紹介予定派遣で働いてみたものの、直接雇用の話を断りたいと悩んでいませんか。お世話になった担当者や職場の方のことを思うと、なかなか言い出しにくいですよね。
実は、紹介予定派遣の直接雇用は断ることができ、働いた人の3人に1人は自分から辞退しています。この記事では、断るタイミングと気まずくならない伝え方、断ったあとの過ごし方までを、そのまま使える例文とあわせて紹介します。
- 直接雇用は、本人と会社の両方が合意して初めて成立するため、断ってよい
- 伝える相手は派遣会社の担当者で、迷った時点で早めに相談するのがよい
- 断ったあとも、派遣期間の終わりまではこれまでどおり働く
- 電話での言い方とメールの例文は「断り方・辞退の例文」で紹介

紹介予定派遣を利用して正社員になったすみが解説します。
紹介予定派遣は断れる?辞退の基本ルール
まずは、紹介予定派遣の直接雇用をそもそも断ってよいのかを確認していきましょう。結論からお伝えすると、断ることは制度のうえで認められています。
ここでは、次の3つのポイントに沿って整理します。
- 直接雇用は本人と会社の両方の合意が条件なので、断れる
- 辞退しても、違約金や罰則はない
- 3人に1人は、自分から辞退している
断ることに後ろめたさを感じている方は、参考にしてみてください。
直接雇用は「双方の合意」が条件なので断れる
紹介予定派遣の直接雇用は、本人と派遣先の両方が「この条件で進めたい」と合意して、初めて成立します。会社から「ぜひ来てほしい」と言われても、あなたが希望しなければ話は進みません。
会社があなたを選ぶのと同じように、あなたにも会社を選ぶ権利があります。派遣期間は、あなたが職場を見極めるための時間でもあります。
断ることは約束違反にはあたらず、制度がもともと想定している選択肢のひとつです。
辞退しても違約金などのペナルティはない
辞退しても、違約金を請求されたり、罰則を受けたりすることはありません。辞退を理由に登録を取り消すような決まりも、設けられていないのが一般的です。
気をつけたいのは、担当者からの引き止めです。派遣会社は直接雇用が成立すると派遣先から紹介手数料を受け取るため、理由を詳しく聞かれたり、もう一度考えるよう勧められたりする場合があります。
それでも、最後に決めるのはあなた自身です。引き止められたときの返し方は、後半の「断り方のポイント」で紹介します。
3人に1人は自分から辞退している

エン株式会社の調査(2026年8月発表)によると、紹介予定派遣で働いた人のうち、自分から直接雇用を辞退した人は33%でした。企業から見送られた人は8%なので、自分から断る人のほうが約4倍多い計算になります。
厚生労働省の集計(令和6年度)でも、派遣された25,535人のうち、直接雇用に結びついたのは13,881人(約54.4%)です。半数近くは、直接雇用に進んでいません。
「断るのは自分だけではないか」と不安に感じていた方も、辞退が珍しい選択ではないとわかるのではないでしょうか。
参考:厚生労働省「労働者派遣事業の令和6年度事業報告の集計結果」/エン株式会社「『紹介予定派遣』に関する意識調査」(2026年8月発表)
紹介予定派遣を辞退する人が多い5つの理由
辞退する人が多い背景には、どのような理由があるのでしょうか。当サイトが20代の紹介予定派遣経験者29人に行ったアンケート(複数回答)では、次のような不安が挙がりました。
| 不安に感じたこと | 割合 |
|---|---|
| 契約期間が短く、時間切れになるリスク | 72.4% |
| 正社員になれない不安 | 58.6% |
| 評価され続けるプレッシャー | 44.8% |
| 待遇・給与への不満 | 34.5% |
| 求人数や選択肢の少なさ | 10.3% |
【調査概要】
- 調査方法:クラウドソーシングサービスによるWebアンケート
- 調査対象:20代で紹介予定派遣を経験した男女
- 回答数:29件
- 調査形式:記述式+選択式
- 調査期間:2025年7月
回答数が少ないため参考値ですが、ここから見えてくる主な理由は、次の5つです。
- 提示された雇用形態が契約社員だった:直接雇用には契約社員やパートも含まれます。当サイトが調べた求人票100件のうち、23件は「直接雇用後は契約社員」でした
- 派遣のときより待遇が下がる:給料に固定残業代が含まれたり、ボーナスが出なかったりして、年収が下がる場合があります
- 評価され続けるプレッシャーがきつい:派遣期間は、会社に見極められる期間でもあります
- 妥協して選んだ職場が合わなかった:求人が少なく、「ここでいいか」と選んだ結果、合わないと感じるケースです
- 6か月では判断しきれなかった:仕事を覚えるだけで数か月かかり、決めきれないまま期限を迎えます
私自身も、派遣期間の終わりに提示されたのは、正社員ではなく契約社員でした。総支給は30万円ほどでしたが、残業30時間込みの金額で、ボーナスは寸志です。
「思っていた条件と違う」と感じて辞退する人がいるのは、自然なことだと思います。実際に辞退した方からは、次のような声が寄せられました。
正社員の道はこちらの方からお断りしました。その理由は、働いていた際に気になっていることが改善されなかったからです。
(28歳女性/当サイトのアンケートより)
働いてみて気になる点があり、それが変わらなかったために辞退したケースです。入社する前に見極めて引き返せるのは、働いてから決められる紹介予定派遣だからこそといえます。

辞退を伝えるタイミングと流れ
続いて、辞退をいつ、どのような順番で伝えればよいのかを見ていきましょう。結論からお伝えすると、迷った時点で早めに派遣会社の担当者へ相談するのがいちばんです。
伝えるのが遅くなるほど、派遣先も派遣会社も次の準備がしにくくなり、気まずさが増していきます。辞退までの流れは、次の3ステップです。

迷った時点で派遣会社の担当者に相談する
「合わないかもしれない」と感じたら、決めきれていなくても担当者に相談しましょう。早く伝えるほど、担当者は派遣先との調整や次の求人探しに動きやすくなります。
「お世話になっているのに申し訳ない」と思う方ほど、言い出すのが遅くなりがちです。しかし、お世話になっているからこそ、早めに伝えるほうが親切といえます。
意思確認の面談で正式に辞退を伝える
派遣期間が終わる1か月ほど前になると、派遣会社から直接雇用についての意思確認があります。辞退を決めている場合は、この場で正式に伝えます。
派遣先の上司に自分から伝える必要はなく、担当者が代わりに連絡してくれます。また、条件の提示を受けてから断ることも可能です。
派遣契約の期間が終わるまでは働く
直接雇用を断ることと、派遣の仕事を途中で辞めることは別の話です。辞退したあとも、派遣契約の期間が終わるまでは働くのが原則となります。
派遣契約は期間を決めた契約なので、やむを得ない理由がなければ途中で辞めることはできません。体調を崩したなどの事情がある場合は、まず担当者に相談しましょう。
どの段階でも、連絡する相手は派遣会社の担当者だと覚えておきましょう。
一度「受けます」と伝えたあとでも断れる
口頭で「受けます」と伝えたあとに、気持ちが変わることもあるでしょう。直接雇用の契約書を交わす前であれば、辞退することは可能です。
ただし、派遣先はすでに受け入れの準備を始めています。気持ちが変わった時点で、その日のうちに派遣会社の担当者へ連絡しましょう。
契約書を交わしたあとでも、入社前の辞退は法律上できるとされています。とはいえ、派遣先と派遣会社の両方に大きな負担をかけるため、迷いがあるうちは「受けます」と答えず、返事を待ってもらうのが安全です。
気まずくならない断り方|5つのポイント
辞退そのものに問題はなくても、伝え方によってその後の気まずさは大きく変わります。ここでは、派遣先とも派遣会社とも関係を悪くせずに断るための方法を紹介します。
押さえておきたいポイントは、次の5つです。
- 派遣先ではなく、派遣会社の担当者に伝える
- 最初に感謝を伝える
- 理由は具体的に、自分の希望として伝える
- 嘘の理由は使わない
- 引き止められたら、結論は変わらないと伝える
言い出しにくいと感じている方は、できそうなものから取り入れてみましょう。
1. 派遣先ではなく派遣会社の担当者に伝える
辞退の連絡は、派遣会社の担当者にします。職場で先に話すと、話が人づてに伝わってこじれるからです。
そのため、伝える順番を守るだけで、気まずさはかなり減ります。伝える際は、以下のポイントをおさえましょう。
- 連絡は電話が基本
- 同じ内容をメールでも送ると、記録が残って安心
- 切り出しは「直接雇用の件で、ご相談したいことがあります」
2. 最初に感謝を伝える
辞退の話に入る前に、まずお礼を伝えます。仕事を紹介してもらったことや、就業中に相談に乗ってもらったことなど、具体的な内容に触れると気持ちが伝わります。
たとえば、以下のような一言です。
- 「お忙しい中、お仕事をご紹介いただきありがとうございました」
- 「私の希望に合う求人を探してくださり、感謝しております」
先に感謝を伝えておくと、そのあとの辞退の話も受け止めてもらいやすくなります。
3. 理由は具体的に自分の希望として伝える
理由があいまいなままだと、担当者は次にどんな求人を紹介すればよいか判断できません。「何が合わなかったのか」を、ひとつ具体的に伝えましょう。
コツは、「会社が悪い」ではなく「自分の希望と違った」という言い方にすることです。言い換えの例を、以下の表にまとめました。
| 避けたい言い方 | 角が立ちにくい言い方 |
|---|---|
| 通勤が遠すぎる | 通勤時間が、思っていたより長かった |
| 契約社員なんて聞いていない | 提示された雇用形態が、希望と違っていた |
| 仕事がつまらない | 別の職種に挑戦したい気持ちが強くなった |
4. 嘘の理由は使わない
「親が病気になった」など、事実でない理由を使うのは避けたほうが無難です。あとで話が合わなくなると、担当者からの信頼を失ってしまいます。
人間関係が理由のときも、特定の人への不満をそのまま伝える必要はありません。「職場の雰囲気が自分には合わなかった」と伝えれば、十分に伝わります。
心や体の調子を崩している場合は、取りつくろわずにそのまま伝えて、早めに休みましょう。
5. 引き止められたら結論は変わらないと伝える
辞退を伝えると、「もう少し考えてみませんか」「条件を交渉してみますよ」と引き止められることがあります。担当者も仕事として確認しているので、悪気があるわけではありません。
気持ちが決まっているなら、理由を長く説明し直すよりも、結論が変わらないことを落ち着いて伝えましょう。以下のような言い方が使えます。
- 「お気持ちはありがたいのですが、よく考えたうえでの結論です」
- 「条件の問題ではなく、仕事内容が自分の希望と違うと感じています」
- 「派遣期間の終わりまでは、責任を持って働きます」
一方で、条件しだいで気持ちが変わりそうなときは、具体的な条件を聞いてから判断しても遅くはないでしょう。
【コピペOK】気まずくならない!紹介予定派遣の断り方・辞退の例文
ここからは、そのまま使える言い方と例文を紹介します。辞退の連絡は電話が基本なので、まず電話での言い方を、続けてメールの文面を3つ取り上げます。
どれも「感謝・理由・今後の希望」の順番で組み立てています。〇〇の部分を、ご自身の状況に合わせて書き換えて使ってみましょう。
電話で伝えるときの言い方
電話では、話す順番を先に決めておくと、緊張していても落ち着いて伝えられます。以下の流れを手元に置いて話すのがおすすめです。
お世話になっております。〇〇(自分の名前)です。今、少しお時間よろしいでしょうか。
直接雇用の件で、ご相談があります。
大変ありがたいお話なのですが、よく考えた結果、今回は辞退させていただきたいと考えています。
理由は、〇〇(例:ご提示いただいた雇用形態が、希望と違っていたため)です。
派遣期間の終わりまでは、これまでどおり責任を持って働きます。
今後も、〇〇のようなお仕事があればご紹介いただけるとうれしいです。
担当者が不在のときは、「直接雇用の件でご相談があります」とメールを入れてから、あらためて電話をかけるとよいでしょう。
例文1. 仕事内容や社風が合わなかった場合
「仕事内容が思っていたものと違う」「職場の雰囲気が合わない」と感じたときに使えるメールの文面です。
いつも大変お世話になっております。〇〇(自分の名前)です。
この度は、〇〇株式会社様の直接雇用のお話をいただき、誠にありがとうございます。
大変ありがたいお話で恐縮なのですが、実際に派遣として就業させていただく中で、自身のスキル不足を痛感する場面が多く、求められる役割に応えていくのは難しいと判断いたしました。
また、今後はより〇〇(例:サポート業務、別の職種など)に特化したお仕事にチャレンジしたいという思いも強くなり、誠に勝手ながら、今回の直接雇用は辞退させていただきたく存じます。
貴重な機会をいただきながら、このようなお返事となり大変申し訳ございません。
勝手を申しますが、引き続き派遣での就業を希望しておりますので、今後ともお仕事をご紹介いただけますと幸いです。よろしくお願い申し上げます。
派遣先を責めずに、自分の適性や希望を理由にしているのがポイントです。最後に今後の希望を添えておくと、次の紹介にもつながりやすくなります。
例文2. 他社で仕事が決まった場合
並行して進めていた別の仕事が決まったときの文面です。
いつも大変お世話になっております。〇〇(自分の名前)です。
〇〇株式会社様の直接雇用の件につきまして、せっかくのお話をいただきながら大変恐縮ですが、今回は辞退させていただきたくご連絡いたしました。
実は、並行して進めておりました別のお仕事でご縁があり、そちらへ進む決意をいたしました。
就業期間中は、担当の〇〇様(派遣会社の担当者名)に手厚くサポートいただき、本当に感謝しております。今回はこのような形となり大変申し訳ございませんが、またご縁がありました際には、何卒よろしくお願い申し上げます。
他社で決まった場合は、正直にそのまま伝えて問題ありません。決まった時点で早めに連絡しておくと、派遣会社も次の調整がしやすくなります。
例文3. 提示された雇用形態が希望と違った場合
正社員を希望していたのに、契約社員を提示されたときの文面です。
いつも大変お世話になっております。〇〇(自分の名前)です。
このたびは、〇〇株式会社様より直接雇用のお話をいただき、誠にありがとうございます。
ご提示いただいた条件を拝見し、慎重に検討いたしました。私は正社員としての就業を希望しており、今回ご提示いただいた雇用形態では希望と異なるため、誠に勝手ながら辞退させていただきたく存じます。
就業期間中は、〇〇様(派遣会社の担当者名)に丁寧にサポートいただき、心より感謝しております。
引き続き、正社員を前提としたお仕事がございましたら、ご紹介いただけますと幸いです。
辞退を決める前に、正社員登用の実績を担当者に確認してもらう方法もあります。判断のしかたは、後半の「迷ったときの判断基準」で紹介します。
断りづらいときは別の派遣会社も使う
例文を使っても今の担当者には言い出しにくい、断ったあとに求人の紹介が減った、という場合もあるでしょう。そのようなときは、別の派遣会社もあわせて使うのがおすすめです。
派遣会社は1社に絞る必要がなく、複数の会社に登録しておくと選べる求人が増えます。
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断ったあと派遣期間が終わるまでの過ごし方
辞退を伝えたあと、多くの方が気にするのが「残りの期間を職場でどう過ごせばよいか」という点です。気まずさを感じやすい時期ですが、やることは多くありません。
ここでは、次の3つに分けて紹介します。
- 派遣先には、自分から説明しなくてよい
- 仕事は、これまでどおり続ける
- 最終日は、お礼を伝えて終える
残りの期間が不安な方は、参考にしてみましょう。
1. 派遣先には自分から説明しなくてよい
辞退の連絡は、派遣会社の担当者から派遣先へ伝えられます。職場の上司や同僚に、自分から理由を説明して回る必要はありません。
上司から直接たずねられたときは、「派遣会社を通してお伝えしたとおりです。これまでお世話になり、ありがとうございます」と答えれば十分です。
理由を細かく話すほど、話がこじれやすくなります。職場では、お礼だけを伝えると決めておくと、気持ちが楽になるでしょう。
2. 仕事はこれまでどおり続ける
辞退を決めると、仕事への気持ちが切れそうになるかもしれません。それでも、最終日までこれまでどおりに働くことが、気まずさを減らすいちばんの方法です。
余裕があれば、自分が担当していた作業を簡単なメモにまとめておきましょう。まとめておきたい内容は、以下の3つです。
- 担当している作業の手順
- よく使うファイルや資料の場所
- 途中になっている仕事の状況
次に入る方への引き継ぎになり、職場からの印象も良くなります。
3. 最終日はお礼を伝えて終える
最終日は、お世話になった方へお礼を伝えて終えます。菓子折りなどを用意しなくても、言葉だけで気持ちは伝わります。
「短い間でしたが、いろいろ教えていただきありがとうございました」と一言添えるだけで、お互いに気持ちよく区切りをつけられます。
辞退したあとも、同じ派遣会社から別の仕事を紹介してもらう場面があります。終わり方を丁寧にしておくと、次の紹介にもつながりやすくなります。
紹介予定派遣を断る前に知っておきたい3つのこと
辞退すること自体に問題はなくても、断ったあとの動き方は考えておく必要があります。収入が途切れないようにするためにも、次の3つを知っておきましょう。
- 次の仕事探しは、辞退を決めた時点で始める
- 同じ派遣会社からの紹介が減ることがある
- 働いた数か月は、次の応募で経験として書ける
これから辞退を伝える方は、先に確認しておくと安心です。
1. 次の仕事探しは辞退を決めた時点で始める
辞退を決めたら、派遣期間が終わるのを待たずに次の仕事探しを始めましょう。働きながら探すのは大変ですが、無職の期間をつくらないことが、いちばんの安心につながります。
紹介予定派遣で働いている最中に転職活動をしても、問題はありません。「辞めてから探す」より「探してから辞める」ほうが、気持ちにも余裕が持てます。
次も紹介予定派遣を使う場合は、求人票の「直接雇用後の条件」欄を、応募する前に確認しておくことが大切です。
2. 同じ派遣会社からの紹介が減ることがある
辞退したあと、同じ派遣会社からの紹介が減ったと感じる人もいます。ペナルティではないものの、担当者によって対応が変わるのが実情です。
一方で、最初から「合わなければ辞退する可能性がある」と伝えていた場合や、理由をきちんと説明できた場合は、次の求人も紹介してもらいやすくなります。
対応がいまひとつだと感じたときは、ほかの派遣会社を使う方法もあります。紹介予定派遣の求人が多い会社を、以下の表にまとめました。
| 派遣会社 | 総合満足度 | 紹介予定派遣 (2025年7月28日現在) | 営業マン対応・サポート力 | 福利厚生 | スキルアップ | HP |
![]() スタッフサービス | 5.0 | 10,517件 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 【無料】公式HPへ |
![]() パーソルテンプスタッフ | 4.8 | 5,396件 | 4.5 | 5.0 | 5.0 | 【無料】公式HPへ |
![]() ウィルオブ・ワークス | 4.5 | 5,715件 | 4.5 | 5.0 | 4.0 | 【無料】公式HPへ |
![]() アデコ | 4.3 | 2,713件 | 4.0 | 4.5 | 4.5 | 【無料】公式HPへ |
パソナ | 4.3 | 2,616件 | 5.0 | 4.0 | 4.0 | 【無料】公式HPへ |
3. 働いた数か月は次の応募で経験として書ける
「この数か月が無駄になった」と感じる方もいるかもしれません。しかし、派遣で働いた期間は、職務経歴として次の応募に書けます。
私も、派遣で事務を経験していたことが、その後の紹介予定派遣につながりました。合わない職場だったとしても、そこで身につけた実務経験は残ります。
辞退は失敗ではなく、合わない環境から離れるという前向きな判断です。
断るか受けるか迷ったときの判断基準
「断りたい気持ちもあるけれど、決めきれない」という方もいるでしょう。特に、提示された雇用形態が契約社員だったときは迷いやすいところです。
判断するときに見ておきたいのは、次の3点です。
- 年収を、今の派遣と比べる
- 正社員登用の実績があるかを聞く
- 登用の実績がある会社なら、契約社員も正社員への入り口になる
私自身の体験もあわせて紹介しますので、判断の材料にしてみましょう。

1. 年収を今の派遣と比べる
月給だけを見ると上がったように見えても、年収では下がっていることがあります。提示された条件は年収に直して、今の派遣の年収と比べてみましょう。
比べる際に確認したいのは、以下の3点です。
- ボーナスはあるか
- 給料に固定残業代が含まれていないか
- 交通費は別に出るか
年収が下がり、正社員になる道もない場合は、断ったほうがよいでしょう。
2. 正社員登用の実績があるかを聞く
厚生労働省の労働経済動向調査(令和6年2月)では、正社員登用制度がある事業所は76%でしたが、過去1年に実際に登用した事業所は50%でした。制度があることと、使われていることは別だとわかります。
契約社員を提示された場合は、この「実績」があるかどうかが分かれ目になります。担当者を通して、「過去に何人が正社員になりましたか」と確認してもらいましょう。
実績がある会社なら、契約社員は正社員への入り口になります。
3. 私は契約社員の提示を受けて3年後に正社員になった
私自身は、紹介予定派遣で契約社員を提示され、辞退せずに受けました。派遣ではなく、その会社の社員として働ける安心感のほうが大きかったからです。
すみ契約社員になったあと、人事の方から「ウチは正社員登用制度があるから、条件を満たしたら絶対受けてね。期待してるから」と声をかけてもらいました。
その後、社内選考には2年目で落ち、3年目で合格して正社員になりました。受けてよかったと思えるのは、登用の実績がある会社だったからです。
ただし、私は直接雇用後の条件を確かめないまま応募していました。本来は、応募する前に求人票で確認しておくべき点だったと反省しています。
契約社員になってはいけない?やばいと言われる8つの理由【体験談】


通常の派遣で、紹介された仕事や契約の更新を断る場合は、こちらの記事に例文をまとめています。
紹介予定派遣を断る・辞退するときのよくある質問
ここでは、紹介予定派遣の辞退についてよくある質問に答えます。
- 紹介予定派遣を断ったら、同じ派遣会社は使えなくなりますか?
-
使えなくなることはありません。ただし、担当者によっては紹介が減ったと感じる場合があるため、別の派遣会社にも登録しておくと安心です。
- 派遣先の上司に、直接断ってもいいですか?
-
先に伝える相手は、派遣会社の担当者にしましょう。派遣先への連絡は担当者が代わりにしてくれるので、派遣先の方には最終日にお礼を伝えれば十分です。
- 直接雇用の条件を聞いてから、断ることはできますか?
-
できます。雇用形態や給料を見て、希望と違えば辞退してかまいません。納得できない点がある場合は、辞退の前に担当者を通して確認や交渉を頼むことも可能です。
- 派遣期間の途中で辞めることはできますか?
-
直接雇用の辞退とは別の話になります。派遣契約は期間が決まっているため、原則として満了まで働きます。体調を崩したなどの事情があるときは、まず担当者に相談しましょう。
- 辞退の連絡は、電話とメールのどちらがいいですか?
-
基本は電話です。そのうえで同じ内容をメールでも送っておくと、記録が残ります。担当者が不在のときは、先にメールを送ってから、あらためて電話するとよいでしょう。
- 担当者が、思うように動いてくれません。どうすればいいですか?
-
まずは派遣会社に、担当者の変更を相談してみましょう。それでも変わらないときは、ほかの派遣会社を使う方法があります。登録する会社の数に決まりはありません。
- 紹介予定派遣で直接雇用になる人は、どれくらいいますか?
-
厚生労働省の集計(令和6年度)では約54%です。直接雇用には契約社員なども含まれ、エン株式会社の調査(2026年8月発表)では、正社員として直接雇用された人は29%でした。
まとめ|紹介予定派遣は断れるので早めに担当者へ伝えよう
この記事では、紹介予定派遣を断るタイミングと伝え方、断ったあとの過ごし方を紹介してきました。要点は次のとおりです。
- 直接雇用は断ることができ、ペナルティもない
- 伝える相手は派遣会社の担当者で、迷った時点で早めに相談する
- 感謝を先に伝え、理由は「自分の希望と違った」という形で話す
- 引き止められたら、結論は変わらないと落ち着いて伝える
- 断ったあとも、派遣期間の終わりまではこれまでどおり働く
- 契約社員を提示されて迷ったら、年収と正社員登用の実績を確かめる
断ることは、お世話になった方への裏切りではなく、自分に合う働き方を選ぶための正当な判断です。今日できることは、派遣会社の担当者に「少し相談したいことがあります」と連絡を入れることです。
辞退するかどうかは、担当者と話してから決めても遅くはないでしょう。
紹介予定派遣とは?普通の派遣との違いを図解でわかりやすく解説











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