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「紹介予定派遣で正社員になれる」は嘘?厳しいと言われる実態とは

こんな人におすすめ!

  • 「正社員登用あり」の派遣求人をみるけど実際は嘘って本当?
  • 実は直接雇用する気はないんじゃないの?
  • だまされないようにするためにはどうしたらいいか教えてほしい

たしかに「正社員登用あり」と謳っていたのに直接雇用されなかった話を聞くと、「嘘をつかれた」「だまされた」と憤りを覚えますよね。

結論ですが、紹介予定派遣で「正社員登用あり」は嘘ではありません。

実際に私は派遣で働いていたとき、「正社員にならないか」と声をかけられたことがあります。

もちろん派遣として働いている期間、「だまされた」「言ってたことと違う」という思いはしませんでしたよ。

ただし、派遣から正社員になれる確率は低いので、確実に正社員を目指すなら「他の手段」を選ぶべきです。

すみ
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派遣(紹介予定派遣)➡︎契約社員➡︎正社員になったすみが解説します。

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【紹介予定派遣 嘘】「派遣で正社員登用は嘘」と言われる理由

「派遣で正社員登用は嘘」と言われる理由
  1. 正社員登用のハードルがあまりにも高いから
  2. 人が集まらないから「正社員登用あり」と嘘を言っているから
  3. 派遣先は中小企業が多いから
  4. ほとんどが契約社員雇用だから

 

正社員登用のハードルがあまりにも高いから

紹介予定派遣は「直接雇用」を前提として制度です。

しかし必要な人材と判断されなければ、企業側は「今回の直接雇用はなし」とすることができます。

上記の理由もあって、企業が悪知恵を働かせているとウワサされています。

すみ
すみ

しかし私の実体験として、紹介予定派遣で働いたことがありますが、そのような話を聞いたことはありませんでした。

 

人が集まらないから「正社員登用あり」と嘘を言っているから

「求人を集めるためのニンジン(エサ)として紹介予定派遣を利用している」

と言われうわさされています。

具体的な悪条件は、

  • 駅から遠い
  • 時給が低い

などです。

しかし、条件が悪いから紹介予定案件で釣ろうとしても…

そもそも悪条件の求人なのに直雇用されたいと思わないのが普通ではないでしょうか。

すみ
すみ

私の経験を通しても、釣り求人のための紹介予定派遣求人はみたことがありません。

ですので、「人が集まらないから釣り求人のエサにしている」うわさは、根拠のない話だと私は判断しています。

 

派遣先は中小企業が多いから

採用にお金をかけられないから紹介予定派遣を使いたい

正社員採用では募集が少ないから紹介予定派遣で求人を集めている

などの意見を紹介予定派遣では耳にします。

すみ
すみ

しかし私自身、求人を検索した際は、正社員転職では採用されないような大手企業の派遣求人を多く目にしました。

実際に厚生労働省の調査でも規模の大きい企業ほど紹介予定派遣を利用しています。

事 業 所 規 模紹介予定派遣を利用したことがある利用したことはない(制度は知っている)利用したことはない(制度を知らない)
1,000人以上31.058.310.7
300~999人20.855.922.7
100~299人15.251.532.0
30~ 99人10.741.945.3
5~ 29人6.235.755.2
参考▶︎厚生労働省「令和4年派遣労働者実態調査の概況」
すみ
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表からわかるように1,000人以上の事業所規模の方が紹介予定派遣を利用しています。

 

ほとんどが契約社員雇用だから

たしかに契約社員求人は多いというのは、事実としてあります。

しかし、同じくらい正社員前提の雇用案件もありますよ。

紹介予定派遣(正社員登用前提)求人を「」でリサーチしてみたところ、以下の件数がヒットしました。

803件がヒットしました。

スタッフサービスの紹介予定派遣求人数(正社員前提)

スタッフサービス

ほとんどの求人が契約社員というのは、疑問です。

スタッフサービスの紹介予定派遣求人数

スタッフサービスの場合、紹介予定派遣全体は9,186件なので、約1割は紹介予定派遣(正社員登用前提)の計算です。

また別の求人サイト「はたらこねっと」では3,273件の紹介予定派遣求人のうち、2,219件が「正社員への紹介予定のみ」でした。

はたらこねっと(正社員への紹介予定派遣のみ)

はたらこねっと

はたらこねっと(紹介予定派遣後の雇用形態すべて)
すみ
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派遣会社によって件数は異なりますが、契約社員登用ばかりではないですよ!

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【紹介予定派遣 嘘】派遣(紹介予定派遣)で正社員になれるは嘘なの?

結論は、嘘ではないです。

なぜなら、実際に派遣で働いているとき、「正社員にならないか」と企業側から声をかけてもらった経験があるからです。

すみ
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その時はせっかくいただいた提案でしたが、正社員になりませんでした。(正社員になるつもりで働いていなかったので)

その後、私は紹介予定派遣制度を使って派遣で働き、正社員になりました。

ですので、派遣(紹介予定派遣)から正社員になれる求人はあります。

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【紹介予定派遣 嘘】本当は直接雇用する気はない?【企業側の心理】

企業は紹介予定派遣制度を利用し、働きぶりをみた上で採用を決めたいと考えています。

その方が人件費も時間も節約できるからです。

企業は下記のプロセスで採用者を決定していきます。

  1. 採用計画
  2. 求人募集
  3. 説明会・セミナーの実施
  4. 面接・選考
  5. 内定
  6. 内定後のフォロー

ここまで準備するのに膨大な時間と人件費を要しています。

正社員1人あたりの平均採用コストは93.6万円かかると言われています。

参考▶︎「就職白書2020」就職未来研究所

すみ
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上記の時間、人件費を節約できるなら「紹介予定派遣」を選択する企業も多そうですよね。

【紹介予定派遣 嘘】紹介予定派遣から正社員になれる確率

紹介予定派遣から正社員になれる確率は約32%でした。

この結果は、この結果は「令和3年度 労働者派遣事業報告書の集計結果|厚生労働省」と「独立行政法人労働政策機構」の資料を参考にして算出したものです。

  • 紹介予定派遣により労働者派遣された労働者数:22,251人
  • 紹介予定派遣で職業紹介を経て直接雇用に結びついた労働者数:12,630人

令和3年度 労働者派遣事業報告書の集計結果|厚生労働省より
22,151➗12,630✖︎100=56.78%

独立行政法人労働政策機構」の資料によると、紹介予定派遣から正社員になれた人は約57%
この数字をもとにすると、

正社員になれる確率=直接雇用されたパーセンテージ×紹介予定派遣から正社員になれたパーセンテージ

56.78%×57%=32.36%

紹介予定派遣から正社員になれる確率は32.36%

この2つの資料から推定した数字が約32%です。

 

【紹介予定派遣 嘘】「正社員登用」の言葉にだまされないためのポイント

「正社員登用」の言葉にだまされないためのポイント
  1. 直接質問する(会社入社前)
  2. 正社員登用の実績を確認する(会社入社後)

 

直接質問する(会社入社前)

派遣として働く前に疑問に思っていることを明確に質問しましょう。

特に好条件で長期間掲載されている求人には注意してください。

求人内容が良いほど、みんな狙うからです。(競争率が高い)

すみ
すみ

好条件の求人ほど、疑う気持ちで確認しておいた方がいいですよ。

ポイント
  • 質問する時は、「長く勤めたいと思っているので」と、働きたい気持ちを全面にアピール
  • すると、採用担当者は不快な思いをせず話を聞いてくれます。

 

正社員登用の実績を確認する(会社入社後)

入社後、仕事に慣れてきたら正社員登用の実績があるのか確認しましょう。

話せるようになった先輩や上司、同僚などからそれとなく聞くのです。

これまでに正社員登用の実績があるなら、今回も登用される可能性は十分あります。

逆に「実績なし」でも悲観することはありません。

そもそも紹介予定派遣制度は、制度発足してから19年(2004年から)と歴史の浅い制度です。

ですから、紹介予定派遣は、1つの採用手段として今後も増えていきます。

すみ
すみ

もしかしたら、あなたが紹介予定派遣から正社員第1号になる可能性だってありますよ。

【紹介予定派遣 嘘】派遣から正社員登用される2つのルート

正社員になれる確率メリットデメリット
紹介予定派遣約32%事前に職場の状況を知れる一般派遣より選考が厳しい
派遣からの「引き抜き」約20%「仕事先から認められている」という安心感、やりやすさ紹介予定派遣より正社員登用される可能性は低い

 

直雇用前提の紹介予定派遣

最初から将来は社員として直雇用しようとしている紹介予定派遣です。

先述しましたが、紹介予定派遣から正社員になれる確率は、約32%です。

メリットは事前に職場の状況を知れることです。

デメリットは、一般派遣より選考が厳しいことです。

派遣社員で働いている中での「引き抜き」

派遣から正社員になった割合は約20%です。

メリットは、「仕事先から認められている」という安心感、やりやすさです。

引き抜きに合うのは、「良い人材だから、もっとウチでいてほしい」と思われています。

ですので、派遣側のあなたが働きやすいと思えるなら、お互いマッチして働けますよね。

一方デメリットは、なれる確率は紹介予定派遣より低いことです。

そもそも派遣に求められているのは、

「企業の人手不足などを理由に高い派遣料を支払ってでも人材を補いたい」

というのが最も多い目的です。

ですので、社員として雇うため雇用しているわけではないのです。

【紹介予定派遣 嘘】よくある質問

 

①紹介予定派遣で正社員になる確率を上げる良い方法はありますか?

紹介予定派遣で正社員になる確率を上げるポイント
  • 勤務はなるべき休まず皆勤を目指す
  • 派遣で働いている中、周囲と関係構築を図る
  • 面接で明確に正社員になりたいことを伝える
  • 紹介予定派遣につよい派遣会社を選ぶ

紹介予定派遣につよいおすすめの派遣会社」は下記の記事で詳しく解説しています。

 

②紹介予定派遣の直雇用を断られました。これは釣り求人だったのでしょうか?

紹介予定案件で直接雇用を断られた場合は、「どこが悪かったのか」具体的に質問しましょう。

具体的な業務内容を例に出して、細かい部分まで聞くことで、何が悪かったのか確認できます。

仮に釣り求人だったなら、ボロが出るはずです。

  • これまで紹介予定派遣で直接雇用になった人の有無
  • 直接雇用後の雇用契約は正社員なのか
  • 派遣先で派遣社員はどれくらいいるのか

上記のことを派遣会社に担当者に確認します。

派遣会社でもわからないことがあれば、派遣先企業に確認をすべきです。

すみ
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人は嘘をついていると、いつかボロを出しますよ。

ですので、しっかり質問することは重要です。

 

③紹介予定派遣で正社員になれなかった理由で多いのはなんですか?

紹介予定派遣で正社員になれなかった理由
  • やる気を感じない
  • 会社の雰囲気や環境になじめない
  • 派遣先の求めるスキルがない
  • 社風に合わないと判断された

上記の理由が多いです。

すみ
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会社との相性はやってみないとわかりませんよね。

だからこそ紹介予定派遣で一旦はたらいてみて、温度感をみれるのはメリットですよ。

 

④40代から紹介予定派遣で正社員になれますか?

結論、紹介予定派遣でなることは可能です。

しかし紹介予定派遣の求人数は、20代の求人数より減少します。

求人数が少なくなる分、求人倍率も高まります。

とはいえ、40代でも十分なスキルがあれば紹介予定派遣から正社員になることは可能です。

すみ
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もし40代で紹介予定派遣にチャレンジしたい方は、「狭き門」になることは覚悟しておいてください。

 

⑤契約社員の場合の「正社員登用あり」は嘘が多いは本当ですか?

すべて嘘ではありません。

ただし、求人数に「正社員登用あり」と書かれていても、正社員登用した実績のない企業も存在します。

ほぼ達成不可能なのに、正社員登用をエサにして、一生懸命はたらかせる企業も0ではありません。

もし、「正社員登用あり」で求人さがししている方は、下記のことをチェックすべきです。

  • 過去の正社員登用の実績
  • もし、調べてもわからない場合は、派遣担当者に質問してみる
  • それでもわからない場合は、派遣先企業に直接質問してみる

「質問するなんて、相手を不快にしないか心配」

などと考える必要はありません。

ブラック企業で働く羽目にならないためにも、しっかり質問すべきですよ!

すみ
すみ

あなたの貴重な人生の時間を費やすのですから、「働いている時間を無駄にしない」ためにも勇気を出してくださいね。

 

【紹介予定派遣 嘘】まとめ

「派遣で正社員登用は嘘」と言われる理由は?

「派遣で正社員登用は嘘」と言われる理由
  1. 正社員登用のハードルがあまりにも高いから
  2. 人が集まらないから「正社員登用あり」と嘘を言っているから
  3. 派遣先は中小企業が多いから
  4. ほとんどが契約社員雇用だから

 

派遣(紹介予定派遣)で正社員になれるは嘘なの?

結論は、嘘ではないです。

理由は、実際に派遣で働いているとき、「正社員にならないか」と企業側から声をかけてもらった経験があるからです。

 

紹介予定派遣から正社員になれる確率は?

紹介予定派遣から正社員になれる確率は約32%でした。

 

「正社員登用」の言葉にだまされないためのポイントは?

「正社員登用」の言葉にだまされないためのポイント
  1. 直接質問する(会社入社前)
  2. 正社員登用の実績を確認する(会社入社後)

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