データ入力より英文事務のほうが時給が高い、といった形です。
ミラエールの給料は、会社の等級と地域で決まります。配属先の仕事が簡単でも難しくても、基本の月給は変わりません。
公式サイトには、職場での貢献を評価して手当を追加する制度も書かれています。それでも、難しい仕事を任された分だけすぐ給料が上がる、という仕組みではありません。
3. 配属先を選べず専門性を積みにくい
配属先は会社が決めるため、自分が望む分野の経験を続けて積めるとは限りません。経理を極めたいと思っていても、別の事務に配属されることがあります。
20代のうちは、いろいろな職場を経験できることがプラスに働きます。一方で、30代以降は「何ができる人か」を問われるため、経験がばらばらだと転職で説明しにくくなります。
将来、特定の分野で働きたい人は、配属の希望がどこまで通るのかを、選考の段階で確認しておきましょう。
4. 職場が合わなくても契約満了で区切れない
登録型派遣には、職場が合わなければ契約の満了で終えて、次の職場を探せる身軽さがあります。
ミラエールは期間の定めのない雇用なので、派遣先が合わないときは、担当者に相談して配属先の変更を待つか、退職するかになります。
雇用が安定していることの裏返しですが、「合わなければ次へ」という動き方はしにくい点を知っておきましょう。
5. 選考があり応募すれば入れるとは限らない
ミラエールは未経験の人を歓迎していますが、選考があります。応募した全員が採用されるわけではありません。
無期雇用派遣では、配属先が決まらない期間も、会社は雇用を続けます。そのため選考では、配属先が見つかりやすい人かどうかが見られていると考えられます。
不採用だったとしても、未経験から事務を目指す道はほかにもあります。登録型派遣や紹介予定派遣については、後半で比べます。
ミラエールの給料・手取り・ボーナスのリアル
ここでは、生活に直結するお金の話を、数字で確認します。額面だけでなく、手取りと毎月の生活費まで見ておくと、入社後の暮らしを想像しやすくなります。
- 月給と手取りの目安
- ボーナスと昇給は大きく期待しにくい
- 東京で一人暮らしをすると余裕は月5万円ほど
- 交通費・社会保険・研修は整っている
月給と手取りの目安
公式サイトの月給例をもとに、手取りの目安を出しました。手取りは、額面のおよそ8割として計算しています。
| 地域 | 月給例 | 手取りの目安 |
|---|---|---|
| 東京 | 21万円 | 約16万8,000円 |
| 大阪 | 19万7,000円 | 約15万8,000円 |
| 愛知 | 19万2,000円 | 約15万4,000円 |
| 福岡 | 17万6,500円 | 約14万1,000円 |
残業をすれば残業代が全額つき、交通費も支給されます。ただ、公式サイトによると残業は月平均5時間未満なので、残業代で大きく増えることは期待しにくいでしょう。
ボーナスと昇給は大きく期待しにくい
賞与はありますが、金額は公表されていません。口コミでは、次のような声があります。
私の場合は、同じ派遣先で5年働いていたのですが派遣先の方が評価を高くつけてくれたため4年目の終わりぐらいから特別手当?(2000円位)を付けてくれるようになった。
エン カイシャの評判
給料は東京で額面20万円で低いです。一人暮らしの同僚はこの給料は大変だと言っていました。貰えるだけいいですが、賞与はたったの1ヶ月分だけです。
エン カイシャの評判
正社員のように「基本給の数か月分」というボーナスを想像していると、差を感じるかもしれません。
昇給については、半年に一度、評価の面談があります。ただ、登録型派遣の平均時給は前の年より37円上がっていて、月収に直すと約6,000円です。会社の昇給が、時給の上がり方に追いつくとは限りません。
東京で一人暮らしをすると余裕は月5万円ほど
東京の手取り約16万8,000円で一人暮らしをした場合の、家計の例です。家賃は7万円と仮定しています。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 手取り | 168,000円 |
| 家賃 | 70,000円 |
| 水道光熱費 | 10,000円 |
| 通信費 | 5,000円 |
| 食費 | 30,000円 |
| 日用品など | 5,000円 |
| 残り(交際費・服・貯金) | 48,000円 |
残りは月に5万円ほどです。交際費や服、急な出費をここから出すので、貯金に回せる金額は多くありません。
実家から通える人や、家賃を抑えられる人なら、生活に無理は出ません。一人暮らしで貯金もしたい人には、厳しい金額です。
交通費・社会保険・研修は整っている
給料の金額は高くありませんが、それ以外の条件は整っています。公式サイトによると、交通費は全額支給(一部上限あり)で、残業代も全額支払われます。
- 交通費:全額支給(一部上限あり)
- 残業代:全額支給
- 各種社会保険:完備
- 研修:事務で使うスキルを就業前に無料で学べる
月給の数字だけで比べると見落としがちですが、研修を無料で受けられることは、未経験の人にとってお金に換えにくい価値があります。
【比較】ミラエール・登録型派遣・紹介予定派遣|未経験から事務を目指すならどれ?
未経験から事務の仕事に就く方法は、ミラエールだけではありません。私自身は、登録型派遣で事務を経験したあと、紹介予定派遣を使って正社員になりました。
3つの働き方を、収入・安定・正社員への近さで比べます。
| ミラエール | 登録型派遣 | 紹介予定派遣 | |
|---|---|---|---|
| 雇われ方 | 派遣会社に無期雇用 | 派遣先が決まっている期間だけ | 最長6か月の派遣のあと直接雇用 |
| 給料 | 月給制 | 時給制 | 派遣中は時給制 |
| 仕事の選び方 | 会社が配属を決める | 求人を自分で選ぶ | 求人を自分で選ぶ |
| 収入の安定 | 途切れにくい | 契約が終わると途切れる | 直接雇用になれば安定 |
| 派遣先の社員になる道 | 基本的にない | 基本的にない | 最初から前提になっている |
- 収入で比べる:分かれ目は時給1,420円前後
- 安定で比べる:収入が途切れにくいのはミラエール
- 正社員への近さで比べる:直接雇用を目指すなら紹介予定派遣
- 参考:未経験だった私がたどったルート
収入で比べる:分かれ目は時給1,420円前後
ミラエール(東京)の年収の目安は、約273万円です。これを登録型派遣の時給に直すと、およそ1,420円になります(1日8時間・月20日で計算)。
時給1,420円より高い仕事に就けるなら、登録型派遣のほうが収入は多くなります。届かないなら、ミラエールと変わらないか、ミラエールのほうが多くなります。
私の最初の時給は1,400円だったので、東京の月給例と比べると、収入はほぼ同じです。未経験の人にとって、ミラエールの給料は「低すぎる」とは言い切れません。
安定で比べる:収入が途切れにくいのはミラエール
登録型派遣は、契約が終わって次の仕事が決まらなければ、その間の収入はありません。景気が悪くなると、契約を更新されないこともあります。
ミラエールは、派遣先との契約が終わっても、派遣会社との雇用が続きます。収入が途切れる不安をいちばん小さくできるのは、3つの中でミラエールです。
私も契約社員のころ、更新が近づくたびに胸がきゅっとなりました。この不安がないことには、大きな価値があります。
正社員への近さで比べる:直接雇用を目指すなら紹介予定派遣
ミラエールは、派遣会社の社員として働き続ける仕組みです。派遣先から声がかかれば別ですが、派遣先の社員になる道が用意されているわけではありません。
派遣先の社員になりたいなら、最初から直接雇用を前提にした紹介予定派遣のほうが近道です。私は紹介予定派遣から契約社員になり、3年後に正社員になりました。
ただし、紹介予定派遣でも直接雇用に進めるのは約2人に1人です。仕組みと注意点は、こちらの記事で説明しています。
紹介予定派遣とは?普通の派遣との違いを図解でわかりやすく解説


参考:未経験だった私がたどったルート
参考までに、事務が未経験だった私が、正社員になるまでにたどった道を紹介します。ミラエールは使っていませんが、未経験から事務を目指す人には、比べる材料になると思います。
| 時期 | 働き方 | 収入 |
|---|---|---|
| 保育士(1年) | 正社員 | 手取り15万円ほど |
| 登録型派遣 | 住宅ローン会社の事務 | 時給1,400円ほど |
| 紹介予定派遣 → 契約社員(3年) | 金融系の事務 | 総支給30万円ほど(残業30時間込み) |
| 正社員 | 同じ会社で登用 | 年収400万円 → 現在500万円ほど |
最初の派遣の時給は1,400円で、ミラエールの東京の月給例とほぼ同じ水準でした。差がついたのは、そのあと直接雇用に進めたかどうかです。
ミラエールを選ぶ場合も、数年後に次の働き方へ進む前提で考えておくと、給料の低さは問題になりにくくなります。
ミラエールはやばい?ミラエールの良い口コミ
悪い評判ばかりではありません。ミラエールを選んでよかったという声もあります。こちらも「エン カイシャの評判」からの引用です。
- 未経験から大手企業で働ける
- 研修やサポートが充実している
- 完全週休2日でワークライフバランスが良い
未経験から大手企業で働ける
事務の経験がなくても、事務職としてのキャリアを始められる点が評価されています。給料の面は割り切りが必要、という冷静な意見も添えられていました。
事務未経験かつ事務職へ転職したいよであれば入りやすく無期で長く働こうと思えば働けるので良いと思うが、賞与も少なく昇給の期待もあまり持てないので自分が主収入なのであれば厳しいと思う。
エン カイシャの評判
「入りやすさ」と「給料の低さ」は、セットで語られることが多いようです。
研修やサポートが充実している
パソコンのスキルに自信がない人にとって、就業前の研修は心強い仕組みです。
未経験の状態から事務職に就ける点は働きやすいと思う。
ビジネスマナーはもちろんExcelやWordの操作方法から上司への伝わりやすい報告の仕方等実務に関わる事が無料で学べるスクールが利用でき、実務経験がなくても不安なく事務職に就ける。
エン カイシャの評判
私は保育士を辞めたあと、自分でMOSの勉強をしてから派遣を始めました。研修を無料で受けられるのは、未経験の人には大きな利点だと思います。
完全週休2日でワークライフバランスが良い
残業が少なく、土日にしっかり休める点を評価する声もあります。
ワークライフバランスはとても良いです。どの配属先でもほぼ残業なし、有給休暇は自由に取れますが、配属先によっては1ヶ月前に有給休暇の申請をしなければならないところ等1箇所ありました。しかし他の配属先は自由に有給休暇を取らせてくれたのでほぼ大丈夫な気がします。
エン カイシャの評判
公式サイトでも、配属先の90%以上が土日休み、残業は月平均5時間未満と案内されています。働く時間の面では、口コミと公式の説明が一致しています。
ミラエールが向いている人・向いていない人
ここまでの内容をふまえて、ミラエールが向いている人と、向いていない人を整理します。
| 向いている人 | 向いていない人 | |
|---|---|---|
| 事務の経験 | 未経験で、これから始めたい | すでに経験があり、時給を上げたい |
| 重視すること | 収入が途切れないこと | 収入の高さ・職場を選べること |
| 住まい | 実家など、家賃を抑えられる | 一人暮らしで貯金もしたい |
| 将来の希望 | まず事務の実績を作りたい | 派遣先の正社員になりたい |
- 向いている人の特徴4選
- 向いていないのは収入と職場選びを優先したい人
- 迷ったら「何年働くか」を決めてから選ぶ
向いている人の特徴4選
ミラエールが向いている人の特徴は、次の4つです。
- 事務が未経験で、これから経験を積みたい
- 収入が途切れない安心を優先したい
- 実家暮らしなど、家賃を抑えられる
- 1〜2年働いて、事務の実績を作ってから次に進みたい
事務が未経験で、まず実務経験を作りたい人には、ミラエールは合っています。研修を受けられ、収入が途切れにくい状態で経験を積めるからです。
厚生労働省の資料によると、フリーターの期間が半年以内の女性は約6割が正社員になれていますが、3年を超えると約4割に下がります。アルバイトを続けるより、早く事務の経験を始めたほうが、あとの選択肢は広がります。
出典:厚生労働省「フリーターの現状に関する若者への周知・広報事業」リーフレット
向いていないのは収入と職場選びを優先したい人
すでに事務の経験があり、時給1,500円以上の仕事に就ける人は、登録型派遣のほうが収入は多くなります。職場を自分で選びたい人にも、ミラエールは向きません。
派遣先の正社員になりたい人も、遠回りになります。その場合は、最初から直接雇用を前提にした紹介予定派遣が選択肢になります。
迷ったら「何年働くか」を決めてから選ぶ
ミラエールを選ぶなら、「1〜2年働いて、事務の実績を作ってから次に進む」というように、期間を決めておくのがおすすめです。
期間を決めずに長く続けると、給料が上がりにくい点と、専門性を積みにくい点が、あとから効いてきます。
私は契約社員の期間を「修行期間」と割り切って働いていました。目的と期限があれば、給料が低い時期も次の働き方に向けた準備の期間になります。
ミラエールが「やばい」と感じたときの3つの選択肢
給料や配属の仕組みが合わないと感じたら、ほかの働き方も見てみましょう。ミラエールに決める前に比べておくと、入ってからの後悔を減らせます。
ここでは、3つの選択肢を紹介します。派遣会社への登録は無料なので、情報を集めるだけでも損はありません。
- 登録型派遣で自分の時給を確かめる
- 紹介予定派遣で直接雇用を目指す
- 両方に応募して条件を並べて決める
登録型派遣で自分の時給を確かめる
まず、登録型派遣に登録して、今の自分がいくらの時給で働けるのかを確かめてみましょう。時給1,420円を超える仕事が見つかるなら、収入の面では登録型のほうが有利です。
求人数が多い派遣会社のほうが、未経験でも応募できる事務の仕事を見つけやすくなります。
スマホで登録2分
ミラエールと同じスタッフサービスにも、登録型派遣があります。評判はこちらの記事にまとめています。


紹介予定派遣で直接雇用を目指す
派遣先の社員になりたいなら、紹介予定派遣が選択肢になります。最長6か月を派遣として働き、本人と会社の両方が合意すれば、直接雇用に進む仕組みです。
私もこの方法で、事務の正社員になりました。ただし、直接雇用は正社員とは限らないので、求人票の「直接雇用後の条件」欄を必ず確認しておきましょう。


両方に応募して条件を並べて決める
どれが合うかは、実際に条件を並べてみないとわかりません。ミラエールの選考を受けながら、登録型派遣の求人も見ておくと、比べて決められます。



派遣会社は一つに絞る必要はありません。
「まずは登録型で高時給の仕事を探してみて、どうしても見つからなければミラエールを検討する」順番だとリスクが少ないですよ。
ミラエールの選考に落ちたあと、登録型派遣で仕事を探すときの進め方は、こちらの記事にまとめています。
ミラエールに関するよくある質問
最後に、ミラエールについてよくある質問をまとめました。
ミラエールの配属先は断れませんか?
希望や適性はふまえてもらえますが、最終的には会社が配属先を決めます。登録型派遣のように、求人を自分で選ぶ形ではありません。
育児や介護など、勤務地や時間に事情がある場合は、選考の段階で伝えておきましょう。
ミラエールで3年働けば派遣先の正社員になれますか?
自動的に派遣先の正社員になれるわけではありません。派遣先から直接雇用の声がかかれば可能ですが、全員に声がかかるとは限りません。
ミラエールは無期雇用なので、同じ職場で働けるのは3年までという派遣のルールの対象外です。同じ派遣先で、ミラエールの社員のまま働き続けることもあります。
ミラエールのボーナスはいくらですか?
公式サイトには「賞与あり」と書かれていますが、金額は公表されていません。
口コミでは「1か月分」という声がありました。正確な条件は、選考会で確認しておきましょう。
ミラエールで副業はできますか?
副業の扱いは、会社の就業規則で決まります。記事を書いた時点では、公式サイトに副業についての説明は見当たりませんでした。
副業を考えている人は、応募する前に、選考会で確認しておくことをおすすめします。
ミラエールは応募すれば誰でも受かりますか?
選考があるので、全員が採用されるわけではありません。未経験の人を歓迎していますが、面談などで適性が見られます。
不採用だった場合も、登録型派遣や紹介予定派遣など、未経験から事務を目指す方法はほかにあります。
ミラエールを辞めたくなったらどうすればいいですか?
無期雇用なので、登録型派遣のように契約の満了で終わる形にはなりません。退職したいときは、会社に申し出て手続きをします。
派遣先が合わないだけなら、まず担当者に相談して、配属先の変更ができないかを確認してみましょう。
ミラエールと登録型派遣はどちらが稼げますか?
東京の場合、登録型派遣で時給1,420円前後より高い仕事に就けるなら、登録型派遣のほうが年収は多くなります。
事務系の平均時給は1,711円(2026年8月度・三大都市圏)ですが、未経験の人はもっと低い時給から始まることが多い点には注意が必要です。
まとめ|ミラエールは「何を優先するか」で評価が変わる
この記事では、ミラエールがやばいと言われる理由と、向いている人・向いていない人を整理してきました。最後に要点をまとめます。
やばいと言われるいちばんの理由は、給料です。東京の月給は21万円からで、事務系の平均時給(1,711円)で働く登録型派遣と比べると、年収で約55万円低くなります。
配属先を自分で選べないことや、仕事の難しさが給料に反映されにくいことも、不満の声につながっています。東京で一人暮らしをすると、毎月の余裕は5万円ほどです。
一方で、未経験から事務を始められ、収入が途切れにくいのは、ミラエールならではの強みです。未経験の人が登録型派遣で働いても、時給は1,400円台から始まることが多く、収入の差は小さくなります。
収入と職場選びを優先するなら登録型派遣、安定を優先するならミラエール、派遣先の社員になりたいなら紹介予定派遣。何を優先するかで、選ぶべき道は変わります。
今日できることは、登録型派遣の求人を見て、自分が応募できる事務の時給を確かめることです。その数字が1,420円より上か下かで、判断がしやすくなります。





